今年、移住セミナー開催526回の予定に

 9月30日の台風24号には驚かされた。首都圏では8時以降、JRをはじめ各会社が電車を止めた。電車はダイヤ通りに運転されるものだと思っている人間にとっては、台風が来るから電車を運行停止にするという発想が理解できない。今年のように自然災害が多発する現状で、公共交通機関が一方的にこれを止めるということがあっていいのだろうか。これでは都市機能はストップする。国民への影響をどう考えるのか、あるべき姿をしっかり議論すべきことではないだろうか。
 ところで、26日夕方、広島県の移住相談ブースにNHKのTVカメラが入った。何事かと思えば、広島県は5月に160組を集めた「Cターンフェア『移住で始まるスポーツのある暮らし』」を開催。今回の広島カープのセ・リーグ優勝をきっかけに、スポーツのある暮らしを希望する移住者の動向を取材に来たもの。広島県の移住窓口には、こうした暮らしを希望する移住相談者が毎月来るなど反響は大きいものがあるようだ。
 今週も来客は少なかった。台風の影響もあったのかもしれないが、28日に岐阜県議会松村議員と本巣市議会議員2名、前全国市長会会長で新潟県長岡市長であった森民夫さんが。10月2日には青森県三沢市の米田副市長に訪れていただいた。
 今週のセミナーは台風の来襲もあり、30日の宮崎県の「“星降るまち”をふるさとに ~あなたの『田舎暮らし』を考える移住相談会~」、三重県の「Meet Mie café vol.4 あなたが受け継ぐ!!技と想いの継業編」、京都府の「京都移住のイロハ~移住って何から始めたらいいの?~@東京」が中止となり、8回に留まった。28日は「北海道暮らしmini暮らしフェア」が住んでみたい北海道推進会議の主催で開かれ、定員通りの17組20名が集まった。自治体は名寄市・鷹栖町・上川町・東川町・下川町が参加。傍聴で沼田町・幌加内町・小平町が参加するなど道内各自治体の移住への期待を感じさせるセミナーであった。神奈川県の「『ちょこっと田舎』な神奈川で暮らす」は当初7月に予定されていたが台風で中止になっていたもの。県内の人口減地域と言われる県西地域と三浦半島の小田原市・南足柄市・三浦市・中井町・真鶴町・松田町などが参加してグループ討論を行うなど、26組32名の参加と賑わった。
 29日土曜日は島根県が「しまねアグリセミナーin東京~島根らしい就農スタイルを知る~」を開催し、12名の参加。北関東・磐越5県合同の「テーマで見つけるローカルライフseasonⅡ~新潟・福島・茨城・栃木・群馬移住フェア~」を3階グリーンルームで73組92名の参加。2回目の開催だがテーマが絞り切れてない感があった。千葉県の「南房総市&館山市二地域居住セミナー 南房総のつかいかたーふるさとは一つじゃないー」は定員10名のところに13組16名の参加と盛況。南房総だから可能な二地域居住という暮らしと実践者の話、こうした方々を支援するNPOのキーパーソンもいることを紹介するなど具体的で実り多いセミナーとなった。他に、山形県、米沢市、栃木県日光市などそれぞれ工夫を凝らしたセミナーを開いた。30日日曜日は山口県と福島県のセミナーが台風来襲をものともせず開催。それなりの集客もあった。
 このほど、12月末までのセミナー開催予定が明らかになったが、9月30日現在で526回の予約があるなど、当初の目標を上回ることが明らかになった。こうしたところからも、移住・定住の取り組みの確実な前進を感じさせられている。