全農大分と就農推進で2回目の打ち合わせ

 東京も今週中には梅雨入りになるのではとの予想である。梅雨がなければこの国では稲作ができず、大都市は渇水で大変なことになる。ジメジメした天気が続くのはあまりいいものではないが、雨にぬれたアジサイやクチナシは季節感いっぱいで嫌いではない。こちら側の気分次第で梅雨もいいものになるのではと思う。
 過日の新聞に、外国人労働者を70万人程度簡単な試験で入れることが書いてあった。そこには人手不足に悩む農業現場も含まれるようなことが書いてあった。すでに、季節工のような形で農業現場に入っていることは知っている。しかし、高齢化が進む農業現場に大挙して外国人が入ってきたらどうなるか?入れて、外国人なしにはこの国の農業が成り立たない状況になった段階で、外交問題などでストップされたらどうなるのだろうか。急速に進む人口減の中で、かろうじて守られてきた地域の文化や伝統はどうなるのだろうか。そろそろ真剣にこの問題を正面から議論するときに来ているのではないだろうか。農協も既得権を守ることだけではなく、1億2千万人の食料をしっかり守るためにはどうすべきかを考えるべき時が来ていると考えるがいかがであろう。農協改革が叫ばれているが、その議論がブランド化して東南アジアなどへ輸出して稼ぐなどのような議論が先行しているようだが、この議論、本末転倒で違和感を覚えるのは私だけではあるまい。ふるさと回帰支援センターに昨年1年間で移住相談に訪れた移住希望者は3万3千件を上回る。うち一次産業に従事したいと希望する若者は2割に達している。この若者たちが安心して農林漁業の現場に入れる仕組みこそが、外国人労働者を入れる前にしっかりと議論されることを希望したい。そうした中で、大分県の全農が特産品のニラや白ネギなどの各部会で移住希望者を、責任を持って受け入れたいといってきた。その具体的スキームや収入、住宅など受け入れのための条件の整備を求め、一歩前に踏み出すための検討を行うことになった。
 来客は、5月末に全国町村議会議長会や市議会議長会が有楽町の国際フォーラムなどで開催されたこともあって、予約なしの時間が空いたので寄ったという来客が多かった。5月29日は三重県紀宝町議会議長、同御浜町議会議長。30日は山形県鶴岡市議会議長、長野県駒ケ根市議会議長、福岡県久留米市議会議長、静岡県伊豆市議会議長、大分県津久見市議会議長、新潟県県民生活・環境部長。31日は和歌山県担当局長、埼玉県奥野副知事、6月1日は宮城県加美町長など、ありがとうございました。
 セミナー開催は、6月1日は香川県が「直島在住のブロガーといえばこの方!まつざきしおりさんに聞く『直島暮らし』」を開催し、予約制で満員御礼となった。話題のブロガーということで人気を集めた。2日は土曜日ということもあって5回のセミナーが開催された。群馬県は「あなたの夢×移住先マッチングフェア ~はじめてみよう群馬から~」を3階のグリーンルームで県内14自治体が参加して開かれ、41組58名の子ども連れや妊娠中の方など、多彩な参加者でにぎわった。前段は交流会、後半は個別相談会と熱気あふれるセミナーとなり、県も手ごたえを感じたようであった。岩手県は「南いわて暮らしセミナー『ライフステージと移住のカタチ』」として、花巻市・遠野市・北上市・一関市・奥州市・西和賀町・金ケ崎・平泉町の8自治体が参加して、「都会から地方へ 拠点を移す?」「地元に戻る?」と問いかけるセミナー。今年2回目の開催で、テーマがわかりやすく、継続した粘り強い開催が結果につながると思われる。主催は県南広域振興局。新潟県妙高市は「妙高喫茶in有楽町」としてコーヒーを出してのアットホームな雰囲気で、不動産物件24件、HPで20件を紹介するなど地域の特性を生かしたセミナーを開催した。京都府は「『働き方』から考える3つの京都暮らしvol1 豊かなローカルをつくる企業×『転職・地方暮らし』という選択」というテーマで開催。予約のみで40組が集まり、成功した。セミナーの持ち方のひとつの例といってもいいセミナーであった。長崎県も「長崎県で働こう!U・Iターン転職個別相談会」を開き、満員御礼の盛況となった。この日は天気も良く、熱気あふれるセミナーが続いた。3日日曜日は長野県大町市と富山県がそれぞれセミナーを開催し、人を集めた。大町市は「いなか暮らしセミナー~『森のお仕事』『おもてなしのお仕事紹介します』~」、富山県は「高低差4,000m!!海×山×都市~富山で子育てする理由~」。先週はセミナーのネーミングから工夫されたものが多く、それぞれのセミナーとも賑わっていた。