まち・ひと・しごと創生本部総括官が就任挨拶に

 8月に入ってやっと梅雨が開けた。例年より一週間以上遅れたようだ。しかし、東京は雨の日が多く、げんなりであった。梅雨が開けたら連日うだるような暑さ。今のところは暑いのが好きな人には歓迎というところか。ただ、コロナ禍は一向に収まる兆しはない。政府は思考停止状態のような有様で、状況を見ているばかりで、有効な手が打てていない。一方で、Go-Toキャンペーンもあって、感染者は全国に拡散しているかの状況を呈し、各道府県知事たちは談話を出し、自重を求めているが、いかんせん政府の対応がわかりにくい。緊急事態とも言えるなかでブレる政府はすでに求心力を失っているようだ。
 こうした事もあって、10月に予定していたふるさと回帰フェアは残念ながら割り切ってオンラインで開催することにした。当初は例年通り、対面式のフェア開催を予定していたが、ここに来ての東京のコロナ感染者の急増ぶりから対面式とオンラインのミックス方式を考えたが、これも難しいのではということで、オンラインのみの開催にすることで調整が進んでいる。ただ、ふるさと回帰支援センターは41道府県2政令市の移住相談員が配置され、対面で移住相談を行ってきたという実績があることから、その特徴が生かされた形でのオンラインによるふるさと回帰フェアの開催をめざすことでやり方を検討中で、お盆明けまでには概要をお示ししたい。
 来客・取材については7月下旬の連休があったことから28日からとなり、この日は高知新聞の取材があった。29日は31県目の岐阜県のヒアリングがあった。30日はひょっこり神戸市長が初めて顔を出され、4月から新たに配置された相談員を激励に来られた。また、徳島県の地方創生局長も顔を出された。さらに、参議院の山田としお議員(顧問)も近くに来たのでと来訪された。31日と8月1日の両日にはNHKの今村解説委員長の取材があった。さらに、古い友人の二木啓孝氏の紹介で、若者向けの情報を提供しているCreativePRの取材もあった。夕方には人事異動があった「まち・ひと・しごと創生本部」の木下総括官と後任の林崎総括官、北村総括官補が創設以来、初めて挨拶に来られた。1日は移住セミナーが3箇所で開かれたこともあってTBSのあさチャン!、日テレの真相報道バンキシャ、四国新聞の取材があった。4日には毎日新聞論説委員の取材があった。そして、今日はこれから読売の取材が予定されている。コロナ禍以後の地方移住にマスコミの注目が集まっていることは確かなようだ。
 移住セミナーは、先週は4回開催され、すべてがオンラインで行なわれた。25日は佐賀県が5組の参加で「ベンチャー企業と語るオンライン起業セミナー~佐賀で起業してみませんか~」を開いた。告知期間が短かったが、画面に工夫を凝らし臨場感あふれるセミナーとなった。この日は静岡県が初めてオンラインでの「静岡 海移住」オンラインセミナーを開催8組の参加と頑張った。26日は新潟県が新潟市・佐渡市・上越市・南魚沼市など18市町村が参加する「オンラインで体感!にいがたの市町村にあるインスタ映えスポット」を開催。19組の参加。オンラインの特徴を生かしたセミナーとなったようだ。佐賀県はこの日も「佐賀県民間企業等職務経験者 行政職 職員大募集!」を密にならないように2部構成にして行い、1部29名、2部13名と大賑わいのセミナーとなった。企画の勝利と言っていい。
 8月1日は香川県が「うどん県ゼロから始める農業セミナー“2020”」をオンラインとリアルのミックス形式で行い、オンライン5組、リアル9組の参加で賑わった。グループトークも入れ、アンケートも取れて成功裏に終わった。徳島県は「徳島回帰セミナー『何でも相談会』」を開催し、8名の参加。個別相談会も行った。久しぶりだが賑わった。さらなる頑張りを期待したい。広島県は「HIROBIROひろしまLOCAL LIFE STATION 江田島市・府中市 編」をオンラインで開催。17名の参加と健闘した。2日は愛媛県が「えひめとつながる移住・お仕事セミナー(オンライン)『今治編』」を行い、28組の参加と大健闘。今治市大島の先輩移住者がゲストトークで移住の経験談を語り、質問にも答え、盛り上がった。この方は地域おこし協力隊から移住した。

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