秋田県、移住希望者登録が850世帯に

1月も残すところあとわずか、寒い寒いと言っているうちに1月が往ってしまいそうです。
仕事のモードは完全にフル回転です。先ほど、広報担当から1月の取材申し込みが今日まで33件に達しているとの報告があった。なんか多いとは思っていたがこれほどとは驚きです。原則、取材申し込みはすべてOKというスタンスで対応しているが、この取材の多さはうれしい悲鳴といっていいでしょう。
昨日は全国賃貸住宅新聞社が取材に。テーマは「地方の移住促進における、賃貸住宅の役割」についてだった。移住希望者は空き家を希望する。住宅の取得はまず暮らしてみて、やれる自信がついてからになる。その意味で、移住相談が急増していることから、今回の取材はタイムリーだったのかもしれない。

昨日は久しぶりに秋田移住定住総合支援センターの理事長が顔を出した。秋田県の移住の取り組みについては前にも採り上げたが、移住希望登録者の数が850世帯に達しているとのこと。世代は20、30代が多いそうだ。すでに累計では1000世帯を超え、移住者は100世帯以上とのこと。希望する暮らしの第1位は、「子育てを田舎でしたいこと」だとか。
課題は受け入れ体制が十分ではないこと。由利本荘市・鹿角市・三種町などが熱心であり、秋田市は昨年から動き出しているようだ。このような限られた自治体に止まっている受け入れ体制の整備こそが急務であるようだ。
一方、県は4月からの県庁内の機構改革にともなって新たにスタッフが約90名の「あきた未来創造部(仮称)」が設けられ、その下に新しく移住促進班が移住・定住促進課に格上げされ、これまでほかの部に置かれていたAターン担当が統合されるらしい。狙いは暮らし・仕事相談がワンストップで一元的に対応できることにするようだ。移住先人気ランキングで東北一を誇る秋田県、さらなるステップアップが期待されるところである。

25日には2015年3月以来、滋賀県が久しぶりに移住個別相談会を開いた。参加者は多くなかったが一カ月先の2月25日にも相談会を計画している。27日には札幌圏移住相談会が札幌市ほか5市1町1村の参加で初めて開催され、13家族17名が参加。いよいよ、これからという感じであった。この日は愛知県が奥三河エリアを対象に2016年2月の岐阜・三重との合同セミナー以来のセミナーを開催。数は少なかったが、長野・静岡の県境に接した愛知の山里の魅力をアピールした。28日は和歌山が「こたつでみかん。冬のあったかわかやまぐらし」セミナーを開催。特産のみかんが参加者に配られ、17家族25名の参加者で盛り上がった。この日は、福井県の若狭町も新規就農セミナーを開催し、5名が参加。数は少なかったが本気度の高い参加者がいて盛り上がった。3階のグリーンルームでは長野・石川両県の「海の石川・山の長野合同移住セミナー」が、その他、静岡市、京都府などがセミナーを開催した。29日も愛媛、静岡県西部地域、北海道、福井、山梨県市川三郷町・身延町・富士川町、岡山市のセミナーが予定される。

来週はもう2月。春は近い。

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