秋田、Aターンサポートの移住目標は100世帯

なんとなく忙しない年の瀬となってきました。このJR有楽町駅前の東京交通会館前の宝くじ売り場には今日も長蛇の列。寒風のなか、ご同情申し上げます。自民党の次年度の税制大綱も明らかになってきたが、相変わらずに取りやすいところから取る姿勢は同じで、生活保護も切り下げのようだ。このままでは、国民の消費拡大は望めず、次年度もデフレ改善にはつながらず、希望が持てない大綱となっている。
12月に入って、センター内の移住相談員の一年を振り返るミーティングが盛んだ。昨年あたりから2カ月に一回のペースで行われているものの一環。12月のテーマは「今年一番うれしかったこと」。4班に分かれて、フリーデスカッション形式で行っている。そもそもは、相談員間の情報の共有化のために始めたもので、今回のミーティングでは次のような発言が出されているようだ。「移住が決定して嬉しかった」「県を指定した相談が増えてきた」「市町村の中に移住に特化した部署が出来てきた」など、日ごろのちょっとした手ごたえを喜ぶ姿が明らかになった。こうしたミーティングの結果が来年の移住相談の充実につながることを祈念している。
12月、セミナー回数は31回。年末分の一週分が少ないことから例月より寂しい感じは否めないが、開催した各県は最後のセミナーということで盛りあがった。15日午後1時からの3回目となる栃木県の「UIJターン学生等と企業との交流会in東京」には17名の参加と実りあるものとなり、定着しつつあるようだ。同日の山口県は参加者の都合を考え、金曜日の19時からと翌土曜日の12時半からの連日のセミナーを開催し、それぞれ32名と35名の参加者を確保した。参加自治体は山口市・下関市・岩国市・周南市・宇部市・光市・萩市・周防大島町で参加自治体の集客への協力と一年間の各種集まりへの積極的な参加と声掛けの成果と担当者は胸を張っていた。このあたりに集客のポイントがあるようだ。16日土曜日の秋田県の「あきたで暮らそう!mini移住・就職相談会」はテストケースの位置づけで、初開催であったが7名の参加。セミナーの後に個別相談会も行われた。県内2企業と秋田市・鹿角市・八峰町の2市1町も参加。あきたで暮らそう!Aターンサポートセンターとして、今年度の移住実績目標を100世帯に置いており、4月から現在まで60から70世帯の移住を達成、確実な成果を上げているようだ。同日の山形県最上地域の「ハッピーライフカフェ~地域おこし協力隊説明会~」には14組17名の参加。銀山町1名・船形町1名・真室川町若干名・大蔵村1名・鮭川村4名の募集人員と業務内容を明確にした説明会で、即決はなかったが金山町には応募したいとの意向を示した人もいた。同日の滋賀県の「MEET UP!移住の前に見つける、自分の価値観~滋賀移住相談会~」は6階のLEAGUE有楽町での初めての開催で5名の参加。数は少ないが問題意識の明確化につながるいいセミナーであった。17日日曜日では新潟県の「にいがたアウトドアのある暮らし&U・Iターン相談会」は27組34名と賑わった。参加自治体は胎内市・新潟市・三条市・柏崎市・十日町市・上越市の6市。新潟におけるアウトドアの魅力やアウトドアに関わる仕事、アウトドアライフなどの相談や仕事、住まい、就農など盛りだくさんのメニューを備えて臨んだ。青森県の「青森県暮らしセミナー津軽地方のくらし」は9組12名の参加。地域おこし協力隊の募集と合わせての開催。移住して果樹園をやりたいとの希望者も参加し、次につながるセミナーとなった。香川県の「カフェ・ド・うどん県~香川県入門編~セミナー」は13組15名の参加。ゲストは高松育ちで、大学進学した大学生が3年間の東京暮らしの経験から改めて香川を見てどう感じたかの問題提起をし、説得力ある講演が好評であった。
視察は19日の山形県村山市議団と20日の広島県議団、訪問は財務省関東財務局。
ふるさとブログの発信は今日が最後です。1年間、ふるさとブログをご愛読いただきありがとうございました。全48回の更新、仕事の合間のブログ発信は大変であったが、ふるさと回帰支援センターではこんなことが行われていると情報の一端を紹介できればと始めたもので、反響も大きく、次年度もさらに内容の充実に努める決意です。
今年も移住運動の広がりを感じさせる、手応えのある1年でした。皆様、よい年をお迎えください。

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