地球は壊れているのか?

今年は天候不順が著しい。豪雨ともいえる大雨が全国各地で猛威を振るっている。とくに、広島市の雨には驚いた。死者はすでに72名を越えた(8/29現在)。現地を見ていないが山の裾野まで住宅開発が行われ、それが根こそぎ豪雨で崩れたようだ。人災といっていいのではないだろうか。ハザードマップは整備されていたのだろうか。1時間に100ミリを越える豪雨も珍しくない昨今、ハザードマップの整備や土砂災害危険地域の指定などを急ぐべきと考える。ただ、当事者は土地の値段が下がるからとそうした指定に抵抗しているようだ。人間の業といえよう。近年、こうした災害が多発しているが、水はけひとつをとっても都市の構造がこうした豪雨に対応できない構造になっているようだ。東京などでも、降雨による道路の水没は日常茶飯事である。これも温暖化の影響ということのようだ。地球は壊れているのだろうか、壊れたらアウト。しかしその前に人類は死滅する。うまく折り合いをつけて共存していくしかない。そうした時代に入っているのだ。

ブログの間が開いた。読者の皆さんには申し訳なかった。昨年あたりから、さらにふるさと回帰運動が盛り上がり、多忙を極めていることが遅れた理由だ。先週は久しぶりに沖縄に行った。沖縄の定住対策事業のコンペに合格し、その事業の一環としてふるさと回帰支援センターの取り組みと全国状況を話すためだ。行くたびに思うのだが、沖縄は南国ムードがいっぱいだ。最近は空港から町に出るのに海底トンネルが出来て便利になっていた。ホテルにはアジアからのお客が大勢いた。これを見る限り、リゾート地となっている。こうした光景を見る限り、米軍の基地の島には見えない。しかし、一方の現実は違う。戦後69年、実質米軍に占領されたままである。辺野古の埋め立ては強行されようとしている。24日には現地で抗議集会が開かれた。那覇からはバスで現地に向かったが、予定の倍の26台で反対集会に参加し、盛り上がったようだ。この情報、本土ではマスコミは取り上げない。また、11月の県知事選挙、翁長氏が優勢とのことだ。辺野古の埋め立てには根強い反対があるようだ。

8月3日に九州で宮崎県に続き2県目で、今年からブースを構え、離島の人口減をはじめ県内への移住対策に本腰を入れ始めた長崎県がセミナーを開いた。それがなんと、2013年の移住地域人気ランキング5位の熊本県と同日開催となったが、ほとんど引けのとらない76名の参加者があった。受け皿さえ用意できれば九州は潜在的人気が高く、移住希望者も多いことがあらためて明らかになった。ブースを開く自治体が増えれば、それを目当てに移住相談者が増える。この好循環を大事にしたい。

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