愛知県が相談員配置、42道府県2政令市がそろった。

東京は桜吹雪。そして今日から4月。新年度がスタートしたことから朝礼を行った。冒頭、理事長としての決意を述べた。コロナ禍にあるが、地方移住のニーズは高まっており、一人ひとりの移住者に寄り添う形での相談をと、お願いした。また、地方創生総合戦略5カ年計画の2期目の2年目に入ったが、これからは1年1年が勝負の年になる。しっかりその自覚を持って結果の出る移住相談をと要請した。

また、今日から愛知県がブースを確保し、移住相談員を配置した。これで42道府県2政令市の移住相談体制が確立し、残りは大阪と東京を除いて千葉県、奈良県、沖縄県のみとなった。移住相談体制が充実しているのがふるさと回帰支援センターの特徴であり、今年度はさらに充実した相談体制の構築をめざし、組織の体制も変更した。これまで相談部門にマネージャー1名を配置してきたが、東西2名体制にし、部長職として置くことにした。東日本担当は宗像さん、西日本担当は新たに早田(わさだ)さん(前コミュニテーネットワーク協会・宮崎県出身)。各県の移住相談員のうち、徳島県担当は村社(むらこそ)さん、長崎県は藤原さん。県職員を配置している和歌山県は角田さんが新たに着任した。活躍を期待したい。

来訪・取材は、25日に日経の取材があった。26日は静岡市の田辺市長が久しぶりに顔を出された。また、第3回理事会も開催し、原案通り承認された。30日は2004年10月の新潟県中越地震からの復興を目指して取り組んできた公益財団法人 山の暮らし再生機構の解散式が長岡市であり参加。この法人の理事、評議員を13年間やってきた。あっという間の13年で感慨深いものがある。31日は銀座NAGANOの小山所長が退任の挨拶に。4月1日はまち・ひと・しごと創生本部の参事官が退任挨拶に。

移住セミナーは、先週は年度末で10回開催した。まず、26日は沖縄県久米島町が「久米島町 出張移住相談会&りっか沖縄 就職相談会」を13組15名の参加(暫定値)で開催。沖縄の移住相談会は今年度初めて。平日開催で集客を心配したが、事前の予約がたくさん入り、盛況であった。参加者は30代から60代で、40代が多かった。対面の移住相談は久米島町で、就職は沖縄全体での相談を受けた。開催してみて、対面相談のニーズが高いことを感じた。和歌山県田辺市の「和歌山県田辺市暮らしの相談会」は2名の参加。両名とも女性で仕事や空き家バンクの相談を受けた。こちらも対面での相談であった。神奈川県小田原市は「『IT業界✕ほのぼの小田原暮らし』~IT業界の先輩移住者が語る小田原移住~」をハイブリットで開催。19組26名の参加(対面3名、オンライン16組23名)。4ヶ月ぶりで対面相談も行った。会場では小田原市からの中継も入れた。今回はIT業界の先輩移住者が移住のきっかけや移住までのスケジュール、ロマンスカー通勤、テレワーク事業などをそれぞれの視点で紹介。移住を考えている参加者に参考になったようだ。広島県は「移住したい女子のためのオンラインお茶会~移住に対する揺れ動く気持ちをおしゃべりしませんか?~」を今回も対象を女性に限定して開催。5名の参加。今回は移住前の不安な気持ちを話してみて、小さな一歩を踏み出してもらうセミナー。質問タイムもあり、参加者を交えて活発な意見交換ができた。

27日は、静岡県が「移住✕カッコイイ30代 働き方・暮らし方を変えて自分らしく生きるしずおか移住セミナー」を12名の参加で開催。参加自治体は駿河湾の内側に位置する牧之原市・焼津市・吉田町。ゲストは各自治体から地域おこし協力隊やそのOBなどが参加。それぞれの暮らしを報告した。和歌山県は「春の移住相談会『わかやまLIFEを、かなえよう。』」を対面式で行った。8組10名の参加で開催。現地和歌山のワンストップパーソンが対面で行い、ウェブではわからない移住情報を相談者目線で提供する相談会であった。参加自治体の和歌山市・橋本市・有田市・美浜町・田辺市がそれぞれブースを構え、他に就職相談ブースなど計10か所が出展。起業希望者3名の相談もあった。神戸市は「山と、海と、食都。神戸のくらし 移住セミナー」を13組18名の参加で、ハイブリットで開催。参加者は40代から50代が多かった。テーマは神戸の海と山と食。ゲスト2名がそれぞれにテーマの課題をオンラインで語った。

28日は、山口県岩国市が恒例の「YY!ターン いわくに暮らしセミナー」をハイブリットで開催。参加者は10名(うちオンライン参加7名)。このセミナー、コロナが落ち着いていることを願い、年度末に設定してきたもので、なんとかハイブリット型で開催できた。ゲストは北九州から移住されたレンコン農家の方と東京からUターンし、地域おこし協力隊として活躍している方。岩国市での暮らしや今後の展望などを語った。その後、グループトークなどを行い、交流を楽しんだ。岩国市は東京からの飛行機の直行便もあり、アクセスは便利なところ。静岡県は「女性のための『しあわせ移住』実現セミナー」を16名の参加で開催。ゲストは2名の女性移住者で、アットホームな雰囲気で行われ、ゲストからは自身の移住に踏み切った経緯や移住相談を受ける中で感じていることなどを率直に話していただいた。グループトークでは参加者から移住するにあたっての不安などが話され、問題や課題の共有化も行われた。千葉県多古町は「多古で働こう!~Uターンや移住への不安は、仕事の不安?~」を17組22名の参加で開催。リモートワーカー、子育て家族2組、新規就農者、社会福祉事務所4社をゲストに、多古町での働き方をめぐって参加者の質問に答える形でトークセッションを行った。田園が広がる田舎にどのような仕事があるのか、どのような働き方をしているのかなど、多岐にわたるテーマについて語り合った。