広報戦略の構築が急務だ

 5月の連休はゆっくりできたのでしょうか?私は散歩と読書三昧の連休を楽しみました。読書は昨年、映画にもなった洋画家の藤田嗣治など第一次世界大戦から第二次世界大戦までの平和だった20数年のフランス・パリで生きていた日本の芸術家たちの群像を清宮卓行が書き、1999年に出版された「マロニエの花が言った」を読んだ。なぜいま、と言われる向きもあろうかと思うが、正月に読もうと思ってアマゾンで購入していたが結局読めず、この連休にとなった次第です。彼は戦中、「アッツ島玉砕」という戦争画を描いたことでも有名だが、この戦いは日本軍の初めての玉砕戦で知られる。戦中は多くの画家が戦争画を書かされた。終戦後、藤田はこうした絵を描いたことから戦争協力者の烙印を押された。しかし、この絵は戦意高揚のために書いたのではないと語っている。そして、戦後は一転して、一方的にその責任を追及するような日本画壇に嫌気がさし、1950年に日本を離れ、二度と帰ることがなかった人である。しかし、パリにおいては、時間があれば一人浪曲を聞くなど大の日本びいきであったといわれている。その心を知りたいと思っていたことが、本を読む気にさせた。上・下巻3000ページの大作だが、フランス旅行を楽しむような気分で読んだ。パリには連合勤務時代にOECDの会議などで何度か訪れたことがあり、街の匂いも知っている。その頃を思い出しながら楽しく読んだ。
 連休が終われば、いよいよ7月のふるさと回帰支援センターの引っ越しに向けた準備が始まる。さらに、7月10日に予定される参議院選挙もある。この選挙、争点は日本国憲法だ。護憲か改憲が問われる。戦後70年の日本の評価が問われるといってもいい重要な選挙だ。投票には行かねばなるまい。
メーデーは風が強かったが天気も良く、代々木公園は新緑が満ち満ちて美しかった。ただ、年を追うごとに参加人数が少なくなっていくような気がした。こうした状況を見ると、どうも労働運動はあってもなくてもいいようなことになっているような気がするのは私だけではあるまい。個人的にはメーデーは是非、5月1日にやっていただきたいと思うがいかがだろうか。世界中でこの日に働く者が一斉にメーデーを祝うことに意味があると思うのだが。
 いま、7月発売の中央公論への広告掲載で悪戦苦闘している。今年、ふるさと回帰運動に賭けようと思っている地方自治体のご協力を要請したい。すでに、各県担当へは3月に掲載要綱を中央公論からメールしている。この広告掲載は、ふるさと回帰支援センターの引っ越しを踏まえ、全体としての広報戦略の一環と位置付けている。今後、HPのリニューアルや新聞広告、TV番組の制作、オウンドメディアの創設なども検討していくことにしている。