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前夜祭シンポジウム
《パネラー》
池田理代子(声楽家/漫画家)
高野 孟(インサイダー編集長)
藤田和芳(大地を守る会会長)
《コメンテーター》
立松和平(作家/認定NPO法人ふるさと回帰支援センター理事長)
《コーディネーター》
高橋 公(認定NPO法人ふるさと回帰支援センター常務理事・事務局長)
高橋 公
池田理代子(声楽家/漫画家)
「両親とともに暮らした場所」こそ、心のふるさとです。人間にとって一番大切なのは、親から愛されて育つことに尽きます。日本は水に落ちた犬を棒でたたく国になっていないか。私たち親の世代が子どもに伝えてこなかった、大切なことがあるはずです。
高野 孟(インサイダー編集長)
ふるさとは自分が「ここ」と定めたところです。私は故・藤本敏夫氏が創設した「鴨川自然王国」の近くに移り住みました。田舎に移住する際は、その地域のコミュニティに「入れていただく」という気持ちが大切です。最近は団塊ジュニア世代も帰農に関心を持っています。鴨川自然王国の里山帰農塾で塾長を務めていますが、最近は三十代の参加が増えています。また、フリーターと呼ばれる若者の中にも、金や出世ではない、新しい生き方を求めている人が増えています。
藤田和芳(大地を守る会会長)
私は岩手県の稲作農家の出身です。ふるさとには共同体が生きていました。日本は効率や生産性を追及するあまり、「金と物が大事」という品格のない社会になってしまいました。今、ふるさと回帰運動が支持されているのは、日本社会の原点に人々の心が帰ってきている証拠です。効率や生産性を追及する社会は、自然収奪を繰り返してきました。ふるさと回帰運動は、人間と自然の新しいルールをつくる運動でもあります。
日本経済新聞 朝刊 2007年11月24日(土) 広告特集「ふるさと回帰フェア2007」より
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(c)NPO法人 100万人のふるさと回帰・循環運動 推進・支援センター