セミナー報告 4月21日~23日

GW前の週は、地方移住セミナーを6回開催した。

4月21日、長野県飯山市が「北信越いいやまU・Iターン移住相談会 帰宅MEETS!」を、平日夜の個別相談会として3組限定で企画した。長野県ブースで相談をした2組が、それぞれ登山やスキーが大好きな20代であったため、個別相談会を紹介し参加した。スキーで飯山市の近隣へ行ったことがあっても生活するという視点で地域を見ていないので、市職員からの描写説明がイメージしやすく、共感していたようだ。具体的な賃貸物件の例、今後の地域おこし協力隊募集に関しての未公開情報などの紹介もあった。1時間ずつしっかり対話していたが、まだまだ話足りないようすも見受けられた。今後の現地訪問実現に期待したい。

22日、岩手県は「いわて暮らしセミナー~U・I ターンにまつわる“お金”について考えよう~」を会場とオンラインのミックスで開催した。毎年春に開催し、好評を得ているセミナーだ。この春から拡充された「移住支援金」の説明と先輩移住者の体験談、自分なりの移住プランを練るための情報提供があった。参加者には岩手県独自の「移住プランシート」を渡し、自分のペースで移住と向き合っていけるよう案内。24名が参加し、セミナー後の個別相談は2名の対応をした。

福井県は「地域おこし協力隊希望者必見『ミスマッチしない!地方自治体攻略法(応募・面接編)』」をミックス開催した。地域おこし協力隊の募集要項で確認すべき点や、採用面接でのポイント、自治体の考え方などについて、福井県の地域おこしマネージャーと大野市地域文化課の協力隊担当職員が解説するセミナー。応募のポイントを押さえ、地域とのミスマッチをなくすことを目的として行った。13名の参加者のうち、20代~30代が10名と多く、50代~60代が3名だった。セミナー後の個別相談(事前申込制)では、4名の方との対面・オンライン相談を行った。

鳥取県は「鳥取の空の下で働いてみたら・・・ ~農業・林業を始めた人たち~」と題したセミナーをミックス開催した。何から始めればいいかわからない、という方へ向けてゲストの体験も含めて参加者へ伝える形式。3名の参加者は農業・林業だけに絞らず、公務員やその他の仕事も視野に入れながらセミナーに参加していた。会場は、当センターと、新橋の「とっとり・おかやま新橋館」の2か所で開催したが、やはり今後は一つにした方が良いのではという意見があった。次回からは会場を当センターのみに戻し実施する予定。

山梨県は「やまなし暮らしオンラインセミナー【起業編】 地方×ビジネスという選択肢」をオンラインで開催した。参加者は20-40代前半の子育て世代と、50-60代のアクティブシニア層に分かれ、普段の相談者の傾向と同様であった。今回は県担当者が新任でありゲストの資料準備などに不安があったものの、内容は充実しており、起業を検討している参加者からチャットや挙手で積極的に質問があった。参加者10名と、こじんまりとしながらも盛況に終わり、満足のいくアンケート結果が得られ、相談予約にもつながった。参加率の向上に向けて、これまでは前日に開催案内をしていたが、もう少し早い段階で送るように次回以降変更を検討したい。

23日には、群馬県が「ファイナンシャルプランナーに学ぶ!移住にかかるお金の疑問解決講座」を会場とオンラインのミックスで開催した。ファイナンシャルプランナーの中井惠美子先生から、都内から高崎へ移住した場合にかかる支出入バランスの変化や、子育て世代に必要なお金、移住や起業の準備の心構えについて聞いた。また、中井さん自身も富山県と東京都を二地域居住しながら暮らしており、民泊を経営しながら豊かな自然の中で子育てをしている。35名が参加、起業を検討している方からのコメントも多く、移住後の生業に係るお金についての関心の高さがうかがえた。

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