イベント情報
 
里山帰農塾「豊かな実りを味わおう」
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千葉県鴨川市
 

◆参加者レポート◆

「半農半X」  A.K
 半農半X。これは私にとって新しい考え方だった。この鴨川自然王国里山帰農塾は現代の日本の低い自給率を上げるために農に帰ろうという主旨で運営されているのではない。それゆえ農業を職として生計をたてるなどの考えもない。これはもう一度私達の「生活環境」のあり方を見直すための時間である。
 オール電化のマンションに住む事が安全であるのか。現代の最悪な犯罪はどうして増加しているのか。多くの社会的問題の原因に私は「自然を知らない日本人」が挙げられると思う。私は風の音、小鳥や虫の声を知らない。とても身近な野菜がどのように育つのか知らない。国土の約7割が自然に覆われている国に住んでいるとはとても信じられない。
 私はずっと自然の中で将来生活をしてみたいと言う気持ちが強かった。そのためには農業を職としなければいけないのか。そこで「半農半X」。石田さんは言う、「自分が食べられるだけの食を生産することはそれほど難しい事ではない。」順子さんのように自然の中で農業を営みつつ、自分の好きなダンスをしても良い。何も自分で固定したイメージを作らなくても良いのだ。私は「X(エックス)」の部分に入れるものが未だわからない。けれど半農半Xは将来やっていみたい私の生活様式である。

「鴨川自然王国での農的暮らし」  A.S
 初めて農的暮らしを体験して初日から感じましたのは生きて行く上で基本的な事ばかりで、一人一人が自然感覚を持ち続けるという事が大切と痛感しました。
 その中で地方は、若者離れが多く、そのような状況の中多くの若者が田舎に移住し、様々な能力を活用し、明るく楽しい田舎にする為に地元の先輩方に指導されながら共存していくのが農的田舎くらしを成功させ、又個人の自立と独立。
 自立した個人が団体になれば可能性は大きいというのが結論として感じられました。

「塾に初参加して・・・」  K.O
 強い農的意識もなく興味深々で帰農塾へ参加させていただきました。基礎の基礎もない私に対して温かくて優しいご指導をいただき心から感謝しております。何はともあれ、農業への関心を持つことと認識して流れてくる全ての情報を必死になって集め、理解しようと心がけております。その一環として今日の塾への参加は全ての第一歩となることでしょう。
 何気ない日々の中での食生活に忍び寄っている危機性におくればせ乍らの気付きに対して急ぎの実情把握にもっと傾注しようと思います。特に甲斐先生の講義に深く感銘を受けました。お言葉の中にございました「生存に関することは、自前でやるのが当り前」というところに、心にズシンときました。そういう意識があれば、生きる為のプロテクトとして真剣に農的生活を考えていくきっかけになりそうな気がします。何となく参加が将来(少ない?)の己の生活改善に大きく貢献しそうな気がします。最後にもう一度深く感謝致します。本当にありがとうございました。又、機会があれば是非とも参加致したいと思います。

「帰農塾に参加して」  R.T
 二泊三日の帰農塾の最初の日の自己紹介の時、参加者の方々の参加動機を聞いていて、日本を良く思っていない人の集まる場所なのかなという印象を持って、場違いな所に来てしまったかしらと思いました。でも、そのすぐ後に、棚田での石田さんの「無いものねだり」というお話があり、三日間が楽しみになりました。
 以前、タイの南にある小さな島を訪れた時、何もかも美しく、天国のようだと思い、こんなところで一生を過ごす人生も素敵だなと思い、そこに住むことにしました。仕事も、住む場所にも困難はなかったのですが、一年も経つとその天国での生活に飽きている自分に気がついて本当に驚きました。そんな経験もあり、その場所がどんな所かということよりその人がどう暮らすのかという方が重要な気がしています。

「王国と私」  H.M
 鴨川にうつり住んで、8ヶ月になるが今までとは、うって変わっての生活になってしまったのである。毎日お金と仕事におわれる毎日からにげる様に、ここへやってきた。友人の家をま借りしながら、仕事もせずにのんびりくらしてきましたが、さて、これからどうしたものかと、思っている時に、この王国と出会う事になりました。農的生活!!今まであまり考えた事もない事でしたが、ここで勉強させていただく事によって、人間らしく生きる事、自分らしく生きていく事のヒントを、スタッフみなさんそして、講師の方々にいただき、自分の生活に農を入れて生きて行こうと思う様にさせていただきました。この場所を、第2のふるさとになれたらいいな、なんて、ひそかに思いながら、ペンを走らせているのです。少しばかり照れくさいが、みなさんどうもありがとう。ここはぼくの灯台です。

「これからの農的生活」  S.Y
 8月11日から13日までの3日間、鴨川自然王国にて、里山帰農塾に参加しました。ここでは、小屋作りや種まきなど、生きる上で根本的に必要なことを教わりました。
 現代の日本は、都市への人口大量流入、農村の過疎化現象が起きています。その結果、都会の人々は農的生活から離れ、農村では人手不足により農地が使われなくなってきています。また、都会では遠く離れたところから運ばれてくる酸化防止剤や農薬だらけの食べ物に依存し、農家の人々には大量生産、大量消費型の農業に迫られています。これは、とてもおそろしいことです。自分の体に入ってくるものなのに……。
 今回の帰農塾で、自分達で新鮮で健康な食べ物を育てることができると実感しました。実は意外と簡単で、土と水と仲間がいればできるんです。農業で金をもうけようと思わない限りは。
 これからは、まず自分達が食べる分は自分で作っていきたいです。それと並行して、波乗りをしたり、いろんなことをしていきたい。一つのことだけをしていると、苦しいので、いろんなことをしながら農的生活をしていきたいです。
 たくさんの人々と出会い、3日間生活して多くのことを学びました。ありがとうございます。

 

「里山帰農塾」は里山での農的生活を楽しむための方法を学ぶ教室です。南房総の美しい自然の中で、農業技術に対する講義や農林業体験だけでなく、里山の生態や山林の利用の仕方、村の生活、村人とのつき合い方など里山での生活の仕方全般を学びます。

●日程:2006年9月22日(金)〜24日(日)

●参加費:30,000円 (2泊3日 受講料、滞在経費一切込み)

●募集人数:20名

●スケジュール:

1日目 朝食
10:00 開校式
10:30 自己紹介
10:20〜11:50 帰農への想い 田中正治
昼食
13:00〜14:00 里山・棚田見学
14:40〜16:10 講義 高野孟 現代の潮流としての農的生活
夕食
18:00〜19:30 講義 甲斐良治 全国の「地元」を訪ねて〜新しい生き方の表現〜
2日目 朝食
8:30〜11:50  実習 稲刈り
昼食
13:00〜14:00 実習 房州名産 〜祭り寿司作り〜
14:40〜16:10 講義 小熊英男 私の農的生活 〜クマさん共和国の楽しみ〜
夕食
18:00〜19:30 交流会
3日目 朝食
8:30〜10:00 播種 大根、カブ、チンゲンサイなど
10:20〜11:50 討論 農的生活の期待と希望
昼食
13:00〜14:00 レポート作成
14:00 閉校式
14:30 解散
 

◆主催:NPO法人ふるさと回帰支援センター
◆実施:農事組合法人・鴨川自然王国
URL:http://www.k-sizenohkoku.com/index_top.html
〒296-0237 千葉県鴨川市大山平塚乙2-732-2
TEL:04-7099-9011 FAX:04-7098-1560
E-mail:kingdom@viola.ocn.ne.jp
担当:石井芳美

 
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