移住・定住新任担当者研修会を開催

まだ、6月というのに梅雨明け宣言がなされた。そして、連日30度後半の気温が続き、26日には経済産業省が初めて電力の需要ひっ迫注意報を発令した。今後とも酷暑が予想され、27日にも東電管内で午後4時半から5時の電力の予備率が3.7%まで下がったことから節電を呼びかけられた。それにしても異常な暑さであり、電力不足にとどまらず、水不足も懸念されるなど、わが国を取り巻く状況は国内外を問わず、政治、経済を含め、四方八方で困難なことが目白押しのような状況にある。

30日、例年行っている「移住・定住業務新任担当者研修会」が45自治体の参加で開かれた。テーマは「移住・定住施策と地域づくり」と「移住相談員の心構えとセンターとの連携について」で、講演の後、10班に分かれてワークショップを行い、実践的な学びを共有した。

取材、来客は、23日は時事通信の取材、石川県加賀市からの来訪。24日は自治労副委員長、島根県共済原田会長来訪。28日は日経新聞取材、山口県県民生活課長来訪、千葉県地方自治研究所理事長来訪。29日は広島県神石高原町長挨拶。30日福島県田村市企画調整課渡辺氏来訪、広島県北広島町議会議長、同議員視察。

先週は地方移住セミナーを10回開催した。

6月24日には、鹿児島県霧島市が「鹿児島県霧島市移住相談会」をオンラインで開催した。鹿児島空港からのアクセスが抜群で美味しい水と泉質豊かな温泉に恵まれ、四季折々の自然を満喫できる霧島市の担当者がオンラインで直接移住相談に対応した。霧島市は長年移住に取り組んでいる県内でも人気の地域で、予約枠の4組はすべて満席となった。

岡山県は「おかやまぐらしナイター移住オンライン座談会」を実施。岡山県内の12市町と相談員が参加した座談会形式のセミナーで、移住前に地域に「知り合い」と呼べる人を作ることをコンセプトにした企画。関東圏、関西圏、中国地方と様々な地域から15組17名が参加し、複業、農業、アルバイトなどの多様な働き方や、住まいの探し方、物価の違い、子育て環境などについて質問が出た。

25日は、京都府が「京都移住のイロハ -移住に向けたファーストステップ-」を会場とオンラインのミックスで開催した。福知山市に家族4人で移住・農業をスタートした男性をゲストに、移住の進め方や、地域で暮らすにあたっての心構え、移住にかかったお金など、具体的なエピソードを聞いた。また、最長1年まで借りられるお試し住宅の情報に参加者は興味津々の様子だった。会場とオンライン合わせて17名が参加、会場には家族や夫婦の参加者もいて、熱心に話を聞かれていた。

新潟県は「にいがた暮らしセミナーvol.2地元企業への『就職』で『Uターン』がもっと楽しくなるヒントを学ぶ」をオンライン開催。ゲストは、新潟県にUターンして伝統文化や技術を継承し、魅力を発信する企業へ就職した女性2名。移住時の心境や、新潟での生活についてリアルな声を聞くことができ、参加者からも仕事内容について質問が飛び交い盛り上がった。また、燕市・三条市・五泉市について自治体から説明があり、詳しく知ることができた。7名が参加した

和歌山県は「移住×農業 わかやまセミナー 農ある暮らし~入門編~」をミックス開催。県庁職員として働く傍ら、農ある暮らしを実践するゲストに、和歌山県の農業・移住に関する話を聞いた。参加者は、会場、オンライン合わせて26名で、農業に関心はあるがまだ実践していない方ばかりだった。「暮らしに農業を取り入れてほしい」との思いから、来場者には自宅で作れる梅シロップ作成キットの配布があり、好評の様子だった。

徳島県阿南市は、「持続可能な社会の実現~阿南市の挑戦ep.1」と題したセミナーをリアルで開催した。阿南市でチャレンジを続けている事業家をゲストに迎え、「東京から見る阿南市」、「アクティビティとSDGs」、「Made In Ananの農業」というテーマでそれぞれゲストトークを展開。海・川・山がそろった豊かな自然をもちながら、自然と調和した産業都市としても発展している阿南市の特徴を印象付けるセミナーとなった。7名が参加した。

山梨県は「自然と暮らす『新しい住まい』の見つけ方」と題して、例年開催の自治体と住宅系企業が参加して行うイベントをミックス開催。コロナ禍でオンライン中心での開催が続いたが、3年ぶりに出展自治体がリアルで出展、参加者も会場28名、オンライン14名と賑わった。参加者の滞在時間も長く、複数自治体を巡る方が多かった。セミナー、個別相談ともに盛況で、出展自治体からも久しぶりのリアル参加に手ごたえを感じる声が多かった。

26日には静岡県が「海と暮らす。~静岡でマリンレジャーのある暮らし~」と題して、海辺暮らしの魅力を伝えるセミナーを2年半振りに対面式で開催した。海沿いの町・伊東市、牧之原市、御前崎市に移住し、それぞれのスタイルで海辺暮らしを楽しんでいるゲストを会場に迎え、魅力を存分に語っていただいた。その後、ゲストや自治体の担当者を交えて3グループに分かれての座談会を実施。7名が参加。対面で質問もしやすかったようで、大いに盛り上がった。

山梨県はやまなし農業セミナー「私たち移住して農家になりました!」をオンラインで開催。県の就農担当者から農業の特徴や支援制度の説明があり、先輩就農者2組(果樹農家と野菜農家)を迎えたゲストトークを展開した。トークでは就農のきっかけ、候補地、作物をどのように選んだか、土地や家はどのように確保したか、1日の流れやお金事情などリアルな話をいろいろと聞くことができた。就農支援センター職員からの解説もあり就農希望者にとって大変参考になる内容だった。参加者は17名。

富山県は「第2回 全部伝えます!富山移住セミナー『地方でなりたい自分を実現する』」を、「それって都会じゃないとできないこと?」をテーマに開催。Uターンし県内でeスポーツ関連事業を展開している方を特別ゲストに、日々のルーティンや仕事の進め方や拠点についてなど富山での生活を聞いた。また、氷見市・射水市・富山市・魚津市・黒部市・入善町の自治体からは、地方での挑戦に対する支援についても聞いた。クイズコーナーもあり、参加者も積極的に発言して明るいセミナーとなった。27名が参加した。

神奈川県は「みんなで話そう! 湘南でテレワーク移住」を湘南地域の3市町が参加してオンラインで開催。テレワークの普及後、海がある湘南での暮らしを求めて移住した先輩移住者の暮らしぶりや、テレワークで利用できる施設のほか、地域やコミュニティの魅力を紹介。海岸からの中継を交えるなど湘南暮らしの魅力をライブで体験できる工夫もあり、参加者からも好評だった。11名が参加した。