移住相談が初の6000件超え

12月も残すところ、あと2週間。早いものです。仕事に追われてウロウロしているうちに、気がつけば師走。昨日の東京新聞を見たら、いきなり一面のトップに「移住相談会 参加者に現金」の見出しが。8月にセンターから会員の各自治体宛てに移住セミナー開催にあたって、民間企業から「サクラ動員」でセミナーを満杯にする営業が行われているから気をつけるようにとの情報提供を行ったが、以降も全国各地の会員自治体から「営業があった」、「業務委託を行ったが結果が出なかった」などという情報が多数寄せられていたところでです。この件に関してコメントを求められましたが、やはり地道に取り組んでいただくことが結果につながるのではないかと思います。
こうした中で、18年間にわたって地道に移住促進に取り組んできたが、その結果が現れはじめ、11月には月の移住相談件数が6870件と初の6000件超えとなりました。安易に美味しい話に飛びつくようでは実のある移住者の受け入れはできません。移住者のための受け皿をしっかり用意し、わが町ならこうした暮らしが可能です、こういう方こそ移住してきてほしいと、地道にしっかり訴えていくことが重要だと考えます。
暮も押し迫り、来客・視察は今週はなかったが、13日には奈良の法隆寺に大野玄妙管長の本葬儀に行ってきた。初代理事長の立松和平君が亡くなる少し前頃から仏教に傾倒し、法隆寺にも何回も足を運んでいた。その縁で大野玄妙管長とは同じ年齢ということで親しくさせてもらった。今年、夏には知床でカラオケをやったりもした。大野管長にはふるさと回帰運動を応援していただき、東日本大震災のときは福島県いわき市などに講演に行っていただいたことある。また、2年ほど前に京都仏教会からお招きをいただき、京都市内で講演をさせていただいたときも出席され、酒席をともにし旧交を温めさせていただいていた。早すぎる!急逝である。

 

セミナー開催は、16回。11日は新潟県が水曜日の恒例となりつつある5回目の「にいがた暮らしナイター相談会」を開催。主催者はアットホームな雰囲気作りを心がけている個別相談会。4名の参加で年度内8回の開催を目指している。13日は金曜日で3回の開催。石川県は「いしかわ冬の味覚と暮らし座談会」で12組14名の参加。予約は31組であったが12組にとどまった。予約後のフォローアップがと反省の声も。石川県はエリアによって降雪量や暮らしも変わり、その辺がよく表現されたセミナーで盛り上がった。徳島県南部圏域は「四国の右下移住体験ツアー(セミオーダー式)連動セミナー」を6名の参加で開催。参加自治体は阿南市・美波町・牟岐町・海洋町・那智町の1市4町。地域を知りたくて参加という人もあり、こぢんまりと、しかし中身は濃く、体験ツアーにつなげるものになったようだ。福岡県は「福岡で働こう!~遠方での就活対策講座~」を個別相談でUターン者対象にしっかり話ができたようだ。参加は4名。

14日は北海道留萌地域、2回目の開催。「北海道くらしセミナー~夕陽のまち・オロロンライン~<遠別町・天塩町・初山別村・羽幌町・苫前町>」が7組8名の参加。まちのPRや暮らしぶりを紹介し、個別相談に入った。今回は初めて留萌振興局も参加。大分県国東市・杵築市は「おいでよ、きっと好きになる『きつき』『くにさき』」は10組12名の参加。茨城県は「第3回いばらき暮らしセミナー<参加市町による子育て自慢大会!>」を5市1町の参加で開催したが参加は4名。参加者・ゲスト・参加自治体が一つの輪になって和やかな雰囲気で事例発表や意見交換を行った。子育て世代の参加は1名など集客に課題を残した。三重県は「Meet Mie カフェ Vol7 理想の子育てを語ろう」を6組11名の参加で開いた。具体的には北の鈴鹿市と南の熊野市が子育てについてのトークセッションを行い、参加者の興味を誘った。福島県は9名の参加で「地方でこそ掴めるチャンスがある 地域で喜ばれる移住者の創業・起業」を県北振興局が開いた。ゲストは福島市の特産の果物を使ったグラノーラ製造や大玉村の生乳を使ったソフトクリームなどの六次化による起業の提案などがあった。盛り上がった。京都府は「京都府就職&移住個別相談会vol.2~京都ではたらく・くらす~」を3名限定で開き、2名の参加。

15日は宮城県が「第6回みやぎ移住フェア『冬のみやぎ巡り』」を8組13名の参加で開いた。参加自治体は大崎市など3市4町。東北のイメージは冬、その暮らしを各自治体が紹介。「焼きみかん」や雪の量、スタッドレスタイヤの有無など、その地域ならではの話が出た。その後個別相談に移った。宮崎県は「からだに美味しい古民家カフェの始め方~オーガニックのまちの人気カフェ物語~」を県内のオーガニックで知られる綾町にIターンし、古民家カフェ「カフェ山猫」を開業した浅見さんがその実践報告を語った。参加者は幅広い年代で夫婦での参加も8組あった。和歌山県は66名の参加で「TURNS×WI和歌山の『移住したくなる旅へ』」を66名の参加で開いた。栃木県は「県東地域☆移住人生ゲーム」を6名の参加で。自治体は那須烏山市など2市4町が参加。県は今年から県内を東西南北の4エリアに分けて、広域で、それぞれテーマを考えセミナーを開催している。今回はオリジナルのすごろくを作り、移住人生を考えた。集客から考えると想いが先行しすぎた感が否めない。岡山県と大分県はそれぞれ12階のイベントスペースを借りて、岡山県はダイヤモンドホールで123組150名を集め、「瀬戸内おかやま移住・しごとフェア~ゆとりある『暮らし』×やりがいのある『仕事』= ∞ の未来~」を開催し、大分県はカトレアサロンBで62組79名を集め、「第6回おおいた暮らし塾in東京~おおいたを知る・おおいたを好きになる~」をそれぞれ開いた。