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5月25日(金) 東京は前日から雨、当日も降り続いていた。
大宮から新幹線で長野へ。長野から飯山線に乗り換え13時22分飯山駅着。ただちに宿舎の民宿「にのみや」へ移動。
この日の予定は畑で野菜を植える(ジャガイモ、カボチャ、枝豆…)だったが、雨のため蕎麦打ちと飯山の伝統産業である和紙作りに切り替えられた。
17時に湯滝温泉で入浴、18時夕食。夕食には自分たちで打った蕎麦も出たのだが、これがうまいのである。民宿の“おかあさん”の蕎麦打ち指導も良かったのだろうが、ウデとは無関係に腹が減っていたことと、茹でたてなので香りと歯ごたえが良かったこともうまさの理由だろう。
今回のまなび塾参加者はご両親に連れられた小学校2年生から77歳の戦中派まで、年齢幅が広い。しかも、高校3年の男子3人、そのお姉さんと友人の20歳前後の女性3人。そして団塊世代の男女の総勢12名。
自分の子供より若い、岐阜から参加した若者6人と果たして会話が通じるのかどうか…ちょっぴり心配。
5月26日(土) 朝日がさし込み、予報通りの好天。なだらかな山の中腹にある民宿から見下ろす風景はまさにアート。
朝食後は近くの山で山菜取りに熱中する。昼はおにぎりと採れたての山菜のてんぷらと味噌汁。自分たちで採った山菜となれば、「好きだ、嫌いだ」の言葉もなく、うまい、実にうまい!
普段の朝食は果物、ヨーグルトにコーヒー。お昼は蕎麦ていどに止めるメタポリック予備軍の私だが、飯山では朝から茶碗2杯、お昼におにぎり3個とは…。
14時からは田植えである。男子高校生、20歳の女性たちは最初こそ泥田に入ることにビビっていたが、いったん足を踏み入れると覚悟が決まり、若さがモノをいう。田植え姿がサマになっているから不思議。さすが瑞穂の国の若者、遺伝子にインプットされているのだろう。泥田遊びの後の湯滝温泉→夕飯の会話は前日よりグンと打ち解け、盛り上がった。
「なぜまなび塾にきたの?」と私。男子高校生が「日刊ゲンダイで知った父親が、こんな体験2度とできない。行ってこい」と。 普通なら「勉強しろ!」と言われるのがオチの受験生が「田植えに行け」と言われて野良仕事をする素直さ、素晴らしい父子ではないか。娘に『あんたも行け!』と参加費を振り込んだお母さんも偉い。母親が尋ねたら、お休みしても農業体験を勧めた小学校の先生もエラい。
「物見遊山より体験ツアーの方がその土地のことが良く分かる」と参加した77歳の女性もえらい。日本も捨てたものじゃない、日本の将来は田舎と若者にかかっているぞ。
お菓子を持ち寄った夜の“宴会”で意志一致したのが「秋には自分の植えた稲を刈ろう」だった。
5月27日(日) 7時30分、今日も朝飯がうまい。
最終日は初日に積み残した畑作業とアスパラの収穫。2日分を凝縮した農作業で大忙し。昼食後は自分たちで収穫したアスパラをお土産に飯山駅へ。2泊3日でも、なんだかお別れするのが寂しいような気分。「秋に会おうね」と再会を約束しつつそれぞれの車両に向かう。
市役所の今井さん、佐藤さん、高橋さんお世話になりました。岡本さん、千坂さんご指導ありがとう。にのみやのお父ちゃん、お母ちゃん、温もりがうれしかったです。
自分たちの植えた野菜と稲の生育がとても気になります。岐阜の若者たちの成長がもっと気がかりです。小学2年生の超若者ともども、すくすく育ち実り多き人生を歩んでほしいものです。
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