群馬の動きが台風の目になるか

週初めに懸案であった庄内地方を訪ねた。昨年、明治維新150年であったこともあり、東北出身としては戊辰戦争で会津が落ちた後も、最後まで薩長軍と闘った庄内の風土なり、人となりを感じてみたく2年越しで行った次第。

来客・視察は、24日は北海道美唄市副市長が顔を出された。25日は北海道比布町の村中町長ほか12名の職員が研修の一環で視察に来た。5年に一回のローテーションで職員の視察を行っているとのこと。49歳の若い町長と職員の距離も近く、好感の持てる視察であった。この日は静岡市の梅ヶ島小学校の修学旅行で生徒1名が来た。校長と担任が同行。生徒は移住者の子ども。センターへの修学旅行は今年で3年目。この修学旅行が生徒の心に何を感じさせたのか、聞いてみたかった。こうした修学旅行でセンターを訪ねるのは政令市で唯一移住相談員を配置している静岡市だからのことと評価している。
27日は群馬県渋川市髙木市長が来訪した。なんでも過日、山本知事から直接、電話があり、ふるさと回帰支援センターの会員になったらと誘われたのでどんなところかと視察に来たとのこと。知事の動きも早いが、それに応える市長の動きも早い。群馬は台風の目となってふるさと回帰運動に旋風を巻き起こしそう。期待すること大である。今週は、町長が職員と一緒に視察旅行に来たり、修学旅行があったり、県知事が目の前で市町村に会員化を要請したり、といつもと違う変わった動きがあった一週間であった。

セミナー開催は今週も賑わった。まず、25日に福島県が「ワークセッションVol,3『ふくしまで学ぶ×遊ぶ』」を開き、6名の参加。同じく鹿児島県東串良町が「かごしま おおすみ ちいさな町の写真と和カフェ~『知る』から始めるローカルライフ~」を初開催。5名の参加であったが地域おこし協力隊や町職員の頑張りもあり、次に繋がる良いセミナーになったようだ。

26日、土曜日は長崎県が完全予約制で「長崎で働こう!U・Iターン転職個別相談会」を開催。移住相談に来た本気度の高い人に絞って予約制で行っているユニークなこだわり相談会。6名の予約あり。鳥取県は「とっとりに移住しました!~移住前にやっててよかった!知っててよかった!成功談・失敗談お教えします!~」と最も関心の高いテーマのセミナーを開催。17名の参加と健闘した。東京と大阪からそれぞれ岩美町と大山町に移住したゲストが「古民家は下見が前提である」などと実践編を語った。長野県は人気の安曇野市が「安曇野暮らしセミナー~安曇野の住まい探しの秘訣~」をテーマに開催。28名の参加と健闘した。三重県は「三重るん♪第2回就職・転職相談イベント」を開催。地元から3社が参加。16組19名の参加。広島県呉市は「海とつながる暮らしセミナー~ほどよく田舎~ほどよく便利~」を9名の参加で開催。ゲストは関東から倉橋島に移住した夫婦が島での暮らしを語った。京都府は「就職&移住個別相談会Vol.1~京都ではたらく・くらす~」を開催した。「北陸新幹線で気ままに探す自分好みの暮らし方~長野・新潟・富山・石川~」は3年目の開催で49組66名の参加と人気の4県の共催セミナーとしてはもう一つ集客が足りなかった。次回につなげるためには集客にもうひと工夫がいるセミナーとなった。

29日、日曜日は9回の開催と盛りだくさんのセミナー開催となった。まず、埼玉県は「都心から通える北本市・鴻巣市・ではじめよう『農ある暮らし』」を初めて開催。6組7名の参加。初開催としてはまずまず、北本市・鴻巣市も移住受け入れに取り組み始めたとアピールしたことを評価したい。栃木県は大田原市・那須塩原市・那須町・塩谷町が参加して「Uは何しに県北へ?」を開催。セミナーの模様はYoutubeでライブ配信しつつ、13名の参加。この企画は参加自治体がポスターを含め、作り上げたもの。焙煎の大田原コーヒーも出された。想いのこもった良いセミナーといえる。長野県松本市は「松本で子育てしてみない」を開き、5組のキャンセルがあったものの14組35名の参加と賑わった。新潟県妙高市は切り口を変えて「頑張っているあなたを応援したい!シングルママ&パパ移住セミナー」を開催。キャンセルがあったものの1組3名の参加。このセミナー、企画は面白そうだったが参加がいまいち、どう情報を発信したのか聞いてみたいところだった。福岡県は「産地見学ツアー&就農スタートアップ講座説明会」を開催。この説明会、12月に3回の産地見学ツアーが予定されていることから開いたもの。集客に課題が残った。静岡県は「伊豆半島移住相談会」を3回グリーンルームで開催。オープンと同時にそれぞれの参加自治体に参加者が詰め枯れるという状況。予約時点で100組を超え、最終的に173名の参加、熱気ムンムンでさすがの人気ぶりを示した。大分県は「~実感!おおいた。家族が嬉しい!魅力満載!~みんなおいでよ!おんせん県 おおいた♨わくわくフェア」を12階カトレアサロンBで開催。速報値ながら307組545名と大賑わいとなった。四国4県はカトレアサロンAで「四国暮らしフェアin東京2019」を開催。192名の参加と賑わった。和歌山県はカトレアサロンBで「和歌山移住ジャム」を開催。参加自治体は13自治体。参加自治体の物産販売を行うマルシェと移住相談を行って207組257名の参加と昨年を大幅に上回る参加者を集め、賑わった。入口には自慢のみかんが山のように積み上げられ、移住推進の強化に一歩踏み出し、参加者を楽しませた。