南信州14市町村32名議員団視察に

 ここ数日、朝夕すっかり寒くなり、日一日と秋が深まってくる季節となってきた。地方議会も終わり、次年度予算に対する陳情行動や研修会の時期ということで各級議員の方々の視察も増えてきた。23日には長野県の南信州広域連合の14市町村議員団の32名が視察に見えられた。こんなに大勢の視察団は年に数回のことで、人気ランキングトップの長野県らしく、さらに受け皿つくりに励んでいるのかとそのやる気をしっかり受け止めた。ただ、こうしたまとまった議員団の視察はせめて1時間半くらいの時間を確保しての視察をお願いしたい。先週の17日には上記の南信州エリアに含まれる売木村と天竜村の清水村長と永嶺村長も顔を出された。売木村はマラソンで村興しをめざし、人口の1/3がIターン者という村で知られる。天竜村は南信州の中心都市飯田市に隣接、村に住んで飯田市に通勤も可能なところとアピールしていた。

 19日金曜日は久しぶりにNHK首都圏情報ネタドリ!スペシャル「輝け!第二の人生」に生出演した。19時30分から20時42分の生放送にもかかわらず15時30分NHK入りという長時間の拘束。出演は15分程度。たまたま見た人も多く、4名の友人から「変わらないね」などのメールが入り、さすがNHKは視聴者が多いと思った。テーマは3部構成で私はシニア世代の移住に出演。10年前は移住の主流はシニア、近年は若者世代。しかし、シニアの希望者は根強い人気という状況にある。

 セミナーは20日と21日の週末の2日間で12回の開催。20日、土曜日は山梨県が「子育て日本一!山梨県移住イベント『やまなし子育てランド』」を12階のカトレアサロンに35組56名を集めて開催。甲府市・北杜市・笛吹市など7自治体が参加。目先を変えた新しい取り組みだった。ほかに、長野・新潟・富山・石川の4県が合同で「北陸新幹線沿線 4県合同フェア」を開催。98組の参加。この合同フェアは今年で4回目の開催ながら期待通りの集客とはならなかった。人気の4県が揃っての開催にもかかわらず、もう一つ何かが足りないようだ。新潟県新発田市は「しばた的空き家を活用した暮らし」と今回も実践的内容のセミナーを開催。今年2回目、毎回テーマを変えてチャレンジ。7名の参加。和歌山県は「しごと×くらしの移住相談会 和歌山で始める、新しいワークスタイル&ライフスタイル」をテーマに13名の参加。長野県南相木村・小海町は11組13名の参加で「深呼吸したくなる暮らし、あります。南相木村・小海町移住座談会カフェ」を開催。空気の良い村をアピール。ヨガの体験もあり、飛び込み参加の夫婦がいきなりお試し住宅を予約するハプニングも。三重県は「余暇を充実させる働き方を三重で探しませんか?U・Iターン就職セミナー」を開き、11名の参加でIターン希望の9名も参加。盛り上がった。
 21日日曜日は栃木県と群馬県が12階カトレアサロンで隣り合わせの会場設定。ブース・スタンプラリーやアンケートも共有する形で開催。4回目の開催となる群馬は26自治体の参加で「あなたと移住先の縁むすびフェア~オールぐんま暮らしフェア2018~」、栃木は初の25全自治体の参加で「あなたの理想は栃木にある!『オールとちぎフェア2018』」をテーマに、それぞれ155名と217名の参加という成果をあげ、次につながる健闘ぶりであった。他に、大分県は「おおいたフォーラムin東京 アクティブシニア向け移住セミナー」を3回グリーンルームで開催。31名の参加。岩手県は「イーハトー部に入ろう!~いわての郷土愛と言葉に浸る会~」を開催。ゲストはラグビーワールドカップに湧く釜石市の旅館の女将とカッパ伝説のある遠野市から市公認の「カッパ淵の守り人」がお国言葉で地域の紹介をするなど、テーマ通りに岩手に浸った。27組31名の参加と盛り上がった。長崎県は完全予約制のU・Iターン転職個別相談会、福井県は地域おこし協力隊募集セミナーを開催した。

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