アットホーム会長の偲ぶ会に参列

7日、東京は梅雨入りが宣言された。あじさいが雨に映え、くちなしも咲いている。6月は嫌いな季節ではない。6月4日は天安門事件から30年ということでマスコミも取り上げ、9日日曜日のNHKは21時から特集を組み、この天安門事件を振り返っていた。結局、中国共産党は党を優先し、人民軍は銃口を人民大衆に向け、力で弾圧した。しかし、全容は明らかになっていないし、決着はついていないのではないかと思った。それにしても時間の流れは早い。当時20歳代の参加者たちはすでに50歳代。多分、彼らはまだ気分的には30年前のことが数年前のような気分で生きているのではないかと思った。

この程、5月の移住相談件数の実績が明らかになった。今年になって初めて相談件数が3000件を下回り、2828件に留まった。昨年5月は2802件だったのでこれは上回り、5月の相談件数の実績としては過去最高であったが、残念な結果に終わった。やはり東京交通会館12階のイベントホールが工事中で使用できなかったことが大きかった。こうした中で健闘したのが広島県で、2位の長野県をダブルスコアで上回り、次いで北海道の順であった。広島はセミナー開催の企画がよく、開催するごとにしっかり集客できていることが今回の成果につながったようだ。

視察・来客は、4日に富山県担当部次長、県立静岡大教授の来訪があった。翌5日は早春の河津桜で有名な伊豆の河津町町長の来訪があった。6日は福島県雇用労政課長、富山県議会副議長の訪問もあった。7日は佐賀県議会議員4名の視察と福島県商工労働部長の視察があった。特に佐賀県は昨年の人気ランキングでいきなり10位にランクインしたこともあり、県内自治体議員団の視察が多くなっているようだ。11日は広島県府中市長の来訪があり、しっかり意見交換させていただき、ふるさと回帰運動への参加を要請した。また、富山県南砺市議会副議長、宮城県加美町猪股町長が表敬訪問に。加美町は9月にバッハホールでセンター理事の加藤登紀子さんを呼んでコンサートを計画しており、その報告に来た。12日はセンター発足の間もない頃から一貫してふるさと回帰運動に賛同し、支援していただいた(株)アットホームの松村会長の偲ぶ会に参列。10年以上渡る支援に感謝の意を表した。また、香川県丸亀市長の訪問もいただいた。

セミナー開催は、4回にとどまり、課題を残した。まず、8日土曜日は長野県南信州地方が「南信州 移住・Uターン大相談会in東京 暮らし・住まい・しごと」を3階グリーンルームで開催した。参加者は54組66名と大健闘。南信州に移住したらこうなった!と移住ファミリーたちの本音トークもあって、盛り上がった。参加自治体は中心の飯田市など1市2町7村で作る「南信州暮らし」応援隊に所属する各自治体。1自治体で集客に不安があるなら広域でセミナー開催し、結果につなげる見本となるようなセミナーであった。この日はもう1か所・長野市が「長野市で働かないか?」をテーマにセミナーを開き20組26名を集客。仕事に特化したセミナーであったために参加者全員が転職希望者という特色のあるセミナーとなった。他に和歌山県が「わかやま移住推進部 現地部員の『声』をお届けします」を開催し、19組25名を集め、成功した。参加自治体は和歌山市・田辺市・海南市・古座川町の3市1町。県は全自治体にワンストップ パーソンを配置し、きめ細やかな移住者支援体制を確立しており、参加前自治体のワンストップパーソンがそれぞれの自治体の現場を紹介し、個別相談に入った。手応えのあるセミナーとなった。

9日日曜日は長野県大町市が「大町暮らし おしゃべりカフェ~身近なアウトドアを楽しむ暮らし~」を開催。19組25名の参加。大町市は何よりも手厚い支援を売りにし、水も良く人気のある移住先であり、今回も老若男女が参加。例年年3回のセミナーを実施し、今回は第1回目。手応えのあるセミナーとなった。

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