ふるさと回帰フェア2007 ふるさと暮らしが新しいニッポンをつくる。
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10/5(金)
前夜祭シンポジウム
●基調講演「我が心の旅を語る」
立松和平
(作家/認定NPO法人ふるさと回帰支援センター理事長)
 旅をしていると、日本全国の都市が同じ街並みになってしまったと感じる。グローバリズムという激しい経済競争の中で、効率ばかりが追求されてきた結果だろう。均一で、便利なことだけが価値なのか。このままでは、世の中が窒息してしまう。
 こうした流れの対極にあるのが、特色ある農村の風景だ。農村では野菜や魚など、家の周りで生活に必要な物が手に入る。自然とともに暮らす知恵がある。効率ばかりにとらわれない「使い勝手のいい風景」が、農村の豊かな生活を支えている。
 ふるさと回帰を、「定年帰農」と考える人は多い。自然相手の農業は難しいが、色々な支援制度を活用してほしい。地元の農家も、惜しみなくノウハウを教えてくれるはずだ。
 人間は、もっとより良く生きられる。そんな思いから、ふるさと回帰運動は始まった。帰農するかはともかく、これまで仕事で培ったノウハウを、地方で生かしてほしい。

日本経済新聞 朝刊 2007年11月24日(土) 広告特集「ふるさと回帰フェア2007」より
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(c)NPO法人 100万人のふるさと回帰・循環運動 推進・支援センター