千年の村の全村議が視察に

 平昌オリンピックが始まった。韓国は寒いようで、-10度を下回っているようだ。そんな中で、いつの間にか2月も中旬。微かに春の気配が感じられる日もあったりするようになった。しかし、北陸などは記録的な大雪の報告も、関係の方々には心からのお見舞いを申し上げます。
 1月の移住相談件数がこのほど明らかになった。なんと1月としては初めての3000件を突破して、3358件に。セミナーの回数が42回という多さもあってのことだが幸先のいいスタートになった。一昨年が1897件、昨年が2527件。順調に伸びている。
 来客や視察も相変わらず、9日には岐阜県多治見市の議員団6名が視察に来た。愛知県との県境に位置し、名古屋市への通勤圏となっており、受け皿さえしっかり用意できれば多くの移住者を受け入れられるのではないかとアドバイス。質疑応答も活発で気持ちのいい議員団であった。夕方からは大分県の副知事が表敬訪問。農水省からの出向ということもあり、過日の全農おおいたの動きなども報告し、新規就農者の受け入れの先駆的取組を要請した。10日土曜日は大分県議1名、北海道鷹栖町谷町長の視察があった。13日は、昨年12月に町長に就任した鹿児島県錦江町の木場町長が表敬訪問。移住政策に取り組みたいと希望を述べておられた。14日は徳島県佐那河内村の全村議会議員の視察があった。佐那河内村は徳島県で唯一の村で、再来年には1000年となる由緒ある村。2015年には移住交流推進アクションプランを制定するなど、移住の取り組みについては評価されている村である。全議員参加の視察は初めて。
 セミナー開催は、11日日曜日が祝日の関係で12日も休み、連休となったことから7回に留まった。9日金曜日は新潟県新発田市・兵庫県・広島県が開催。新発田市は「越後新発田移住相談会」として、予約制の個別相談型セミナーで一人30分程度を目安に個別相談。この間、2カ月に1回のセミナー開催でアピールしている。兵庫県は「カムバックひょうごNight vol2」を開催し、17名の参加で盛り上がった。広島県は「HIROBIRO ひろしまinトーキョー大人女子編」。今年度3回目の移住セミナーで広島への移住希望者など20~30代の女性を集めた。自分らしいライフスタイルの実現に向けて参加者相互で意見交換を行うなど、一歩踏み出すセミナーとなった。10日土曜日は4地域のセミナーが行われた。北海道は「地域おこし協力隊合同募集フェア」を留萌市・名寄市・鷹栖町・遠軽町など8市町の参加で開催。鷹栖町は谷町長自ら地域のPRを行い、23名の希望者が集まり、活気あるフェアとなった。同日の千葉県一宮町の移住セミナーでも馬淵町長自らが参加する熱の入れようで、先輩移住者も参加して町長とセッションを行うなど盛り上がった。青森県は「津軽のくらし相談会~西北エリア編~」を開催。この地域は津軽地方の日本海側に位置し、白神山地を含む自然環境にも恵まれたところで、五所川原市・つがる市・鰺ヶ沢町・深浦町など7市町が参加して、初めての開催となった。静岡県菊川市は「菊川市が誇るイノベータ―が語る~地方でも実現可能なライフスタイルセミナー~」を開催し、菊川ジュニアビレッジで作物づくりと販売を学ぶ子どもたちのハーブティーの試飲や地域紹介も行われ、活況を見せていた。
 13日は昨年秋に予定されていたが台風の来襲で延期になっていた神奈川県県西部広域行政協議会の首長研修会で小田原市へ。小田原市長など2市8町の首長にふるさと回帰運動の現在と今後の展望を話した。神奈川県は16年4月から移住相談員を配置し、二地域居住や移住に取り組み、成果を上げている。今回の研修会が、県西地域の本格的な移住の取り組みにつながればと期待している。