山形、オンラインセミナー過去最高を記録

29日に行われた自民党の総裁選挙は岸田氏が勝った。宮沢喜一内閣以来、保守本流の宏池会が30年ぶりに政権を担うことになった。前政権、前々政権のような乱暴な政権運営はないと思うが、課題は山積、まず国民の政治に対する不信感を払拭することに取り組んでいただきたい。そのためにはしっかりと説明責任を果たすことが必要だと考える。

コロナはここに来て、急速に感染者が減り、9月いっぱいで緊急事態宣言が解除された。今回の宣言は2度の延長もあって長い宣言であった。これが解除されると、一気に開放されたということで街に繰り出す人が増え、リバウンドする事になりかねない。全国で宣言と重点措置が発令されていない状況になるのは4月4日以来、半年振りとなる。

実は、26日の朝、事前収録したNHKのラジオ深夜便が流された。そうしたら、なんと53年ぶりに学生時代の同級生から電話があった。最初は誰だかわからなかったが、同じクラスの数名の友人の名前が出され、思い出した。他にも複数名の方から連絡があった。朝の4時、そんなに早い時間から起きてラジオを聞いている人がいる事に驚くとともに、NHKの影響力の大きさにも驚いた。また、29日午後にはかねてから依頼があった日本郵政での講演を行った。オンラインでの講演で少し戸惑ったが、時間通り終えることができた。きっかけは6月発行の日本郵政グループ労組の「JP総研Research」という情報誌のインタビューに応じたこと。その後、日本郵政の常務がセンターにお見えになり、意見交換をしたことで、今回の講演に繋がった。地方の過疎化・高齢化によって、郵政事業も少なからず影響を受けており、社内に地方創生部を置いて対応を検討しているようだ。そうしたことから移住に関心を持っていただき、さらには郵政グループとしてなにかできることはないのか、ということになったようだ。講演では、地方移住の現状と課題などについて話した。これをきっかけに連携が一歩前に進むことになれば、ふるさと回帰運動の受け皿が充実し、この運動に参加する自治体の輪がさらに大きく広がることになると思っている。

来客等は、28日に東京都産業労働局雇用就業部就業推進課の方が見えられ、来年の女性の就業推進のイベントへの協力要請があった。さらに、長野県のアンテナショップ「銀座NAGANO」の新所長が見えられ、親しく意見交換した。10月1日は和歌山県橋本市長が視察に見えられた。

移住セミナーは8回と少なく、すべてのセミナーがオンラインで行われた。

22日はまず福島県が「ふくしまで移住体験してみない?~農村体験編(国見町・大玉村)~」を6名の参加で開催。ゲストは地域の魅力をよく知る直売所の店長と地域おこし協力隊で、農村での四季の暮らしを紹介した。このセミナー、県北の国見町と大玉村で予定されている短期移住体験「ふくしまチャレンジ」をPRするために開いた。昨年はコロナ禍でオンライン開催となったプログラムだが、10月以降、現地で開催できることに期待を寄せ、応募を呼びかけている。

25日は人気の長野県飯山市が「東京生まれ、東京育ちの田舎満喫!雪国ライフ」と銘打って、田舎暮らしの経験ゼロから飯山市に単身移住したゲストが写真などを使い、雪国での暮らしを説明した。除雪の仕方や寒さ対策などの工夫、大変さだけでなく雪の魅力や雪を楽しむ様子が紹介された。座談会では、毎年100名を越える移住者を集める飯山市の移住者数や仕事についても質問があった。神奈川県は「ちょこっと田舎で自然豊かな神奈川で暮らそう~ワーケイションの話も聞けます~」を松田町・茅ヶ崎市・逗子市・相模原市の参加で開催。参加者は21組29名。まず参加自治体から、それぞれの地域の自然を楽しむライフスタイルが紹介された。市民が海岸でゆったり過ごす様子や親子のグループが山遊びを満喫する姿が動画で紹介された。また、コロナ禍で関心の高いワーケイションやコワーキングスペース、家の探し方といった情報も紹介。参加者に、参加自治体での暮らしを具体的なイメージが描ける形で提供した。埼玉県は「みやしろ初めてツアー~みやしろの自然と暮らす たくさん遊んで みんなで笑って~」を3組4名の参加で開催。このセミナー宮代町の初めての単独セミナーで、東京まで最短40分で、雑木林や里山風景が広がる宮代町を自撮り動画で、オンラインツアー形式で紹介。ゲストは「地域でハブステイションを運営する女性」と「脱サラし新規就農した男性」、「森のようちえん運営女性」、「地域のママのサードプレイスを運営する女性」の4名で、駅と買い物スポットの距離感や休日子どものプレイスポットなどを紹介した。参加者は40代の男性が多く、内容的には子育て中のママやファミリー向けの内容で、ミスマッチの傾向があったようだ。和歌山県は「田中理恵のjust for you!わかやまオンライン移住フェア2021」を61組78名の参加で開催。和歌山出身の元体操選手の田中理恵さんが有田市にある移住者が経営する「ヤビツビレッジ」を訪問し、4名の先輩移住者(台湾出身の協力隊員、千葉出身の現役格闘家でジビエハンター、神奈川出身のシェフ、大阪出身のビレッジ経営者)とトーク。ゲストからは憧れの生き方を求めて和歌山を選んだきっかけや実際に移住してわかった和歌山の魅力などを紹介。録画とトークライブを数回に分けて行うなど飽きない構成であった。盛り上がった。三重県は「三重県UIターン就職情報セミナー 企業の採用者から聞く みえの就職・業界事情」を尾鷲市2社・四日市市1社・伊勢市1社の県内4社が参加して開催。参加者は20代を中心に10名。事業計画等参加企業への質問だけでなく、移住支援制度約らしに関する質問など、県内への移住・転職をリアルに捉えた質疑が交わされ、盛り上がった。

26日は山形県が「庄内さ、いGO!~秋こそ楽しむ庄内暮らし~」をなんとオンラインセミナーでは過去最高の27組34名を集めて開催。集まった理由を担当に聞くと、「地域の自治体を集め、セミナー開催を重ねてきたことの成果が出てきたのでは」との回答。この形のセミナーはまだまだ続くと決意を語った。また、鶴岡市や遊佐町、酒田市など庄内地方は根強い人気もあるところだ。セミナーの内容は、ぶどう園、お試し暮らし住宅、旅館をイノベーションしたカフェなどから中継を行い、各市町の担当者が、芋煮や鳥海山、移住者交流会の様子など、移住したらどの様な暮らしが待っているのかを臨場感を持って報告した。

福島県は「ちょっとディープなふくしまを知る~世界中を旅して開業したゲストハウスオーナーの想いを聞く~」を22名の参加で開催。ゲストは世界中を旅して、福島市といわき市にそれぞれ移住し、ゲストハウスを開業したオーナー2名。地域の魅力やゲストハウスに込めた想い、今後の展望などを聞いた。ゲストハウスの開業や地域づくりに興味のある参加者もおり、質問も活発で盛り上がった。