セミナー報告 2023年3月22日~25日

セミナー報告 2023年3月22日~25日 | セミナー

3月22日~25日は6回の地方移住セミナーを開催した。

22日は、山口県が「やまぐち夜カフェ オンライン交流&相談会《山口県が気になる女子大集合!》」と題して、県内8市町の移住窓口担当者と参加者が、地域の暮らしや仕事についてクロストークする相談会を開催した。3年間の移住活動を経て山口県に移住決定した相談者から、「コロナ禍だったが、自分の希望を話したら関係する人につないでくれる山口県の体制は良かった」との言葉をいただいた。市町や移住者の話のほか “移住活動中の先輩” がどのように検討しているかを知りたいという意見もあり、そうした情報のニーズも感じた。13名が参加し、初参加は23名だった。参加自治体は、山口市、防府市、光市、長門市、柳井市、周南市、山陽小野田市、周防大島町の8市町。

23日は東京都島しょ地域が「島暮らしの魅力セミナー」をオンラインで開催した。人口約7100人の八丈島と、人口約300人の利島から、先輩移住者でもある移住担当者をゲストに迎え、第1部でそれぞれの移住のきっかけや島での暮らしについて聞いた。第2部では新島に約15年間暮らした経験のある「東京多摩島しょ移住定住相談窓口」の相談員がファシリテーターとなり、ゲストの2人と軽快にトーク。島での住宅・仕事の探し方や引っ越しの方法などの実情や、船欠航時にパンや乳製品が商店から消える、同じ東京都なのに内地の事を東京と呼ぶなど “島あるある” を紹介。参加者からの質問もたくさん寄せられ、オンラインながら楽しく活気のあるセミナーとなった。11名が参加した。

24日、長野県飯山市が「北信州いいやまU・Iターン移住相談会 帰宅MEETS!」を平日夜の個別相談会として企画。残念ながら予約がなく、当日飛びこみの相談もなかった。日ごろから都内で相談会を頻繁に開催し、オンライン相談も受けていることもあって、予約がなかったと思われる。

25日は、宮城県栗原市が「故郷くりはらは遠くにありて想うものセミナー」を会場でリアル開催。栗原市ならではの風景や住みやすさを、生活費・生活環境を東京と比較しながら紹介した。現地中継では、実際にUターンしたゲストを呼び、移住に至った背景を聞いた。現地には市の広報で呼びかけた地元の人たちも参加しており、セミナー参加者との交流や方言クイズを楽しんだ。後半の個別相談では、待機者がでるほど盛り上がりを見せた。10名が来場。

奈良県は「奈良で働く相談会-奈良で働いてみませんか、暮らしてみませんか-」を会場で開催。県内での暮らしぶりを気軽に質問できる座談会と、事前予約制の就職相談会の2本立てセミナー。待望のリアル開催で、相談会は当初枠を大幅に超える申し込みがあり、急遽相談員を増員し合計8組が対面相談を受けた。土曜に奈良県就職相談を受けられるメリットもあり、ほぼ全員から高い満足度であったとのアンケート回答があった。10組13名が参加した。

鳥取県は「移住したらどうなる?とっとりの子育てと教育事情(後編)」を会場とオンラインのミックスで開催。漠然と地方で子育てを考えている層に向けて、どれくらいの学費がかかるのか具体的金額を提示して説明した。同時に鳥取県や各自治体からの支援政策を紹介。セミナー中は、2名の参加者からは質問も多く出て、今回を機に移住に向けて実際に現地訪問するなど、動き出すきっかけとなることを期待している。

 

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