ふるさと回帰支援センターフル回転中

 ジャーナリストとして活躍された時事通信のNさんがひょっこり訪ねてきた。4年前から栃木県と東京の二地域居住を実践しており、薪ストーブを炊きながら田舎暮らしを満喫しているとか。今回は二地域居住するにあたって不動産物件取得を考えておられたので、大学の先輩のふるさと情報館の佐藤社長(当時)を紹介したお礼に近況報告に来たということであった。話しは、その不動産物件取得の場合、月に一回以上住んだ証明(電気料金支払い書など)があると不動産取得税等の減免があるということ。本人も知らなかったようで、親切な市職員に教えてもらったそうです。Nさんも10万円単位で減免されたそうです。名付けて「セカンドハウス税制」。是非、こうした場合は役所に行って交渉してほしい。役所というところは、年金もそうですが掛けたからもらえるわけではなく、必ず社会保険事務所に申請に行かないともらえません。ご注意ください。
 11月は来客が多いようだ。入れ替わり、立ち替わり来客がある。過日は、富山県朝日町の自治会の会長さん10名が各自治会のPRポスターをそれぞれ持って来てくださった。数多ある町村の中で、北海道の上士幌町と朝日町の2町のみがふるさと回帰支援センターにブースを開設。ふるさと回帰に賭ける意気込みを感じさせられた。町村では滋賀県の蒲生郡の日野町・竜王町の町議会の議員の方にもお訪ねいただいた。滋賀県は他県に比べ、取り組みが遅れているが、東近江市が動き始め、今回の蒲生郡も、うけ皿に手を上げようとしている。近畿ブロックは、京都府、兵庫県も次年度からの本格的取り組みに向けて、検討を始めたようでいよいよという感じになっている。
 青森県弘前市が面白い移住促進媒体を考えた。「連続移住小説 ヒロとサキ」と銘打っている。ヒロ(男性)とサキ(女性)が登場人物。ヒロは美大出のアーティスト。下北沢在住。サキは弘前市出身のパン職人。二人は3年半交際している。年齢は二人とも30代。「空気も水もおいしいところでパンを作りたい」サキはUターン。そのサキを追ってヒロも弘前市へ。というストーリー。現在、第3話まで進行中。さて、どういうことになるのか?各自治体の創意工夫をこらしたキャンペーンに当分、目が離せないようだ。
 和歌山県は20、21、22日間を「わかやま移住3days」として、移住・起業・わークショップを日を変えて展開。3連休とあって参加はもう一つであったが、確かな手応えを感じ取ったようだ。21日は人気の長野県安曇野市もセミナーを開催。30名を超える参加者を集めていた。22日は初めて和歌山県と三重県がジョイントセミナー。初めての試みながら紀伊半島の東と西が揃って開催することに意味がある。ふるさと回帰支援センターは今日もフル回転中です。

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