セミナー報告 2023年2月7日~12日開催

2月7日~12日は、地方移住セミナーを13回開催した。

7日には、群馬県の前橋市、伊勢崎市、玉村町が「【LIVE♪】ぐんまのまんなかを知っ得!~実は、ウクレレが盛ん!?~」をオンラインで開催した。群馬の“まんなか”の3市町にスポットを当て、関東平野部の暮らしぶりを先輩移住者が伝えた。エリア内にウクレレ生産の全国シェア8割の楽器メーカーがあり、地域内では子どもから大人までウクレレに親しみがあり、音楽を通じた地域とのつながりがあることを知ることができた。「オール群馬サポートチーム」として市町村境界を越えて移住サポートをする前橋市の担当者からは、移住するには「想い」が重要であると話があった。50名が視聴した
8日は、東京多摩島しょ地域が「地域おこし協力隊が語る島の魅力セミナー」をオンライン開催。八丈島、三宅島、利島から現役協力隊が、ミッションや趣味をとおして島の魅力を紹介。移住前に知っておきたかった事などのエピソードを披露し、島暮らしのリアルが聞けた。9名が参加した。

新潟県上越市は「上越市ふるさと暮らしセミナー 趣味から探した私の移住地 『大自然を楽しもう!』」をオンラインで実施した。趣味のスノーボードをするためにIターン移住した2組3名がゲスト。自身の経験から地域との繋がり方をメインに話を聞いた。6名の参加者からも積極的な質問があり「期待以上に楽しめた」とのコメントがあった。

群馬県と愛媛県は「移住相談員おしゃべりセミナー 地域選びのポイント解説!愛媛×群馬」をオンラインでコラボ開催した。全国各地の移住情報があるふるさと回帰支援センターならではのトークセミナー。全国1700以上の自治体から地域を選ぶポイント、移住を漠然と考え始めた方へ向けた解説を、愛媛と群馬の地理・文化、移住者の活動や魅力から伝えた。46名の参加者は20代が半数で、「移住を考え始めて間もない私にとって、とても良い内容でした」「地方に就職して暮らしたいというぼんやりとしたイメージなので、今月中にセンターへ足を運びたい」など、地方暮らしをしたい方々への後押しとなったようだ。

9日、徳島県が「起業チャレンジ!地方に関わるプロジェクト」と題して、信用保証協会との創業支援セミナーを会場とオンラインのミックスで開催。東京会場では年一回開催している。徳島県内で仕事をつくったゲストを招いて講演、意見交換を行い、開催終了後には参加者とゲストで各自情報交換を行うなど活気のある回となった。会場7名、オンライン15名の参加があった。

北海道は「北海道のおしごと事情~北海道の暮らしと仕事セミナー~【農林漁業篇】」をオンライン開催。北海道の農林漁業それぞれの特徴と、1日の働き方、平均年収等を詳しく紹介。首都圏の参加者の他、道内の参加者も3分の1ほどいた。冬の間はどうしているのか等の質問があった。16名が参加した。

埼玉県は「働きながら地域に関わる、小さな仕事のつくりかた」をオンラインで実施した。「移住先で地域の人たちと関わりながら、等身大の自分のまま今やれることを仕事にしていこう」という起業をテーマに開催。 杉戸町を中心に、「月3万円ビジネス」という小さな創業プログラムを県内外に展開している代表者などをゲストに迎えて、プログラムの紹介とそれぞれの移住・起業体験談をフリートークで行なった。「仕事のメガネを掛けかえる」、「自分の旗を立てる」、「急がない」といった、起業にあたっての大切なメッセージが数多くあり 、参加者に響く内容となった。また、女性の参加者が多いことを想定していたが、40名の参加者の内3割以上は男性で、複業への関心度の高さも感じられた。

10日は、長野県が「楽園信州移住セミナー 地域とお酒のいい関係」をオンラインで開催。県産の日本酒、ワイン、クラフトビールを切り口に、醸造などに実際にかかわる人が、長野県のお酒がおいしい理由、こだわり、産地ならではの地域の暮らしや交流について紹介。7市町村は自慢の地酒やワイン、ビール、さらにはクラフトジン、ウィスキーについてPR。嗜好品であるお酒を歴史的に、科学的に深く掘り下げる内容は知的欲求を満たすもので40~50代の参加が多かった。「これまで知らなかった高山村に本格的なワインがあり、びっくりした」という感想があり、現地訪問のきっかけになりそうである。32名が参加した。

福島県は「気軽な福島アウトドアLIFEのススメ」をオンラインで行った。全国有数のアウトドアスポットを数多く持つ福島が、アウトドアを楽しむ人にスポットを当てた企画。季節を問わない楽しみ方と穴場スポットを知り尽くすゲストが出演して魅力を語った。県内在住者からの参加も多く、移住した人にも、住んでいる人にも暮らしを楽しんでもらう発信となった。22名が参加した。

12日、大分県は「市町の担当者に直接聞く!移住個別相談会」をオンラインで開催した。本年度8回目のおおいた暮らし塾で、6組7名が参加した。中津市、佐伯市、竹田市、宇佐市、国東市、豊後大野市、日出町、就職、事業承継、移住全般で相談件数13件。移住全般では3件の相談をうけたが、大分での暮らしを経験している、繰り返し大分を訪れている、という方もおり、おおいた好きの方が多い印象だった。

山形県寒河江市は「寒河江(さがえ)ぐらしのはじめかたvol.2  ~雪のある暮らし編~」をオンラインで実施した。関西生まれの先輩移住者と、初めて雪国での生活を経験した地域おこし協力隊員をゲストに迎え、雪国での苦労や楽しさを、クイズを交えながらリアルに伝えた。また、市職員が駐車場雪かきタイムトライアルを中継し、雪かき終了後には参加者より拍手喝采を浴びた。参加者と一体感が感じられるセミナーで14名の参加があった。

長野県諏訪市・茅野市・原村は、合同で「信州 諏訪湖・八ヶ岳 わーくわく交流会 『ソロ移住、はじめの一歩』」と題して、ソロ移住(単身移住)をテーマに会場でリアル開催した。2人の女性ゲストが体験を語った。19名の参加者は1組の親子以外は全員単身。50代女性が多く、男女比は3:7だった。当初の予定は20代、30代がターゲットだったが、実際の参加者は年齢層が高く本気度が高かった。70%が個別相談まで残り、時間が足りないほど相談が盛り上がっていた。

三重県伊勢志摩地域は「ええとこやんか三重移住セミナー 伊勢志摩移住サミット」を会場でリアル開催した。伊勢志摩エリアの8市町が参加し、伊勢志摩エリア全体を知ってもらうためのセミナー。仕事・住まい・子育てなどをテーマに参加自治体にざっくばらんに話し、同時並行で個別相談も行った。自治体も広報やメールでの呼びかけを行い、多くの方に来ていただく事が出来た。事前予約者の欠席もあったが、その分当日飛込での参加もあり、たいへん賑やかなセミナーとなった。20代から60代までの32名が集まった。

10日に予定されていた、東京都東村山市のセミナーは、多摩地域大雪警報発令のため延期となった。

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