富山県、地方版ハローワークで移住イベント開催

 北国の雪のニュースが冬の到来を告げる昨今だが、有楽町の東京交通会館の前のクリスマスのイルミネーションも点灯し、夕方4時半頃には、沈む冬の陽に変わって輝き始め、道行く都民の目を楽しませている。

 ふるさと回帰支援センターでは情報発信の強化をめざし、WEBマガジン「FURUSATO」を7月のセンターリニューアルにあわせて立ち上げることにしてきたが、制作が遅れ、7月には暫定的に立ち上げてはいるが完成には遠い状況となっている。こうしたことから、過日制作会社の代表に来てもらい、契約通り速やかに作業を進めるよう改めて要請したところです。内容は、従来のHPでは紹介しきれない各県・市町村の移住情報を載せるなど、すべての移住情報を網羅したものとすることをめざしている。当面、今年度中に立ち上がる予定。
さらに、HPについても抜本的リニューアルに向けて作業が進行中。HPのアクセス数は今年10月までで月平均16万8600と跳ね上がっており、さらに見やすく、アクセスしやすいHPをめざすことにしている。リニューアルのポイントは、現在のHPが補強に次ぐ補強で見にくく、情報も取りにくいという指摘を受けてきた。そこで見やすく、情報が取りやすいものとすることを第一に置いたものをめざしている。アップの時期はいまのところ4月。期待してください。

 前回16日までのセミナー開催状況を紹介したが、さらに1カ月間でみると23日の最終回セミナーを入れて、12月は36回の開催となる。今年初めに立てた年間セミナー開催目標数350回を、はるかにオーバーする状況である。
3日の浜松市の中山間地区と清水町のセミナー「後継者バンク 田舎で起業 首都圏通勤」には19名の参加。この手のセミナーとしてはよく集まった。南房総市の「『くらし』と『しごと』先輩移住者トークLIVE」には14名の参加。3名の移住者がそれぞれの視点から南房総への移住のポイントについて熱く語った。4日の山口県の就農相談会も24家族30名の参加。笛吹市のセミナー「桃源郷は山梨にあった」は農業後継者を見つけることにポイントを置いたセミナーで10名の参加。このセミナーのきっかけは、農業の担い手がなく困っていた農家が有楽町の移住窓口を訪問。その後、農業をやりたい20代夫婦が同じく窓口を訪問。うまくマッチングしたことから今回のセミナー開催となった次第。県内的には1000人単位の移住相談があり、地域的には農業の担い手不足という悩みがある。双方の悩みが県移住相談センターに寄せられ、それが移住情報として蓄積されつつある。飛躍の芽が出始めているようだ。
 来週もセミナーが目白押しだが、18日の富山県の移住イベントは初めて全市町村が参加。8月の職安法改正により、地方版ハローワークとして県が就職面接会を単独で開催できることになり、全国初の新制度を活用した移住イベントとして注目される。石井知事も参加の方向で調整中である。

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