和歌山で移住者継業支援事業の第1号が開業

東京は桜が満開。開花してから花冷えの日が数日続いたこともあって、まだまだ楽しめそう。新年度に入って今日で5日目。朝、駅のホームで何かがスー、スーと視界を横切る物があると、目を凝らせば、なんとツバメが乱舞していた。今年もそんな季節になったのかと、ツバメの襲来を歓迎してしまった。4月が始まり、各県の担当者の挨拶が続き、朝からてんてこ舞いの状況。例年以上に来客が多いように思われる。これもふるさと回帰運動が大きく広がっていることの表れと感謝している。

来客は、29日は香川県の東京事務所所長があいさつに。この日は3回目の週刊東洋経済のインタビューがあった。他に、雑誌のインタビューも。この日は、年度の最終日ということもあって恒例のスタッフ一同による交流会もセミナースペースで開いた。昨年に続き、福島県相馬市磯部のヒラメ2枚の昆布締めと刺し身を提供した。飲み物もいわき市の吟醸酒又兵衛、長野県のワイン、秋田の生酒など各地の酒が持ち込まれて盛り上がった。昨年度も忙しかったが、今年度も更に忙しそうということからしっかり食べて飲んで心合わせを行った。30日は30年来の友人たちとの42回目の花見の宴を市ヶ谷の勤寿しで。瀬戸内の桜鯛を食べ、酔った勢いで句会まで行った。メンバーは10名。弁護士あり、医師あり、映画監督あり、参議院議員あり、全国紙の社会部長経験者あり、消費者運動家あり、コピーライターありと多彩な人たちで深酒をしてしまった。隣りの私学会館では「噂の真相」の岡留編集長の偲ぶ会が行われており、友人の佐野眞一氏に誘われ、顔を出した。

2日は新年度の初日とあって、朝、全員集会を開いた。「今年度は創生本部の5カ年計画も最終年、移住希望者に寄り添うカタチでしっかり頑張ろう。目標は移住相談5万件、セミナー開催600回、自治体会員500自治体をめざそう!」と挨拶した。新年度の来客第一号は、今年も富山県の移住・UIJターン促進課の舟根課長。なんとか移住実績を年1000名をと決意を語っていた。お土産に名物の鱒寿しを頂いた。この寿し、鱒の厚さと酢飯の厚さが同じくらいという豪華版。担当者でいただきました。3日は長野県秘書課長、福島県いわき市東京事務所所長他、月刊日本主幹、西日本新聞会長。4日は長野県の阿部知事。知事とは総務省過疎対策室長時代からの知り合いで、県として移住・定住のさらなる推進を目指し、新たに今年から「信州暮らし推進課」を置いたと語った。このあと、電通と最近増加傾向にあるUターンによる地方移住のニーズ調査についての打ち合わせを行った。5日は、石川県東京事務所長、いしかわ就職・定住総合サポートセンター長、同県担当課長、埼玉県企画財政部担当局長と課長、山形県市町村課と移住コーディネーター。6日は和歌山県担当局長。

セミナー開催は年度初めとあって6日に福井県の「ふくいUIターンセミナー&相談会~100万円(最大)をもらって福井に住もう~」と和歌山県の「地方での起業ステップ 全国トップクラスの起業支援 和歌山で起業!」の2回のみ。福井県は初の政府のわくわく地方生活パッケージをテーマにしたセミナーで7組8名の参加。これから増えそうなテーマでの開催だが、参加者は今ひとつ。和歌山県は起業支援では実績があり、20名の参加と健闘した。また、継業支援についても県単独事業としても力を入れており、この程、全国初となる移住者継業支援事業で第1号となる成功事例が出た。場所は県内の川湯温泉の民宿で、3月31日に開業し、話題となっている。

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