ふるさと回帰フェア2016、受付1週間で締切に。

東京は梅雨入りしたが、まだ本格的な雨にはなっていない。しかし、東京の水がめ、利根川水系は雪が少なかったことや5月の雨量も例年を大幅に下回ったことから、すでに水量は50%を切ったとのこと。久しぶりに今夏は水不足という事態も想定されるようだ。

今年のふるさと回帰フェアはすでにご案内の通り、有楽町の国際フォーラムの改装工事もあって、例年の9月開催が10月22日開催に約1カ月程度後ろにスライドしている。この程、そのフェアへの参加募集を行ったところ、なんと1週間で満杯。募集受付を締め切る事態となっている。近年の移住を取り巻く環境の変化や相談者の急増ぶりもあって、今年は会場を例年の1.5倍の広さに拡大したものの、この有様となっている。日常的に行っているいつものセミナーもそうだが、地方移住の波は確実に拡大しており、各地方自治体の移住に寄せる期待は大きくなるばかりである。

セミナー開催状況も賑わっている。4日は富山県がセミナーを行い、南砺市、礪波市、氷見市、上市町がブースを構えた。約40名の移住相談者が参加。氷見市へ移住し、結婚式の引き出物の開発を行っている移住者が氷見暮らしの実践編を語り、参加者を賑わせていた。また、この4月から総務省から担当課長に出向してきた課長も参加し、やる気のあるところを見せていた。この日は山形県の西村山地域の寒河江市、大江町、朝日町、西川町、河北町が参加したセミナーを開催。ゲストは空き家を改修し、レストランを開業した移住者が移住経験と山形暮らしのポイントを紹介した。参加者は14名。5日の山梨県北杜市のセミナーには23組36名の相談者が押し掛けた。移住相談は予約制で行ったがすぐにいっぱいになった。溢れた予約者のために4日も移住相談を行ったがこちらにも7組10名も集まるという人気ぶりであった。北杜市に住んでみたいという希望も多いことから、5月からお試し住宅も開設している。

4月から産経新聞が日曜日朝刊で移住のススメという囲み記事をふるさと回帰支援センターの全面協力で連載中。掲載自治体からのお土産が抽選で当たるということもあって、応募者が2000名超えという回も出るほどの人気。当面、9月いっぱいまでとのこと。ふるさと回帰支援センターとしては継続を要請中である。

過日、長野県飯島町の副町長が来訪。移住者に人気の駒ケ根市、松川町などのエリアにあり、2014年には111名の移住者を確保、昨年度は73名と健闘している。地域おこし協力隊も10名もおり、この程、2つ目の道の駅も回転する運びとか。しっかりと結果を出している自治体がここにもあるという長野県の懐の深さを見た。この長野県の移住実績は2013年が510名、2014年が763名、2015年が927名と着実に伸ばしている。また、前提の移住者の定義についても、①田舎暮らしをしたい、②転職(転勤を除く)・起業、③就職(新規学卒者を除く)、④子育て、⑤親の介護、を理由とした移住者とすると決めた。