来訪者、続々と!

ここ数日、東京は五月晴れが続いている。コロナが収まりつつある中、25日は朝から来客が続き、嬉しい悲鳴となった。まず、10時には山形市議会鈴木議長が視察に見えられた。次いで山口県岩国市議会片山・植野両議員、鹿児島県日置市議会池満議長が、佐賀市議会堤議長が、広島県竹原市議会大川議長がそれぞれ見えられた。
午後からは石川県能美市議会田中議長が、福井県大野市の石山志保市長も顔を見せられた。市長は環境省出身ということ共通の知り合いの話題で盛り上がった。聞くところによれば全国市議会議長会が直ぐ側の有楽町国際フォーラムで開催されるとのこと。その前に、ということで朝から立ち寄っていただいた。それぞれの方々は公務で忙しいとは思うものの、時間を取って顔を見せていただけるのはそれだけふるさと回帰センターが知られ、覗いてやろうとの思いがあってのことと大歓迎である。また、夕方には富山県知事政策局舟根次長・成長戦略室長が立ち寄られ、10月にスタートする富山県創業支援センター、富山県創業・移住促進住宅の説明を受けた。

今年で5年目となる移住相談ブース出展自治体との意見交換会は中間点を過ぎ、先が見えてきたようだ。江森事務局長を中心に、稲垣副事務局長、宗像部長、早田部長、谷村部長の体制で、各団体1時間をメドに行っている。今年の特徴として、それぞれ工夫をこらした移住受け入れの取り組みを行っていることが目についた。また、出席者が担当課長級以上の方も増えており、意気込みを感じさせるものとなっている。この1週間の中で行われた意見交換会では、岩手県が過去5年間で、センターに置かれているブースでの相談件数は一貫して右肩上がりで、昨年は1,289件に達している。また、宮城県は相談者のU・I・Jターンの割合はIターンが50%と大都市仙台市を抱えることもあって一つの傾向を示している。福島県は2015年から2020年までの6年間で一貫して移住世帯が増加している。特徴のひとつは県内7振興局に2017年度から各1名の移住コーディネーターを配置していること、また今年度からモデル地域「お試し移住村(3エリア程度)」を用意していることなど。

取材、来客は、19日はNHKクローズアップ現代の取材。20日は山形県真室川町副町長、三重県地域連携部長、徳島県農林部長、秋田県議会柴田議長。24日は静岡県袋井市議会議員団4名。25日愛知県東三河総局長ほか。26日はテレビ東京取材。

地方移住セミナーは8回行った。

17日には、広島県が「~”働く場所”だけじゃない~ ひろしまコワーキングスペースの世界 【広島・尾道・庄原編】」と題して、広島市、尾道市、庄原市でコワーキングスペースを運営している3名をゲストに迎えてオンラインセミナーを開催。スペースが、人と人の偶然の出会いやつながりをつくったり、情報集積の場になるなど、地域コミュニティを知る存在になっており、移住者とのかかわりにもオープンな様子が伝わった。23名が参加した。

18日は佐賀県が「企業創業x佐賀移住 起業で開くNEXT DOOR」として、連続セミナー全10回の初回を会場とオンラインのミックスで開催。3週連続学びセッション「起業は誰にでもできる」の第一回のテーマは“起業チャンスをつくるツボ、こっそり教えます”。3回に分けてレクチャーする事で初心者にもわかりやすく、また3つのワークをオンライン参加者に投げかける事で興味とやる気を掻き立てる内容となった。最後に佐賀県独自の支援制度の紹介があり、佐賀県の移住に対する熱意の高さを感じた。

20日は、福島県が「誰も教えてくれなかった“地方移住”のはじめかた」をオンライン開催。福島県東京事務所職員とセンター福島県相談員が、ふたりで会話をしながら、移住を考え始めた段階の層を主対象としてさまざまに話題を提供して展開していた。参加者を定員制にした上で、随時投票形式でのアンケートを参加者に求めたり、チャットでの質問を場面ごとに呼びかけるなど、 Zoomのウェビナーを使ってのセミナーながら参加型のセミナーとして運営していたことが印象的であった。23名が参加した。

21日は、京都府が「いなか子育て&教育 vol.1~自然の中で、育てたい!-3つのユニークな園を巡る-」と題して、大自然の中でのユニークな子育てをテーマにしたオンラインセミナーを実施。宇治田原町、亀岡市、与謝野町の3つの保育園の園長先生・先輩パパ・ママがゲスト。園長先生からは自然活動を積極的に行う、できるだけ大人が手を貸さず「自分で考える・感じる」を大切に、などそれぞれの園の考え方を紹介。クロストークでは、スーパーや病院が少ない大変さ、習い事について、選ぶ学校によって送り迎えが大変などの具体的なお話があり、田舎で子育てしたい移住希望者の関心を集めた。

島根県は、「しまね暮らし入門セミナー」をオンライン開催。島根暮らしの入門編をテーマに島根定住財団スタッフとセンターの竹田相談員の2名のトークでお届けした。19の全市町村をスライド形式で紹介。参加者からチャットで島根弁でのトークを求められ、会話が進むにつれて二人のネイティブな島根弁を聞く事ができ、和気あいあいとした回となった。12名が参加した。

愛媛県は『愛あるえひめ暮らしフェア』を2週にわたり開催。1週目の21日は、第1部に「えひめ移住ファーストステップセミナー」として移住を考え始めた初期層の方をターゲットとしたセミナーを開催。都会と地方の違いや、移住までのステップ、仕事や、家計についてなどをお伝えした。先輩移住者とのホンネ交流会では、ゲストに首都圏から宇和島市に移住された方2名をお招きし、都心とのギャップやコミュニティについてなどお話いただいた。49名が参加し、チャット形式で質問も多く出て、盛り上がった。

2部では「Uターン移住者の話を聞いてみよう!」と題して、先輩移住者2名(上京後、他拠点生活を経てUターンした人、首都圏で整骨院をされてから戻った人)をゲストに話を聞いた。本気度の高い移住者の方が6名参加、具体的なプランも決まっている方もいた。先輩移住者もアクティブに活動されている人であったことから交流会でも盛り上がった。

22日は、茨城県が「空き家ではじめるLocal Life」をオンライン開催。常陸太田市と大子町で空き家をリノベーションして暮らす移住者や二地域生活者をゲストに迎え、茨城での暮らしを語った。キャンプや畑作業、地域とのかかわりが日常生活にあること、自分でもっと暮らしを楽しもうとしている様子が伝わった。石岡市、常陸太田市、高萩市、牛久市、大子町も参加し、空き家紹介や地域の暮らしを紹介した。9名が参加した。

1カ所で全国の移住情報を手に入れられるのは国内で唯一、ふるさと回帰支援センターだけ。
移住先が決まってなくても、相談員があなたにぴったりの移住先をご提案いたします。
まずはお気軽にご相談ください。

センターで相談する センターで相談する