やっと広告が出るよォー

 5月も気がつけば下旬、木々の緑は日を追うごとに濃くなっている。それに合わせるように日は長くなり、朝は4時を過ぎると明るくなり、夕暮れも7時頃まで薄暮が長くなっている。これから夏至に向かってさらに長くなる。私はこの時間が好きだ。労働安全衛生対策と高齢社会対策の調査で2回ほど北欧へ行ったが、これからは白夜の季節になる。気の置けない仲間とガーデンで飲むビールは最高だ。今年はこのビールを楽しみたい。時間は、1時間から1時間半くらいがいい。気の合う仲間と話題も選びたい。ふるさと回帰の各県の情報交換でもいい。生きている実感やふるさとでの望ましい暮らしもいいかもしれない。ビールは最近キリンが売り出したコンビニでしか買えない「ザ・アロマ」がいい。ホップが利いていて最高だ。245円と少し高いのが玉に瑕だがたくさん飲むのではないので、この時期のビールはこれにしよう。
 4月から相談体制が格段に充実したふるさと回帰支援センターの来訪者の伸びが顕著だ。4月は設立以来破れなかった1000名の壁が今年一挙に1207件と超えた。この間テレビや新聞などで取り上げていただいたことによるものと思われるが、胸をなでおろしている。広告費がなく、宣伝できていないがこの結果は評価できる。昨年も700件代であったから60%アップということになる。この間、23日の土曜日は人気の山梨県の中でも、さらに人気の北杜市のセミナーには、市単独で100名を集めた。能登の穴水町も15名を超えた。24日の長野県の駒ヶ根市も20名。大分県も30名を超えるなどコンスタントに人が集まっている。27県1政令市の専従相談員のところへの相談も徐々に増えてきている。体制の強化による相乗効果によるものと思う。各県の相談員の粒も揃っていると思う。是非、のぞきに来ていただきたい。これで、政府がさらに本気で移住・定住政策に本腰を入れていただき、キャンペーンを張っていただければ地方移住者はさらに増えること間違いない。創生本部とは一度じっくり意見交換したいのだが闇に向かってボールを投げているようなもので返事は帰ってこない。
 最近、従来からまったく音沙汰のなかった県をはじめとした自治体関係者の来訪が続いている。これらの自治体がふるさと回帰運動に参加すればさらに移住希望者は増加することは確かだ。全体としての課題は受け入れ体制の充実。専従相談員を配置している県でも、まだまだ受け入れ体制ができていないところが多い。これからはこのことの拡充をお願いしたい。数日前にしまね移住・定住推進機構の事務局長がひょっこり訪れられた。この機構は歴史が長くすでに23年になるという。結成時から気をつけたことは受け皿の確立だったとのこと。わが意を受けたりであった。
 先ほどは三重県の鈴木知事が視察に訪れた。灘高ー東大での通産官僚。フットワークのよさそうな人柄で新しいタイプの知事とお見受けした。ますますの活躍を祈念したい。
 また、遅れていたふるさと回帰運動の広告をやっと出すことになった。予算がなく、やっとのこと。広告くらいは政府にお願いしたいものだがないものねだりか。
まず、東京交通会館の入り口の柱に、それと6月3日発売の「田舎暮らしの本」と「ターンズ」に。センターのデザイナーの苦心作です。乞うご期待を!

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