設立15年、月3000件の相談達成

 今年最後のブログです。1年間ご愛読ありがとうございました。昨年の最後のブログで来年は月3000件の移住相談をめざすと目標を掲げて取り組んできたが、これは11月に達成した。
 一年間の推移をみると7月22日に8階に引っ越し、全国ネットの体制が確立した。以降、8月に1780件と相談件数は落ち込んだが、9月2602件、10月2586件と2600件前後に達し、この勢いが11月の3158件につながり、目標を達成した。8月の落ち込みは、お盆休みを7日間取ったことによるもの。7月以降の相談件数をざっと計算すると週の平均相談数は650件に上る。10月の有楽町の国際フォーラムでのふるさと回帰フェアも、全国350自治体の参加に移住希望者1万8176人の来場と大きなうねりになってきているとい言える事態となっている。今年は2002年11月のふるさと回帰支援センター設立から15年。15年目にして3000件の相談実績を達成するという記念すべき一年となった。また、昨年掲げた目標にセミナー開催350回もあるが、これも20%増しの年間418回と目標を上回った。11月の相談件数3000件越えを支えたのは一カ月48回という記録的なセミナー開催であったことは確かだ。確実にセミナー開催の拡大をめざせば必然的に相談件数は伸びていくことになることは確かだ。
 今年のセミナー開催の最後を飾ったのは23日の備後圏域連携協議会主催の「おかやま&ひろしま びんご定住フェア」。参加自治体は広島県から福山市など4市2町と岡山県から笠岡市・井原市の計6市2町。子育て世代をターゲットにしたが幅広い世代から44名の参加。東京交通会館の1階のイベントスペースと連携し、BINGOフェスティバル~備後deクリスマス~との同時開催と知恵を絞ったが、1階からの誘導はいまいちであった。
 新年は1月5日から通常勤務。7日には早速、宮城・広島両県主催の昨年に続く2回目となる「共同移住フェア」が12階のダイヤモンドホールで開催される。以降、いまのところ1月は33回のセミナーが予定されている。来年は政府の「まち・ひと・しごと創生本部」も3年目に入る。5年計画で進むこの取り組みも半分を超える。待ったなしの状況で成果を問われることになるのは必定である。政策全体を見ると総花的に見える部分もあるので、出来たこと出来なかったことを真摯に総括し、テーマを絞り、一点集中的にしっかり成果の出ることをやり、全体化を図ることを考えてはどうでしょうか。基本はこの地方創生は失敗の許されない取り組みであるという共通認識を官民を問わず共有することだと考える。この2年間それができたかといえば若干心もとないところもあるが一年の終わりにあたってそのようなことを考えた。新しい公共というセクターのNPOとしての役割を自覚し、移住・定住推進の役割を果たしたい。
 今年1年ご協力をいただいた各県・各自治体・各団体の皆さんに心から御礼申し上げます。ふるさと回帰支援センターは来年も役職員一同、皆様のご期待に応えるべく粉骨砕身頑張りますのでよろしくお願いいたします。良い年をお迎えください。

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