埼玉県が初のセミナー開催

 8月下旬の10号台風の迷走には驚かされました。迷走中にどんどん大きくなり、日本を直撃しました。迷走していた海域はなんと水温30度とか。普通27度で台風になるそうで、これも地球温暖化の影響でしょう。
 26日には政令市で初めての議員団の視察が来ました。神戸市総務委員会の一行13名です。神戸市は7月からブースを開設し、移住者の受け入れに名乗りを上げました。そんなこともあっての視察だったようですが、熱心に説明に聞き入っていました。また、宮城県の登米市議団7名も25日に視察。平成の合併以後、11年で1万人も人口減したという。県の沿岸部は東日本大震災の被害が大きかったが内陸部だけに被害もなく、是非移住者の受け入れに取り組みたいと決意を語っていました。また、31日には長野県南相木村中島村長が来ました。江戸時代から続く村で人口1005人、うち移住者が10%で最初の移住者は1981年に入ってきたとのこと。森の里山教育を推進しているが来春の小学校の卒業予定が53名、入学が43名。このままでは持続可能な形が崩れ、150年以上も続く村の存続が危ういと新人村長が決意し、相談に来た次第。応援したい地域である。
 先頃、北海道新聞が道の移住定住推進センターをふるさと回帰支援センター内に置くと書いたこともあり、最近、道内市町村の来訪が急増している。釧路市・旭川市・鷹栖町などが矢継ぎ早に様子を見に来た。鷹栖町は旭川の隣町でベットタウン的な役割を果たしているとのこと。福島原発事故以降、毎年夏10数名の福島の子どもたちを受け入れいれている。さらに、近年はやりの同窓会への資金補助も行い、幹事役を町職員が担っているとのこと。こうした切実な課題を抱えた市町村の運動参加が増えつつあるのはうれしい限りである。
セミナーの開催では、徳島が25日に葉っぱビジネスで旋風を巻き起こした上勝町の(株)いろどりの横石さんを呼んで「地域資源を活用したビジネス&地域文化を学ぶ」をテーマに、10月9~10日の移住体験ツアーのプレセミナーと位置付けて開催。29名が参加。27日は、7月から相談員を配置した埼玉が初めてセミナーを開催。比企地域の東秩父村・東松山市・小川町・ときがわ町などの自治体が参加。最近話題の新種のぶどう「ちちぶ山ルビー」を味わいながら埼玉への移住を話し合った。参加は27名。同日、沖縄も石垣島・久米島などが出席した離島での島暮らしのセミナー。29家族44名の参加で熱心な相談会となった。また、鹿児島県は26・27日の連日のセミナー。交通費が高いこともあって1回の上京で2回のセミナー開催。一定の成果を上げている。8月最後のセミナーを飾ったのは和歌山。ここ数年、県単独事業で展開している起業家の育成事業「わかやまでナリワイづくり・起業を考える」をテーマに開催。南紀・古座川町の定住センターが主催。東京での起業セミナーは初だったが、移住して起業したい人の個別相談も遅くまで行われていた。これも10家族12名の参加。起業家の育成は重要な課題である。