なつかしくて新しい生き方へ。ふるさと回帰フェア2006
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14日(土)
記念講演
「平成の大疎開」
 菅原文太(俳優・NPOふるさと回帰支援センター顧問)

 今の東京を表わす言葉で、ようやく思いついたのが「フン詰まり」。繁華街の真ん中でも雨が降ったら下水の臭いがするような大都会へ、若者は刺激を求めて押し寄せてくる。これは世の常で、昔からちっとも変わらない。私も55年前、18のときに夜汽車に揺られて当てもなく宮城県からやってきたから、若い人の気持ちはよくわかる。都会の作り直しは若者に任せて、大人は地方に出よう。
 日本の山や海はだいぶ荒廃したが、まだまだ美しい日本は残っている。この「ふるさと回帰支援センター」は、いろんな自治体とタイアップしているから、家や仕事も仲介してくれる。だけど、それだけを当てにしてはダメ。土地も家も仕事も自分で探すくらいの気概は持ってほしい。皆さんが40年やってきた仕事の知恵や技術やアイデアがあれば、自然のため、地域のため、ひいては日本のためになる仕事は見つけられるはず。まずはいろいろな地方を旅して、探してみてほしい。

日本経済新聞 朝刊 2006年11月18日(土) 広告特集「ふるさと回帰フェア2006」より

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(c)NPO法人 100万人のふるさと回帰・循環運動 推進・支援センター