ふるさと回帰運動の成否は移住相談員にあり

ここ数日、東京は晴天が続き、新緑も輝いて見え、5月らしい気持のいい風が吹き抜けています。

昨日、今日と町関係の方の来訪が続いた。昨日は、富山県の朝日町の笹原町長が富山名物の鯛の蒲鉾とホタルイカの干物を持って顔を出しました。なにかと気を使っていただき恐縮しています。今年の富山は立山の雪も少なく、富山湾の水位も例年よりは少ないとのこと。また、ブリも不漁で、能登半島の付け根の七尾市あたりがブリの通り道となったようです。これも暖冬の影響か。今日は三重県の大台町余谷副町長、宮崎県の木城町横田副町長が朝から見えました。大台町は今年3月、町全体がユネスコエコパークに選ばれたところで知られる。空き家バンクの整備も進み、2012年からこれまでで89名の移住者がいるとのこと。最近、活発に活動し成果を出している三重県の移住政策もこうした町がしっかり支えているのかと思った次第。

各県・市の移住相談員が5名から28名に一気に拡充されて、4月で1年が過ぎた。そうした中で、各相談員にも特徴が出てきている。静岡県の相談員が相談員通信を出し始めたことに触発され、隣の静岡市も出し始め、受け皿となる各自治体や地域にホットな情報を提供している。そうしたら、某中央紙の記者出身の愛媛県の相談員も以前から通信を発行し、地元との連携を図っていることが分かった。何気ないところでしっかり相乗効果が発揮され、お互いに学びながら全体としてのこの運動を担っている。
各県の相談員、よく見ていると大変忙しい。このセンターでの移住相談はもとより、セミナーの企画や準備、センター外でのセミナー開催や東京事務所等との打ち合わせ、各県の情報収集、県内の受け皿つくりなど、席の温まる暇もないようである。
17日夕方から有楽町の朝日ホールでいま話題の熊本県出身の映画監督と俳優による熊本映画プロジェクト「うつくしいひと」の映画会&トークショーがあった。ここでも熊本県の池田相談員が受付から移住相談まで頑張っていた。映画は短編で、あっさり感があるが、底辺には夏目漱石の小説にあるような人間のヒダが描かれていた。
相談員はそれぞれの県の東京における顔である。責任重大。私どももしっかりフォローしていかなければと何かにつけて思っているところである。

15日の香川県のセミナー、県内の市町を集めて年1回開催しているものだが、77組110名の参加で盛り上がった。相談員は最近、市役所係長を退職し、新しく香川県の相談員に就任した方で、やる気満々。香川に涼風を吹き込んでくれるものと期待している。今週末のセミナーは21日に人気の長野県駒ケ根市など4回、22日は石川県の「いしかわビジネス創出セミナー、農家民宿開業のススメ」や静岡県三島市ほかの「ふじのくにに住みかえるセミナー、東京通勤圏にくらそう」など3回。また、にぎやかな週末となるはずだ。