知事・国際バカロレア認定校生徒・修学旅行生と多彩な訪問者

台風21号の影響で週末から首都圏は大荒れ。19日には雨のなか、二組の児童・生徒たちが訪れてくれた。一組は軽井沢にある全寮制の国際バカロレア認定校、インターナショナルスクール・オブ・アジア軽井沢の2名の女子高校生。一人はベトナム人で、一人は大分県出身の日本人。日本人生徒は、地域再生に興味があるとのことで訪問。来年はオランダのフローニンゲン大学に進学するとのこと。もう一組は静岡市葵区の大川小中学校の小学6年生6名。この学校は過疎地にある小中一貫校で、修学旅行で東京に来た折の見学先にセンターを選んだ次第。事前の学習もしっかり取り組み、児童手作りの地域紹介のパンフレットを持参し、静岡市の移住相談員を喜ばせた。この訪問は地元静岡新聞にも大きく取り上げられた。大川地区は近年、移住者が増加し、閉鎖されていた保育園が再開したことでも知られる。過疎地の地域愛に目覚めた小学生と、国際バカロレア認定校で学び、世界に羽ばたく女子高生。将来、それぞれがどのような人生を歩むのか。せめて、生き切ったという人生を歩むことを祈念したい。

20日には鳥取県岩美町議会の産業福祉委員会の6名の議員が視察に訪問された。所管が違うが、是非にと来られた。2時間ほどの間、活発な意見交換ができた。鳥取県はアピールが下手だからと謙遜しつつ、山あり、海ありの岩美町の良さを大いにアピールして帰られた。6人が6人、人の好さが全面に表れている一行で好感を覚えた。
21日の土曜日は午前に高知県の尾崎知事、午後に新潟市の地域・魅力創造部の高井部長、同坂井課長、大分県の豊後大野市の坂井市長に雨の中、来ていただいた。尾崎知事は1日に立ち上がった一般社団法人の高知県移住促進・人材確保センターの考え方などを説明され、やる気を見せていた。センターが8階に引っ越してからは初の視察。スケールアップした現状を見て、さらなる連携をと語った。
24日は高知県産業振興推進部松尾部長、滋賀県村上総務部長がそれぞれ視察にみえた。村上部長はかつて総務省過疎対策室に勤務されており、センターが大きくなったと感心され、滋賀県へ移住者をと語っておられた。

セミナーは金・土・日と3日間で10回の開催。金曜日は昨年に続き2回目の「北海道根釧地域の酪農で暮らす!」相談会には10組11名の参加。昨年比で倍増と少しずつ、移住先として広がり始めている。同日の長崎県「ながさきで独立!起業セミナーvol.4 あなたのアイデア実現するのは何処?」は12組15名の参加。平戸市と雲仙市の先輩移住者が起業経験を話した。
土曜日は茨城県など4回のセミナー開催。茨城県の第2回いばらき暮らしセミナーは結城市・鉾田市・鹿嶋市など8自治体が参加。中でも結城市は結城紬の着心地体験を行い、好評であった。参加者は9名。奈良県の「ならで働く、暮らす相談会in有楽町」は今年度初開催で、腰をすえたじっくり型の相談会であった。
24日も台風直撃のなか、4回のセミナーが予定通り開催され、滋賀県移住相談会は夫婦の移住者が来て、滋賀くらしの実践編を話した。参加者は9名。同日の富山県朝日町のセミナーは「『ちょうどいいまち」の住みやすさのワケをお話しします」とネーミングし、5名の参加。うち2名は地域おこし協力隊を希望。全体の進行は5か月前に地域おこし協力隊で移住した人が行った。台風のなか、中身の濃いセミナーとなったようだ。
今週末は10月最後の週末ということでなんと15回のセミナーが予定され、大いににぎわいそう。特に、29日の日曜日は12階のイベントホールでオール群馬の「ぐんま暮らしフェア」と福井の「ふくい移住・就職フェア」が行われる。乞う!ご期待。

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