山梨、外国人向け移住セミナー開催

 JR有楽町駅前の東京交通会館5階のふるさと回帰支援センターの東日本地区エリアに桜が咲いている。淡く、儚げな啓翁桜で富山市の旧山田村に移住した人が送ってくれたもの。この桜があるだけでパーッと全体が明るくなっている。この時期、寒い日が続き、なによりも春が待たれる中でのこうした贈り物は何物にも代えがたくうれしい。このエリアで、なんと今日は外人向けの移住セミナーが山梨県主催で開催されている。このブログで前にも紹介したが山梨県には外人の移住者がいたり、問い合わせがあったりしていたが、ついにセミナー開催となっている。参加者は日本人を含め20名ほど。司会や富士吉田市・北杜市・小菅村などの自治体からの報告、移住体験者の報告などすべて英語で行われている。参加者はロシア、アメリカ、イギリス、シンガポール、チベットなど。
 外国人までに対象を広げるなど積極的に動く山梨県はいまやふるさと回帰運動の台風の目のようもので、今月に入って相談員も2名体制にした。そして9日の土曜が15名、16日の土曜は17名の相談者が詰めかけるなどの盛況ぶり。担当は「年明け以降、動きが変わった。移住相談も従来に増して具体的で、ピタッと当てはまる場所や物件があればすぐにも移住に踏み切る人が出てきている」とのこと。これは16日にセミナーを開催した千葉県にもいえることで、40件57名の参加であったがこの中でも移住を決めた人もあったようだ。また、静岡の動きも活発で、今日開催されている静岡市のセミナーも20名を超える。静岡県への個別相談も16日は7名に達するなど盛況となっている。今月から移住相談員が置かれている神奈川県もこれまで11名の移住相談があった模様。宮崎県も今月に入って30件の相談など、全体として昨年よりも今年はさらに移住動向は活発化しているようだ。
 昨日・今日の2日間にわたって、JOINのイベントがビックサイトで開催されている関係で29県の移住相談員の多くはそちらに行って移住相談を受けている。その関係で、こちらは昨日に比べ、幾分静かなようだ。しかし、上記のように5階、6階ともセミナーが開催され、人があふれている。昨日はJOINのイベントに参加する自治体が多数、視察に来られ、ごった返していた。とくに、熊本県は市町村も含め、11名が移住受け入れのための具体的施策などを担当からヒアリングしていた。また、7月の事務所拡充にともなって新たに相談員の配置やブース設置を検討している県担当の顔も見られた。
やはり、今年はふるさと回帰運動が揺るがない社会運動として定着するための正念場の重要な1年となるようだ。