セミナーをなんと一週間で22回開く

11月30日、久しぶりに仙台に行った。仙台に本社がある河北新報社主催の公開連続講座の第40回仙山カレッジで講演とパネルディスカッションに参加した。すでに森の都は晩秋でしっかり紅葉し、街路樹のイチョウが綺麗であった。このカレッジ、2003年に河北新報社が創設し、宮城県・山形県に係る地域課題について学んでいる。今回は「移住・定住が地域を変えるー広がる居住のかたち」をテーマに開かれたもので、声がかかった。河北新報は小学校の修学旅行で訪れたところでもある。この地域、全国的に見ても移住・定住の取り組みが進んでいるとは言い難い地域であり、新聞社が中心になって、企業や女性団体なども参加するかたちで、こうした取り組みが行われるということは力強いことと感心した。詳細は、そのうち河北新報で記事になるので読んでほしい。また、12月2日はTVKテレビ神奈川の毎週金曜日の深夜番組、SDG’sとサステナブルに生きる人を紹介する「大人のサスティナイト」の録画に参加した。放映は12月中。是非、見てほしい。

来客・視察は、11月26日は学生時代からの友人の前早大総長の鎌田薫さんと懇談、意見交換を行った。28日、週刊新潮の取材。連載が始まった菅原文太さんについて思い出話しを語った。

セミナー開催は、22回と大忙しだった。11月21日は福島県福島市が「ふくしまで子育てしたい。自分らしい子育てができる場所」を開催。6組7名の参加。参加者はすべて移住を前提にした福島市出身者という濃い中身のセミナーとなった。28日は山口県が恒例となりつつある「やまぐち暮らし夜の相談会/やまぐち移住創業相談会in東京」を開催。3組の参加。29日は山形県遊佐町が「ゆざを楽しむ愉快な仲間達vol.8」を開き、8組9名の参加。ゲストは遊佐町出身の主人と結婚した女性。初めての就農と知らない土地での生活、その苦労話しをした。構成は前後に個別相談会、間に愉快な仲間達のトークショーを行い、アットホームな雰囲気で参加者の満足度も高いものとなった。参加者の中にはUターン希望者が2名、冬のツアー申し込み者が1名。遊佐町はこのセミナーを通しての移住者が多いようだ。また、前回セミナー参加の7名家族が来月、移住することが決まったとの報告もあり、盛り上がった。長野県辰野町は「二地域暮らしの始め方 たつのまち×パラレルキャリア」は14名の参加と盛り上がった。宮城県栗原市は「くりはら夜カフェ@有楽町」は8組9名の参加。地元出身者が多く集まり、これからの栗原をどうするか、地元の六日町商店街はどうなるのか、などの話で盛り上がった。

30日土曜日は、香川県が満員御礼で「香川県UJIターン就職・転職セミナー」を開催。21組23名の参加。山梨県北杜市、長野県富士見町・原町が「八ヶ岳で暮らそう!相談会」を開いた。それぞれ人気の自治体が参加し、33組49名の参加と盛り上がった。北海道胆振地域は登別市など3市5町が初開催で「一緒に暮らしてみないか?北海道いぶり暮らしセミナー」を開き、16組18名の参加と初開催としては健闘した。宮城県加美町は「神戸女子が新規就農?!都会暮らしの彼女が田舎で就農できたわけ~新しい自分と出会う かみまち農ある暮らしセミナー」を町長も参加して開催。12組13名の参加。猪股町長の「移住ソング」も披露され、これからの加美町も紹介され、中身のあるセミナーとなった。長野県麻積村は「さらば!窮屈な生活。小さな村だからできるあなたらしい暮らし」をテーマに開き、10組15名の参加と盛り上がった。思い切ったテーマが良かったようだ。福島県南会津地域は南会津町・只見町・下郷町が参加して「南会津で始める『失敗しない!?トマト農家?』」を開き、7名の参加。この地域は空き家も多く、県の建築事務所なども出席し、セミナーを支えた。農業関係セミナーとしてはテーマも良かった。

12月1日の北海道は「北海道で探す!農林漁業LIFE~農林漁で働いたら私の生活どう変わる~」を7月に続いて2回目のセミナーを開催。道庁から農林漁業のそれぞれの担当者が座談会形式で一次産業の暮らしや働き方を紹介。7組10名の参加者も疑問点などが解消できたようであった。山梨県富士川エリアは「やまなし富士川エリア農ある暮らしのはじめ方<市川三郷町・富士川町・身延町・南部町・早川町>」は13組18名の参加。テーマをわかりやすくし、ゲストも若い人を用意、農ある暮らしの楽しさを語った。長野県は「デンマークの{HYGGE・ヒユッゲ}から学ぶ長野のハッピーライフ~ぐるっとながのの移住相談会”19冬~<長野市・須坂市・千曲市・坂城町・富山村・信濃町・飯綱町・小川村>」を11組15名の参加で開催。テーマがわかりにくかったようで長野県としてはもう一つの集客であった。岩手県は「北いわて暮らしセミナー~海VS山!どっちのLIFEショー~」を開いた。海側自治体は久慈市・洋野町・野田村・普代村、山側は二戸市・一戸町・軽米町・九戸村が参加。北いわては海側と山側は暮らしのスタイルが大きく異なり、それぞれに住む人が本音で語り合い、ユニークなセミナーとなった。16組19名の参加。滋賀県は「滋賀移住ラボ~ビワイチ(びわ湖一周サイクリング)×空き家ぐらし編~」を13組16名の参加で開催。長崎県は要予約で定番の「長崎で働こう!U・Iターン転職個別相談会」を7名の参加で開催。賑わった。神奈川県は「三浦半島で暮らそう 第6回神奈川移住セミナー」を19組28名の参加で開いた。山形県は初開催の「山形県U・Iターンフェア やまがた暮らし大相談会」を12階のダイヤモンドホールで全35自治体が参加して開き、230組410名を集めた。大健闘と言っていいだろう。高知県も12階のカトレアサロンAで「Uターン・Iターン相談会『高知暮らしフェア2019冬』」を開いた。参加自治体は34自治体中31自治体が参加。参加者も速報値で226組325名と健闘した。また、愛媛県は「愛媛県地域おこし協力隊合同説明会」を3階グリーンルームで開催。27組33名と集まった。山口県は4回目となる「やまぐちYYターンカレッジ~やまぐちを彩る~」を6階のGoodOfficeで開き、萩市で若者たちがやりたいと思っていることを15組コーディーネートした人がゲスト。対象が35歳以下と限定したが34組36名の参加と大賑わい。

 

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