移住・交流情報ガーデンの委託先変更に

 新年度に入って、各自治体の人事異動もあり、来訪者が引きも切らない。うれしい限りである。ただ、これまでの経験から言えば、担当者で各自治体の移住・定住の取り組みが前に進んだり、停滞することはままあることだ。多くの予算を費やし、結果が出ないことは残念なことで、事業の見直しにつながりかねない。そうしたことがないように、仕事に使命感を持ち、情熱を傾けて取り組んでいただければ、自ずと成果は出ていくものと考える。あらたに任務に就く担当者には、是非、こうした気持ちでふるさと回帰運動に取り組んでいただきたい。私どもも精一杯、心を込めて協力させていただく決意です。
 4月に入って、総務省所管の東京・八重洲口にある「移住・交流情報ガーデン」の事業受託団体がJOINから人材派遣会社に1年で変わったとの情報が伝わってきた。これまでのふるさと回帰運動の14年間の経験から言わせていただければ、こうした取り組みは時間がかかるもので、すぐには結果が出るものではない。1年でくるくると受託会社が変われば、一定のレベルをキープしたサービスは出来ず、経験の蓄積も難しいことになる。まして、この移住・交流情報ガーデンの命ともいうべき情報の提供にも支障が生じるのではないかと心配している。いい意味で相互補完関係を保ち、東京への一極集中を是正し、地方への人の流れをつくるという命題を達成していければと思っていた分、残念に思っている。
 例年のことながら、駆け込み需要というのか、3月はセミナー開催が多かった。4月は上記のような事情もあり、11回と通常の1/3に大幅にダウンする。理由はわかるが、週末の活気が見られないのはさびしい。新年度初日のセミナーはNPO発足時から協力いただいている『大地を守る会』との共催。参加者は定員20名のところ、申し込みが多く32名。テーマは「初めての田舎暮らし―失敗しない移住先の見つけ方―」。地方移住経験のあるセンタースタッフの実例をもとに、移住先を決めるまでの流れを丁寧に解説した。もう一つは和歌山県×兵庫共催移住セミナー、TOKYO⇒KANSAI―関西で暮らすという選択肢―というテーマ。これも初めての取り組みとしては20名もの参加で、両県の意気込みが感じられるセミナーとなった。こうした相互乗り入れ型のセミナーは、今年はもっと増えそうな予感がする。兵庫のセミナーは初開催。7月からはブースを開設する予定でふるさと回帰運動に参加してくる。共働き子育てしやすい街(地方編)NO1に選ばれた静岡市が5月下旬に「街に住んで、自然いっぱいの子育て!」 をテーマに静岡市森のようちえん体験移住セミナーを静岡市で開催。森のようちえんは鳥取が有名だが、合併で海も山もある市に生まれ変わった静岡市。意欲的な企画を提案してきた。
 マスコミ取材は相変わらず多い。テレビ朝日の12日(火)の朝のモーニングショーでふるさと回帰支援センターが取り上げられる。是非、観てください。