移住セミナーと個別相談会、合計1000回開催!

冬至も過ぎ、今年も残すところあと僅か。ふるさとブログも今日が今年の最終回。1年間ご愛読ありがとうございました。

今年も、昨年に引き続きコロナ禍に振り回された1年でした。しかし、地方移住の勢いは続き、移住セミナーは1月からの1年間で565回と過去最高を記録した。さらに、42道府県2政令市の移住相談窓口で、各市町村がオンラインで行っている個別移住相談会も499回に達し、合計1064回とかつてない勢いで拡大している。また、こうした勢いを裏付けるように、年11月の各県の移住相談件数は24県で過去最高を記録した。

昨年4,5月の第1波の新型コロナの緊急事態宣言以降、首都圏近郊の各県の移住相談が前年同月比で1.5倍から2.0倍に移住相談が増加したが、今年に入って、それが全国化し、とくに東北は宮城県、中国は広島県、九州は福岡県などの大都市を抱える県での移住相談件数もはっきりと増加の傾向を示している。

こうした状況から、しっかりと移住相談をフォローしていけば、この地方移住の動きはさらに拡大していくのではないかと考える。その理由は、若者の価値観の多様化、さらにバブル崩壊以降の新自由主義的発想に基づく規制緩和や過度な競争の推進などにより貧富の差の拡大等が「失われた30年」と言われるような未曾有のデフレを招いており、地方移住への流れを後押ししているからである。
来年は、なんとしてもこのふるさと回帰、地方移住の流れをさらに定着させ、この国を希望の持てる国へと変えていければと思っている。

この1週間の取材・来客は、14日に愛知県東三河総局と打ち合わせ、神戸市東京事務所長と打ち合わせ。15朝日新聞社打ち合わせ、雑誌「LIFULL」取材。17日NHK福井が電話取材、まち・ひと・しごと創生本部総括官と意見交換。18日長野県宮田村小田切村長と懇談。21日は中小企業振興センター面談。22日テレビ制作会社テムジン他2社と懇談、読売新聞編集委員と懇談。23日読売新聞名古屋本社取材、広報ブレイス社長面談。

地方移住セミナーはオンライン・リアル会場含め、24回も開催された。
14日には、福島県が「Withコロナの「働き方」~副業・テレワーク、だったらふくしま!~」と題して、コロナ禍での『働き方』をテーマに24名が参加してオンラインセミナーを開催した。人材マッチングサイトを利用して、福島と関わっている方をゲストに「福島とつながるきっかけ」や、時間の有効活用法など、副業ならではのリアルな話を聞くことができ、今後働き方を変えていきたい人にとって大変参考になるセミナーだったと思う。

広島県は、「地方都市・住民参加のまちづくり!~本業・複業・地域貢献、にぎわいづくりの関わり方~」をオンラインで開催。県内のまちづくりの実践者や、全国で活躍するプレイヤーを招き、地方都市でのまちづくりへの関わり方を提案したセミナー。Uターン人材の活躍や、Iターン時の具体的な事例もあり盛り上がった。

15日は、山梨県が「二拠点居住と山梨 Vol.3」をオンラインで実施した。県内でコワーキングスペースを運営している女性2人をゲストに、都留市と品川との二地域居住で子育てしている様子や、富士吉田市で異業種交流会を開催して首都圏からリモートワーカーを呼び寄せる活動が紹介された。40名が参加し、山梨県を舞台にした多様な暮らし方、働き方の可能性に聞き入っていた。

福島県は、「福島で起業を考えてみない?第3回 起業するなら知っておくべき! 事業計画とは何か?」を22名が参加してオンライン開催。「福島駅⻄口インキュベートルーム」の統括マネージャーである新城榮一氏を迎えて、事業計画書づくりのノウハウや、「事業計画書をつくることは自分の事業をデザインすること」など、将来をデザインすることの大切さについて聞いた。

16日は、福島県が「コロナ禍における都市部と地方の住宅事情~ふくしまお試し移住のススメ~」をオンライン開催。「LIFULL HOME’S PRESS」の編集長と、元地域おこし協力隊で空き家を活用した商店を経営する方をゲストに迎え、コロナ禍で変わった都市部と地方の住宅事情や、空き家の利活用方法などを伺った。具体的な家賃相場や、コロナ前後の変化などをデータで示すなど分かりやすい内容だった。

17日は、福井県が「福井県地域おこし協力隊募集セミナー」を実施。福井県永平寺町の協力隊募集をメインに、協力隊制度や募集内容について紹介した。永平寺町の担当者が、動画を交えながら「ブドウの栽培管理」「魅力発信イベント企画」「漁協の各種業務」の3業務活動について説明したほか、どのような方に活躍してほしいかを伝えた。参加者は個別相談にも参加して、より具体的な情報を得ることが出来たようだ。

佐賀県は、「さが暮らしセミナーVol.10佐賀でステキな仕事を継いでみませんか?」を参加者5名でオンライン開催。佐賀県唐津市の離島・高島をテーマにした、地域と仕事紹介を兼ねたセミナー。降雪の中でのオンライン配信となり、高島暮らしのリアルな一面が垣間見られたほか、「最終便を逃したら帰宅できないか?」など離島暮らしならではの質疑もあり、少人数ではあったが濃い内容となった。

福島県は、「福島で見つける理想の『仕事』と『暮らし』」をオンライン開催。移住をきっかけに理想とする暮らしと仕事を実現しているゲスト3名を迎えたセミナー。41名が参加し、終始なごやかな雰囲気でセミナーは進行、地域おこし協力隊の仕事などゲストへの関心の高さがうかがえる質疑が交わされた。

宮崎県は、「『継業』について学ぶセミナー~宮崎県内の後継者を探すお店や会社を引き継ぎませんか?」を会場とオンラインのミックスで開催した。参加者限定で、普段は公開していない継業案件を9事例紹介。参加者からは、具体的な案件を見られる機会が少ないので参考になったという声が多くあった。会場は10名、オンラインは35名の参加。参加者の年齢は幅広く特に40~50代の男性が多く、ご夫婦での参加もあった。

18日は、兵庫県が「ひょうご暮らし・就職ラボ DAY2」をミックス開催。兵庫県の概要、企業紹介、移住準備等のレクチャーのあと、質疑応答と移住計画プランニング講座をワークショップ形式で行った。リアル・オンラインとも申込者はほぼ参加され、ワークショップに取り組む様子からも真剣度の高さが伺えた。

長野県は、「地方移住してふつうの転職ってどうしたらいいのかを学ぶ夜 楽園信州移住セミナー」をリアル開催、12名が参加した。キャリアコンサルタントによる長野県の産業、求人内容、必要とされている人材などについてのセミナーの後、参加市町村が、まちのPRと求人紹介をした。参加者は定員いっぱいで、ほとんどの方が残って参加市町村と個別相談をし、盛況であった。

山形県天童市は「第2回天童市移住セミナー オンライン芋煮会」と題して、山形の風物詩「芋煮会」をオンラインで開催。自治体職員、地域おこし協力隊、料理指導などをされている方や先輩移住者が、芋煮を食べながら、オンラインで10名の参加者と交流をした。参加者には事前に芋煮を届けており、和やかな雰囲気の中、チャットでは多くの質問やコメントが寄せられていた。

栃木県は、「ワーケーション?アウトドア?新しいライフスタイルのススメ」をオンラインで開催。株式会社ライフルの担当者から、リゾートワークを実践するうえでのポイントや、充実したワーケーション環境について紹介があった。日光市と鹿沼市からIターン女性を迎え、情報収集で活用したサイトや仕事の探し方、友人の作り方など紹介がありチャットへの質問も盛り上がりを見せていた。21名の参加者のうち、ワーケーションを検討しているミドル世代の男性が多かった。

三重県は、「2021年三重県庁の仕事はじめてセミナー~若手職員にフリーに聞いてみよう~」をミックス開催。会場参加者6名、オンライン12名で、ほぼ全員が20代であった。交流の時間を多く設けたのが特徴で、参加者は県庁の若手職員とのグループトークで公務員としての働き方や心構えなどを質問し、熱心にメモを走らせていた。

広島県は、「瀬戸内発まちと繋がる私の暮らし~私の思いが生きる、SDGsと関わる暮らし~」をオンライン開催。広島県と山口県にまたがる広島広域都市圏の23自治体が参加し、セミナーと個別相談を行った。市町PRのほか、地域やまちづくりに関わる仕事について、などのミニセミナーを行い、様々な角度から魅力をPRした。特設サイトから動画視聴が可能で、興味のあるセミナーをピンポイントで見ることもでき好評であった。当日の個別相談の申し込みが可能だったため、PRを聞いて関心のある自治体についてすぐに相談ができる仕様となっていた。

徳島県は、「とくしま・丸ごと魅力発見!ハイブリッド型移住相談会」をミックス開催。徳島県、徳島市、小松島市の3県市が東京に来場したほか、10市町がオンラインで参加。移住のプロの方からの移住の極意についてのセミナーや、希望者には個別相談も行った。徳島県に興味がある方だけでなく、漠然と移住をしたい方に向けてもわかりやすいセミナーであり、リアル・オンラインともに満員御礼となった。

岩手県は、「いわて暮らしセミナー ~地方公務員の暮らし~」をミックス開催。首都圏から県内各地にUターンした職種の異なる5人の公務員が、それぞれの働き方や暮らしぶり、Uターンして気付いた岩手暮らしの良さなどを紹介した。また、来年度の採用スケジュールや転職活動の進め方についても5人の体験を交えながらレクチャー。会場、オンライン合わせて12名が参加、学生の参加もあり、セミナー後の個別相談も盛況であった。

19日は、富山県が「だから移住した/移住しない大討論会」を21名が参加してオンライン開催。富山県出身で大学入学を機に上京、現在は富山に移住した人と、東京で活躍している2人が討論をするという内容。移住の理由、休日の過ごし方、お金事情などざっくばらんに話し、U・Iターンを迷っている方にも参考になる内容であった。参加自治体からも自治会費やゴミの出し方などリアルな情報を聞くことが出来た。

北海道函館市は、「はこだて暮らし×テレワーク ~移住者が語る“ここでもできること”~」を10名が参加しオンラインで開催した。東京から結婚を機にUターンし函館でテレワークをしている女性と、カナダの企業に所属しテレワークで働くカナダ人男性をゲストに、函館でのテレワーク事情、暮らしぶりを聞いた。テレワークのメリット、デメリット、東京で働いていた時との比較など具体的な話が多く、イメージが伝わりやすかった。市内のワーケーション施設や体験ツアーの紹介もあり、テレワークに関心のある人が同市に足を運ぶきっかけになればと思う。

鹿児島県は、「なんかしたい県かごしま・鹿児島移住セミナー【お仕事編】」を今年初めてのリアルセミナーとして14組17名の参加で開催。鹿児島の就職事情や就職先の探し方、暮らしについて聞いた。前半はセミナー形式で自治体の紹介や先輩移住者のトーク。後半は個別相談で、就職から3ブース、自治体からは鹿児島市・薩摩川内市・霧島市・南大隅町が出展。若い方の参加が多く、Uターンの相談もあった。

沖縄県は、「はじめての沖縄移住相談会」を会場でリアル開催した。沖縄県・久米島町・就職の3ブースが出展。日曜日夜の時間帯だったからか、参加者は20~30代の若い方が多く、9組10名と満員御礼。複数のブースを回られた方もおり、変わらぬ沖縄の人気の高さがうかがえた。

愛媛県は、「愛あるえひめ暮らしフェアin東京」を会場でリアル開催した。セミナーコーナーでは 『移住体験プログラム 』や 『地域おこし協力隊トークセッション』 を実施。市町村単位の出展ではなく、【島】【海】【山】【街】と、わかりやすい4カテゴリーに分け、相談対応を行った。そのほか、JAによる就農ブースや、仕事相談窓口も設けた。70名が来場し、じっくりと相談している様子だった。