北関東3県の県都+1でセミナー開催を

 北海道・東北・北陸を中心に豪雪警報が出ているようだ。明日からの大学入試センター試験の時期は例年、寒波が日本列島を襲うが今年もという感じである。新年も2週目に入り、いつもの賑わいが戻り始めた。午前中から移住の相談者が切れ間なく来訪されている。そして、セミナーも2週目、3週目、4週目と各週9回ずつの開催が予定されている。15日は、ちょっと足の便に難があるビックサイトでJOINが主催する「JOIN移住・交流&地域おこしフェア」も開催される。
 7日の今年第1回目のセミナー「宮城県・広島県共同移住フェア」は107家族128名の参加にとどまった。間に正月休みがあったこともあり告知期間が短いのではとの声が聞こえてきていた。また、フェアの内容について少し議論が少なかったのではないか、ということもあったがよく頑張ったと思う。昨年は年間で418回のセミナーを開催し、その報告の中でも何回か取り上げたが、集客に課題を残したセミナーはしっかりした周知期間を置くことと、開催内容についてテーマをしっかり絞り込み、参加者の求める具体的内容を発信することはまず前提であるといってきたが、そこのところがまだ十分に周知されていないのかもしれない。今年は、このことをしっかり確認しあっていきたいものである。
 今週は、今日13日金曜日夕方から北海道の南そらち暮らしセミナーと新潟県新発田市ふるさと暮らしセミナーが開催される。とくに南そらち地方は初めての開催で長沼町・由仁町・栗山町・南幌町が参加。その内容が期待される。また、明日の14日は鳥取県と山梨県がそれぞれ12階のイベントスペースを借り切って開催する。両県とも、今年の取り組みに期するものがあるようだ。
 来客も増え始めている。自治体の首長では兵庫県朝来市の多次市長が第1号として立ち寄られた。朝来市は天空の城「竹田城跡」で知られ、大分県の竹田市も天空の城があることから両市は姉妹都市となっているとのこと。移住の受け入れ態勢も整い、あさご暮らし応援課も設置され、昨年は年間で129名の移住者を受け入れ、人口も社会増になったとのことである。また、新潟県副知事、宇都宮副市長、静岡市もあいさつに見えられた。宇都宮副市長とは、この間の移住推進の取り組みの中で、他県に比べ北関東3県の取り組みが若干遅れ気味であることから、3県の県都(水戸・宇都宮・前橋)+1市(高崎)で今夏あたりをメドに合同セミナーを開催し、首都圏に向かって移住受け入れをアピールしてはどうかと提案した。その根拠は、近年の移住希望者の若返りに伴って地方都市とりわけ県都への移住希望者が増加の傾向にあることである。ある県では年間1800名の移住者のうち、半数が県都への移住ということがあるからである。

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