愛知がブース開設、45道府県が勢ぞろい

 7月に入った。そしたら鳥取県から自慢の大栄スイカが届いた。もう何年前になるか、立松和平理事長が健在の時だったから8年ほども前になるか、平井知事と大栄のスイカを食べながら移住セミナーを開催したことがあった。あれ以来、ご縁ができ、スイカをお送りいただいている。このスイカを食すると当時のことを思い出す。食は文化というが、思い出にもつながり、食することは大切なことだと思う。昨日、今日と東京は猛暑となり、台風4号も来襲している。この台風、小型でスピードが速く、九州北部に上陸し、1日で日本列島を縦断し、明日明け方には太平洋に抜けるようだ。これは地球温暖化の影響であることは明らかで、人類の業の結果といって間違いあるまい。
 7月は移住相談件数が例年増加する。今月も、15日までのセミナー開催予定を見ると、なんと29回も予定されている。なかでも8日と9日は、12階のカトレアサロンとダイヤモンドホールの大きなセミナースペースで、8日は長野県・和歌山県、9日は岡山県・富山県が、それぞれ県主催の市町村を集めたセミナーを開催予定。多くの集客が見込まれている。また、1日からは愛知県がブースを開設した。これで、45道府県がブース開設となる。責任の重さを実感している。
 一概に45道府県といっても取り組みには強弱があり、確実に移住者を取り込んでいる県もあれば、まだ受け入れ態勢も十分でないところもある。ばらつきがあるが、それぞれの県の特徴を生かしながら、結果をいかに出すかに知恵を絞りたい。そのためには、結果の出ている県の取り組みをいかに学ぶかだと思う。学ぶも、真似るも同じこと。それが、45県が一堂に会するスケールメリットであり、大いに真似ることを勧めたい。
 1日のセミナーは5回の開催だった。新潟県新発田市は「しばたで自分らしく生きる人たち~就職編~」で予約は7名あり、全員が参加、当日2名で9名。イチゴ農家、稲作農家、地域おこし協力隊からそれぞれ実践的な報告があり、次につながる中身の濃いセミナーとなった。7月22日から1泊2日の体験ツアーも予定されている。同じく、山形県は「やまがたハッピーライフカフェ~農業での暮らしと里山の自然~」を西村山地域の寒河江市など1市5町で開催。8名参加。県は県内6地区ごとの移住交流推進協議会主催のセミナーとツアーを計画している。移住相談員が配置されて初めての滋賀県の「滋賀で暮らそう相談会」は予約が2名。しかし、当日参加があり、8組10名の参加。ほっと胸をなでおろす出来であった。これからに期待したい。2日は3回目の長崎県と佐賀県の「ながさき暮らし・さが暮らしUIJターン相談会」を開催。この相談会、地方創生の連携協定によって2年前から行っているもので今年も73組112人の参加で盛り上がった。同じく山梨県も富士・東部地域8市町合同セミナーを開催。24組38名の参加。山梨県は、今年度は県内を4エリアに分けて合同セミナーの開催を計画中でその一環としての開催であった。

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