センターは11日から1週間夏休み

センターは11日から1週間夏休み | ふるさと回帰支援センター

8月に入り、東京はうだるような暑さとなっている。夏だから暑いのは仕方がないがそれにしてもの暑さである。コロナも連日記録を更新するような勢いで広がり、その禍が足元まで迫っているような感じがある。3年目ということで慣れもあるが油断大敵!「密」の回避や手の消毒、マスクの着用、体温のチェックなどを忘れずに励行していれば回避できると思っている。

ふるさと回帰支援センターは、8月11日の山の日から17日までの7日間、恒例の夏休みに入る。それぞれが英気を養って、秋の取り組みに備えて欲しいと思っている。

取材、来客は、29日は福島県会津振興局の局長が当日開かれたセミナー参加に合わせて来訪。懇談した。8月2日はNHK大阪の取材。NHKは、毎週火曜日の昼のニュースの後の「いいいじゅー!!」に見られるような、意欲的な番組制作に取り組んでいるようだ。福島県いわき市東京事務所所長があいさつに。埼玉県地域政策課主幹と意見交換。福島県矢祭町長、同棚倉町長が視察に。矢祭町は7名いる地域おこし協力隊の中から初めて結婚する人が出たと喜んでいた。3日は山口県美祢市議会議長が表敬訪問、滋賀県大津市佐藤市長が視察に、会員化を検討していただくことになった。4日は午後、日本一小さな市で知られる北海道歌志内市の柴田市長が見えられた。率直な意見交換ができ、しっかり移住者の受け入れに取り組もうと話し合った。

北海道歌志内市柴田市長(中央)と

地方移住セミナーは10回開催した。

7月26日は、福島県相双地域が「ふくしま相双地方移住セミナー」をオンラインで開催。楢葉町、楢葉町、浪江町から4名のゲストを招き、話を聞いた。現地は、キャンプ場(天神岬)で開催したため、開放感があり気持ちよそそうだったが、音声やキャンプ場紹介のビデオが途切れる等のトラブルもあった。せっかくキャンプ場での開催なので、これにちなんだコンテンツもあってもよかったと思う。次に期待している。12名が参加した。

7月27日は、京都府が「【京都×移住×住居】『古民家に住む』という選択肢 vol.3〜じぶん仕様に、しつらえる〜」をオンライン開催。実際にゲストハウスをDIYした方をゲストに招き、どれだけの費用と手間と人件費がかったのか、また、大変だったことなどを伺った。実際に経験したからこそ話せる内容は、参加者にも響いたのではないかと思う。32名が参加した。

7月29日は神奈川県が「アノまちコノまち井戸端会議!海・山選べる”かながわ”でテレワーク移住」をオンライン開催した。セミナー開始前から参加者にカメラオンをお願いし、3割ほどの参加者がカメラオンで参加。参加者がほぼカメラオフで発言が少なかった前回に比べ、今回はゲストの話に頷く様子が見られたり、カメラオフでも積極的に話していただいたり、チャットで質問や感想があり、コンセプトに沿うセミナーに近づくことができた。前回セミナーの反省が活かされ、「交流する」セミナーに一歩前進したように感じている。定員20組に対して15組の参加。開催時間が平日夜だったのも良かったのかもしれない。全体で2時間弱のオンラインセミナーは、やはり飽きるし疲れるので、1時間にまとめられるとベスト。また、参加者へ次のアクションを促すようなイベントを続けて準備できると尚よい。

福島県会津地方は、「ちょっと会津de『しごと×くらし』してみない?」を会場とオンラインのミックスで開始。会場参加者6名、オンライン15名の計21名が参加した。セミナー前の個別相談会では各町の移住コーディネーター、就農コーディネーターが対応した。セミナーのゲストにはテレワーク移住の日本酒好きな人、転職とともに夫婦で移住し週末は野菜農家で副業している人、地域おこし協力隊として移住し現在はブドウと梨を育てワインをつくっている夫婦の3組が登壇。移住歴が浅いながらもそれぞれに会津の魅力を語った。ファシリテーターは地域おこし協力隊から、現在は移住支援を行っているUターン者だったので、移住の魅力だけでなく辛かったことの引き出し方が上手だった。

群馬県が、「『HANI×ぐんまな日々』埴輪から見える群馬の暮らし ~古代の王様と巡る夜の博物館リモートツアー~」をオンラインで開催。群馬県の東国文化を、暮らしと密接した内容で群馬県立歴史博物館の学芸員と移住者親子でトークした。事前に参加者から集めた質問に答え、移住前の疑問を解消した。98名の参加者を集めた。夏休み中の子どもの参加も複数あり、「歴史を学べた」と親子で群馬への関心を持っていただいた。

7月30日には、静岡県が「静岡まるごと移住フェア」をダイヤモンドホールで開催。静岡県内の多数市町が出展する大移住相談会で、リアルでは約3年ぶりの開催。194名の来場者の年齢層は幅広く、静岡県東部地域の三島市などは整理券を配布する盛況ぶりだった。来場者は地域未定であっても移住への真剣度は高いように思われ、同日に複数市町への相談ができるメリットがあったと思う。

埼玉県は「移住セミナー 埼玉ではじめる農ある暮らし~越生町で農ある暮らしを体感しよう編~」をオンラインで開催。20名の参加者は、英国はじめ県内、東京・千葉・神奈川からで、年齢層も30代~70代の方までと幅広い。越生町という埼玉でもあまり知名度がない自治体がメインだったが直前まで参加申し込みがあり、今年度第1回目の農業セミナーということで、埼玉での農ある暮らしへの関心の高さも伺えた。梅農家の女性園主のゲストの話もユーモアがあり、とても興味深かった。離脱者も少なく、最後の交流タイムでの質問も活発に行われた。

愛媛県は、「【DAY1】愛あるえひめ暮らしフェア in 東京」を会場で開催。今治市、松野町、上島町、砥部町と愛媛県の相談ブースで個別相談を行った。また、地域おこし協力隊として東温市に移住し、協力隊卒業後に就農して梨園を営んでいる方をゲストに迎え、移住のリアルな話を聞いた。「愛媛には行ったことがないけれど興味があります」という方もいて、興味を深めていただく良い機会になった。参加者は25名。

同日、愛媛県宇和島市、松野町、鬼北町、愛南町が「極南予(きわみなんよ)移住フェアー愛媛・宇和島圏域連携移住フェアー」を個別相談会形式で開催し、7名が参加。1部で開催した【愛あるえひめ暮らしフェア in 東京】の参加者が引き続き来場されるケースもあり、うまく連動できたと思う。参加者もあらかじめ相談ブースを決めているなど、本気度の高い相談もあった。

7月31日は、愛媛県が「【DAY2】愛あるえひめ暮らしフェア in 東京 えひめってどんなところ?」を連日開催し、31名が参加。宇和島市、鬼北町、松野町、今治市、松前町、久万高原町、ふるさと愛媛Uターンセンター(就職相談窓口)が参加した。夫婦での参加も多くみられ、本気度の高い方が多い印象だった。地域おこし協力隊や起業など、新たな挑戦をしてみたいとの声も目立った。また、出身者が多いのもうれしい結果だった。

 

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