相談件数、新記録更新!

 お盆に入り、さすがに今日は電車が空いていた。そして、うっかりして乗り越してしまった。こんなことってめったにないので、乗り越した自分にショックを受けている。暑かった数日前がうそのようで、ここ数日は若干涼しいような気がします。蝉もなき、甲子園も佳境に入っているのに、なぜか今年の夏は山を越したような気がするのはなぜでしょう。
 ふるさと回帰支援センターは明日から17日までお盆お休みです。青森や東北担当者など地方出身者は帰省しているようで顔が見えません。帰れる彼女たちがうらやましくも思います。自分が夏に帰省しなくなってもう幾年になるのか。この時期の帰省で思い出すのは、常磐沖で取れるかつおのアブラののった刺身のうまさだ。大皿一枚くらいはぺろりと食べたものだ。しかし、3・11の原発事故以降はそれもかなわなくなった。かつおが風評被害もあって小名浜などに水揚げされないのだ。残念でならない。秋刀魚だってしかりだ。こうした状況にあるのに、昨日から薩摩川内市にある原発が稼動し始めた。福島原発だって、その事故に対する責任は誰も取っていない。地域住民はその影響で自慢の魚も食べられない。そうした結果を招いたことに対しても東電は何の挨拶もない。原発事故はこうした食文化すら失わせるのだ。漁業者は保証金をもらってそれで終わりかもしれないが、地域住民はそうではない。このように原発事故の影響の大きさは計り知れない。九電は事故が起きた時は、はっきり責任を取れるのかそのことを聞きたい。責任の取れないことはやってはいけないのはこの世の常識なのだ。電力だって足りているのに。
 連休前に、7月の移住相談者の来訪記録が明らかになったが、なんと2619件と6月に比べ、さらに伸びた。その理由はセミナー参加者が1200人にも達していることがある。今週末は休みですが、週末は各自治体主催のセミナーが目白押し、これが移住相談者の数を押し上げているようだ。
 遅れていた情報誌も連休明けには発行できそう。フェアのプログラムは今日出来上がってきた。これから関係団体等に配布される。乞うご期待。それにしても気になるのは安保法案のゆくえ。30日には100万人行動が呼びかけられているが、どうなることか。今年の長崎の慰霊祭は日曜日だったのでTVで見ていたが、田上長崎市長は「日本国の平和憲法は辛く厳しい経験と戦争の反省の中から生まれた。戦争をしないという平和の理念は永久に変えてはならない原点」と訴えた。この訴えに対し安倍総理は記者会見で「今回の法制化は戦争を未然に防ぐためのもので、国民の命、平和な暮らしを守るために不可欠」と語り、まったく考え方はすれ違うばかりであった。そのための具体的根拠も明らかにしていない。何を言われても、何を聞かれても棒をのんだような答えばかり。これでは国民は納得しないはずだ。少しでも大学などで憲法を習った人なら誰でも集団的自衛権は認められないことは常識のことで、歴代自民党内閣はその考えを踏襲してきた。なのに、ここで解釈改憲に踏み出すなどということは正気の沙汰とは思えない。国が、政治がゆれている。日本よ!しっかりせよ。

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