多様なセミナー開催で賑わった

週末もまた台風20号の影響で雨。それにしてもの不順な天気である。19号台風の傷も癒えない中での再びの台風の襲来による不順な天候は気がめいる。19号台風では東日本の約50の河川の堤防が決壊したとか、先の15号台風では千葉県内の送電線が多数倒壊したとか、基本的な社会資本が大きなダメージを受けている。抜本的な国土計画の見直しが必要になっている。この一連の天候不順が地球温暖化に帰するものであれば、来年も同じことが繰り返される。18日に、この間、何回かお会いしている全農大分の花木営農対策課長が全農部長とJA全中課長とともに来訪。開口一番、この間の経過報告に来ましたということで、九州・山口労働力支援協議会を9月下旬に設立したことなど、農業現場への労働力支援事業の現段階の取り組みを語ってくれた。そして、移住希望者の移住希望地での「お試し居住」にあたっては、積極的に農家民泊を利用することを通して農業体験や生活に馴染んでもらってはとの提案を受けた。すでに大分県では16地域にグリーンツーリズムの取り組みで受け皿となる農家民泊施設があり、これとふるさと回帰運動の連携もあるのではということになった。31日には「まち・ひと・しごと創生本部」に要請を行うことにしている。

来客・視察は、17日に岐阜県東白川村の村長他全村議会議員が視察に。これまで多くの視察があったが村長ほか全議員というのは初めて。村としては最大の課題は人口減対策であり、担当課も一本化し、光ファイバーも整備し、地域おこし協力隊の定着もいいと語っていた。こちらからは、空き家バンクを整備し、仕事を用意し、そして移住者を支援する組織を作り、東白川村だから可能な生活をアピールするためにふるさと回帰支援センターで移住セミナーを開催し、粘り強い移住者受け入れ運動に取りむことをアドバイスした。18日は、今年度から移住相談コーナーを開設し、移住者の受け入れに力を入れている滋賀県市町振興課長の訪問もあった。

セミナー開催は先の台風19号で被災した丸森町や大崎市などを抱える宮城県などが予定していた「みやぎ移住フェア」などを除き、17回の開催と健闘した。しかし、台風19号により東日本の多くの地域が被災した関係もあり、全体としてはいつもと違い、盛り上がりに欠けるような気配が感じられる状況であった。まず、16日は広島県が「HIROBIRO.ひろしまinトーキョー“水際生活都市”中心市街地リノベーション創業編」を三原市の初イベントとして開催し、21名の参加。同市出身者の参加もあり、盛り上がった。18日は宮崎県新富町が「農業未体験でもOK!みやざき【新富町】就農セミナー」を開催し、4名の参加。

19日、土曜日は8回の開催で、まず群馬県が「ぐんま西上州があなたにおくる移住相談会」を開き、7名の参加。千葉県は「はたらく×くらす ちょうどいい千葉 千葉の魅力発信セミナー」を勝浦市・君津市・市原市・山武市の参加で開催し、14組18名の参加と健闘した。三重県は「Meet Mie Café vol6空き家とお店の始め方~地域で愛されるパン屋さんの物語~」を7組8名の参加で開催した。ゲストからは空き家の探し方や移住して1年目でパン屋を開業した苦労話など具体的な話が紹介され、好評だった。山形県北村山地域は「やまがたハッピーライフカフェ≪北村山≫やまがたの仕事と暮らしに触れてみませんか?」を11組12名の参加で開催し、常連お断りとしたので初参加者が多く、大いに盛り上がった。栃木県那珂川町は「『那珂川町を知る』日帰りバスツアー事前セミナー」を開いた。北海道は「大自然で暮らそう!初心者のための週末農業講座」を3回シリーズの2回目として開催。新篠津村の大塚ファ-ムからゲストが来た。8名の参加。長野県上伊那地域は学生をターゲットに12階のカトレアサロンBで「かみいなシゴトフェスinTOKYO 長野県の企業と本音で話そう!」を駒ヶ根市・伊奈市・辰野町・宮田村と22企業が参加して開催したが25名の参加に留まった。やはり、先の台風19号での被災の影響が出たようだ。長野県伊那市は「岸野家のかぞくの話~長野県伊那市へ移住して、そば職人になるお話~」を神戸から伊那のそばを食べて感動し、移住に踏み切った実践事例として開き、3組5名の参加。

20日、日曜日はバラエティに富んだ7パターンのセミナーやフェアが開催され賑わった。まず、新潟県は「地方で起業・複業!あなたに『ちょ~どいい』働き方、新潟ではじめよう!」を14組16名の参加で開催、起業・複業とタイムリーな話題で健闘した。茨城県は「第2回いばらき暮らしセミナー 地域ではじめた、オリジナルな暮らし 私らしく生きるために~水戸の本格フランス菓子店オーナーシェフWenikoさんの開業ストーリー~」とテーマは思い入れがあってよかったが集客は9名と苦戦。参加は北茨城市・日立市・笠間市・筑西市・常総市・茨城町の5市1町。県北の知られた自治体の参加だったが集客に課題があり、きめ細やかな集客対策が必要だったようだ。神奈川県小田原市は初めての単独開催セミナーで「小田原市UJIターン就職応援合同説明会」を地元の12社が参加して行われた。参加者は12名と苦戦。集客に課題が残ったようだ。11月には移住セミナーも予定されている。栃木県は昨年に次いで2回目の「栃木ではぐくむ理想のミライ。オールとちぎ 暮らしとしごとフェア」を12階ダイヤモンドホールで開催し、122組166名の参加。21市町が参加。4市が台風で被災し、参加を見送った。熊本県は人気の「くまもん」も参加して「くまもと暮らしフェア『くまパーティー』」を初開催。108組170名の参加と健闘した。岩手県も「いわてー風と土の集いin東京~イーハトー部の暮らしと移住の始め方~ー」をこれも初開催。22自治体が参加。こちらも台風で被災した自治体のキャンセルが出た。166名の参加。山口県は3階グリーンルームで「やまぐち農業法人就業セミナー・相談会~やまぐちの農業法人で働いてみませんか?~」を開催。県内の15農業法人と山口市・柳井市・防府市・萩市・阿武町が参加。農業大学校のカリキュラムの説明や法人で働いている人の仕事の説明、4本のミニ講演会など盛りたくさんのセミナーとなり、その場で移住を決めた人も出て、42組48名の参加と賑わった。