セミナーは盛況が続く

3月5日の夜,BS日テレの「深層NEWS」という1時間番組に出演した。相手は「まち・ひと・しごと創生本部」の副大臣。今風のスタイルのよい政治家。まだ若いがもう政治家風の感じでよく話す人だった。総務省の「全国移住促進センター」の評価については同意見で、ウェブで移住先を紹介する手法はうまくいかないのではないかということでは一致した。
BSとはいえ、あの番組は看板番組のひとつらしく、スタッフは30名ほどがいた。力の入れ具合が違うと感じ入った。視聴率も高いようで、翌日のセンターのHPは数多のアクセスでダウンしてしまった。また、用もないのに覗きに来る人や私に会いに来る人まで現れて、昼食に出て帰ってくるとエレベーターの前で知らない人に声をかけられる始末。話がしたいんですがという。変な感じであった。

セミナーは相変わらず盛況である。まず、8日の山梨県韮崎市のセミナーには市長自らが出席。市の概況を紹介した。職員も8名が参加。参加者は36名を数えた。
7日は長野県の飯山市と岐阜県が5階と6階でそれぞれ開催した。飯山市は農的田舎暮らしをテーマに家庭菜園の楽しみ方を教えた。こうしたセミナーの設定はとっつきやすく夫婦連れの参加者も多かった。さすが、慣れたセミナー運営と感心した。しかし、残念なこともある。「飯山住んでみません課」がなくなり「移住定住推進課」と担当窓口が変わるとのこと。せっかく全国に知られた「住んでみません課」の名前をなくすのはいかにも残念である。
岐阜県も県下の市町村を引き連れて開催。昨年の移住者の実績も鳥取に次ぐものがあり、多くの参加者を集めた。4月からは専従の相談員を配置してふるさと回帰運動に取り組む。過日、知事も挨拶に来られた。力が入っていると感心した。

4月から22県1政令市が専従相談員を配置してふるさと回帰運動に取り組む。その相談員の人選がいよいよ始まる。すでに30名を越える相談員希望者が希望県は40県をエントリーしてきている。これを書類選考し、面接に入る。
基本は担当県の出身者が望ましい。風のにおいも気質も、歴史も食文化だって知っている人が望ましい。これが前提である。そして、適性は、相手の話をよく聞くこと。そして、相手の立場でものを考えること。移住希望者は、人生を変えるくらいの気持ちで相談に来るわけであるから、さまざまな期待を持ってくる。それをしっかり受け止めなければいけない。また移住には向き不向きがある。誰でも田舎暮らしが出来るわけではない。その辺をしっかり観察し、適正を見極め、対応しなければならない。もちろん、相談員にも適性がある。それを間違えると大変なことになる。ふるさと回帰運動の発展に向け、気の抜けない日々が続く。