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5月13日に8名の参加者と地元7件の酒屋さん、市の職員2名が見附市明晶町の土田兵栄さんの田んぼで地元の酒米『五百万石』の田植えを体験しました。時折、風速10メートルを超す強風の中、土田さんの論理的で丁寧な説明に納得しつつ、裸足の参加者(千葉の兄弟、茨城の男性、そして10代の女性2人、男性1人の学生3人組)は泥との格闘を始めたのです。
ここらで酒屋の旦那衆と田植えの関係を簡単に説明しておこう。
――量販店に料金で太刀打ちできない酒屋さんにとって、生き残りをかけた起死回生策が酒蔵のない見附に、地元の米で毎日晩酌を楽しめる安価でおいしい地元ブランドを造ることだったのである――
有名な酒米・山田錦は価格が高すぎる。それならもっと安価な酒米を自前で作らなければ……ということで『五百万石』は生まれたのだとか。生産者の土田さんによると、コシヒカリよりリスクが高いので、見附では酒米生産者が土田さん以外いなくなったそうだ。コシヒカリより大粒でずっと背の高い稲穂を見ると土田さんの言葉に納得がいく。いつか……昔の農業体験のある土田さんに「ダッシュ村」のあきおさんの役をお願いしたいものである。
もちろん本来は機械植えなのだが、酒米1町歩のうち、1反だけ昔ながらの体験ツアー用に残しておいてくれたものなのである。学生3人以外の中年参加者は子供のころ家の手伝いで田植えをした経験者、嬉々として泥水と戯れたのだった。
強風ではあったが、田んぼの水は温かく、和気藹々(あいあい)のうちに田植えを終えた一行は『秘湯名木の湯』で心身の泥を落とし、自分の植えた稲を刈りとらねばなるまい、と秋の再会を期して杯を重ねたのだった。
なお、ツアー参加者には収穫された『五百万石』で造った清酒「織り娘(おりこ)」四合ビン2本が冬には送られてくるそうだ。新潟の全国ブランド高級酒と飲み比べた“プロの酒飲み”が「オレはこっち(織り娘)のほうがいい」とつぶやいた。楽しみである。
えっ、味わってみたい?
□□□清酒「織り娘」□□□
720ml=1000円、1800ml=1900円。
夏季限定大吟醸生酒720ml=1890円。(宅配料、荷造りは要実費)
「見附織り娘販売店会」でしか取り扱っていませんが、メールでふるさと回帰支援センターへお申し込みいただければ仲介いたします。
furusato@mrg.biglobe.ne.jp〔担当・梅沢〕
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