喜色満面でのふるさと自慢は素敵です

日一日と秋が深まってくる今日この頃です。10月とて残り少なくなってきた。気がつけば陽もすっかり短くなり、5時ともなれば夕陽がビルの向こう側に沈んでしまいます。25日は、大阪でのふるさと回帰フェアでした。参加自治体は99自治体と東京の半分弱でした。移住希望者は昨年の2割程度増しの3000名を上回る状況でした。各ブースを訪ね感想をうかがったのですが、昨年よりは多いという自治体がほとんどでした。ただ初参加で苦戦という自治体も一部見られ、差が出たところもあったようです。人気自治体というところでは、受け皿がしっかりし、「子育てにやさしい」などアピールポイントをしっかり打ちだしているところは健闘しているようでした。誰でもいいから移住しませんかという段階はとうに過ぎており、一皮むけた対応はどうしても必要であると改めて実感した次第です。

東京のフェアは石破大臣も視察に訪れ、マスコミの注目度が高かったが、大阪もNHKと朝日放送が取材に入り、とくにNHKはその日の7時のニュースでそれなりの時間を取って放送されました。過疎地の事例として、宮崎県の日之影町と徳島県三好市がとりあげられるなど反響も大きく、HPがパンクするほどの問い合わせとなったようです。地道に12年間取り組み、社会的にも評価され始める中、この運動はかつてない難しい段階に入ったと感じてもいます。それは、この運動に王道はなく、一人の移住希望者と一つの自治体を丁寧に、適正をしっかり見極めながら結びつけて行く、これが何よりも必要なことと思ってます。某団体のように金儲けを目的に取り組むのとは異なり、非営利で金もうけなどとは全く無縁なところでこの国を思う気持ちで取り組むことこそが大切だと思っています。なぜなら相手は人であり、人生を賭けた選択なのです。成功報酬を目的に数を稼いで地方に送り出すような発想では、地域に混乱だけを持ち込むことになりかねません。これでは運動のぶち壊しになりかねません。受け入れた自治体にも多大なご迷惑をかけることになりかねません。国は、東京にワンストップの相談窓口開設を考えておられるようですが、手間暇かけてこの取り組みができるのか否か、大いに注目したいと思っています。

秋は果物の季節ですが、セミナー開催自治体はそれぞれの自慢の果物持参でセミナー開催に臨んでいるようです。過日の秋田の八峰町のなしのうまさに驚きましたが、26日の長野・駒ヶ根市のリンゴもまた格別、駒ヶ根市は養命酒の工場が全国一か所置かれているところで水が自慢の地域なのですが、リンゴもおいしかった。各地の方々がそれぞれの自慢の食べ物を自慢する姿はいいもので、笑顔も破裂してしまうような喜色満面は素敵なものです。笑顔が絶えない地域は是非住んでみたい地域ですよね。

セミナーの開催について、従来から市町村・県・全国レベルと開催してきましたが、これからブロックごと、あるいは姉妹都市で組んで、など何らかの共通項を探して開催も検討してみたいと思っています。現在、来年5月に北東北3県(青森・岩手・秋田)の合同セミナーを計画しています。東北復興支援もサブタイトルに、3知事揃ってのスピーチもあったらとも思っています。乞う、ご期待!!!