厚労省職安局が視察に来た

 今日は2月の3日。節分とは季節を分ける日とのこと。明日は立春。東京の梅も咲き出し始めたようで、今年は春が早いような気がする。
 2月に入っても来客は絶たない。昨日は厚生労働省職業安定局の視察があった。7月の移転を見越して、移住相談と就職相談を一体的に行えるように、前から要請していたハローワークの職業紹介の端末設置の可能性を判断するためのものだ。初めての視察であったが、各県の相談員に対し、相談件数や現在県のハローワークの端末を使って就職相談を行っている県の実態などを事細かくヒアリングしていった。7月以降、45道府県の参加が期待されるふるさと回帰支援センターの移住相談のさらなる充実にむけて、すでに月2000件の相談実績もあり、国民的課題となりつつある都市と地方の移住・交流のさらなる前進のために前向きに検討したいとの感想を述べて帰られた。可能なら、国土交通省には全国一律の空き家情報のサイトも早急に整備され、移住・定住の推進に向けた環境の整備に取り組んでいただきたいと考えている。
 2日は朝から姫路市議会の15名の議員団の視察があった。新年度からブース開設を含めた移住対策に取り組む考えを持っていることを受けての視察で、多岐にわたる質問が寄せられ、強い意気込みを感じさせる視察であった。また、このあと神戸市副市長も立ち寄られ、新年度以降の兵庫県および神戸市、姫路市が一斉に動き出すこの動きは注目に値する。この日は夕方、山形県鶴岡市の榎本市長も立ち寄られ、県内の動きなどの情報を確認されていた。鶴岡市はユネスコの食文化創造都市に選ばれ、市長の胸には市の32種類の農産物をデザインしたバッチがつけられ目を引いた。今回は江戸時代からの北前船の寄港地の会議に出席のため上京されたとのことであった。同県内の北前船の寄港地酒田市に続く、ふるさと回帰運動への参加が期待されるところである。
 週末の1月30、31日に開催されたセミナーもバラエティに富んだものだった。鹿児島県はトーキングビストロと銘打って開催。13組16名が参加。トーク食材の産地としては日本列島最南端の南大隅町、桜島と共に生きる垂水市、離島からは十島村と西之表市が参加。トークメニューは参加者の聞きたいことに応える仕組みにして盛り上がった。大分も「おおいた暮らし塾」としてITに特化した企業就職説明会を開き、27組28名の参加者を集めた。静岡県は30、31日の両日、ふじのくにに住みかえるセミナー「魅力的な栖」編とふじのくにに住みかえるセミナー「首都圏通勤」編を開き、それぞれ20名前後を集めた。話題性のあるセミナー開催に心を配る各県の努力に敬意を表したい。
 30日は恵比寿ガーデンホールで開催された北海道上士幌町フェアにも足を伸ばした。道内一のふるさと納税額を誇る町のフェアだけあって参加者も2000名を超え、大変な盛り上がりであった。今日は三重県鳥羽市の副市長、漁協理事、同地区選出県会議員が揃っての訪問を受けた。新年度から複数名の移住担当者を市役所に配置するなど全力を挙げて移住者の受け入れに取り組みたいと語っていた。この市は市内に500名の海女を抱え、日本一の海女の町と自慢していた。また、有人離島が4島あり、市の人口の5分の1は島の住民であると言うことであった。取り組みが遅れていた三重県もこうして少しずつ受け入れ体制が整備されてきている。期待の県である。