連合大会終わる

 連合は10月6日、7日の両日、有楽町の国際フォーラムで定期大会を開催した。今年は2年に1回の人事大会でもあった。6年間、会長を務めた古賀会長(ふるさと回帰支援センター顧問)から神津会長(前事務局長)に変わった。近年の労働運動は、安倍内閣が賃上げを言うなど、鼎の軽重が問われるような状況にあり、新執行部にはもっとメリハリのついた運動を期待すること大である。当面、春闘もさることながら、来年夏の参議院選挙に向けたイニシアチブの発揮が期待される。定期大会終了後は、有楽町の帝国ホテルで恒例のレセプション。連合OBとして招待され、出席。懐かしい仲間たちと交流した。幾人かの仲間たちは頭に霜が降り、流れた時間を思い知らされる場面もあった。
 ふるさと回帰支援センターには、あらたに相談員を配置したい、ブースを開設したいという各自治体からの問い合わせが後を絶たない。こうした要望に応えるべく知恵を絞っているが、最近の移住希望者の若返りもあって、仕事に対する需要も高まっている。こうしたことから、来年夏の北海道から沖縄までの移住相談の一元的実施を展望し、その一環としてハローワークの端末を新たに確保されるスペースの中に置き、全国各地の就職相談も一元的に実施出来るように、その可能性を各方面に相談している。現在、山梨県はハローワークの端末を持ち込み、県内の就職相談を行っているが、全国の就職情報となると例のない話で、これが実現すれば画期的なことになり、さらに地方移住のニーズも高まるのではないかと期待している。関係方面の英断をお願いしたい。
 ノーベル賞の受賞者が二日連続で出たのには驚いた。一生の仕事として諦めることなく続けられた結果だと思うが、誰にでも出来ることではない。心からの敬意を表したい。近年、学問を取り巻く状況はオヤっと思うことが多い。その際たるものは国立大の独立法人化だ。成果主義が導入され、すぐにその成果が求められているようだ。基礎的研究はあまり評価されない。壮大な無駄と思えることをやりぬくことにも意味があることを理解しないとノーベル賞級の研究成果を生み出すことはできないのではないだろうか。目指したら出来ることではないとは思うが。多分、多くの場合、偶然性のなせる業なのではないだろうか。もちろん、偶然を見逃さない水準の研究が出来ていることは前提ではあると思う。また、文科系の大学や教育関係の大学の縮小もあるやに聞いている。理系偏重といってもいいかもしれない。過度の功利主義は息苦しいものだ。ゆとり教育こそがいま必要なのではないだろうか。でないと、ノーベル賞などこれからは望むべくもないのではないだろうか。
 昨日発足した第3次安倍内閣。1億総活躍社会を標榜しているが、なんか安保法制の強行採決のあと、次は1億総活躍社会なんて、戦時中のスローガンみたいでいやですね。これからは多様性が重要だと思うのですがいかがでしょうか。
だって日本は成熟社会に入ったといわれているのにまだがんばれですか?