齋藤兵庫県知事が突然、視察に来訪!

11月23日、ついに後期高齢者の仲間入りとなった。2025年問題とかいうものがあるらしいことが今日、知った。団塊世代の最後に生まれた人も後期高齢者になることを指し、医療費などが膨らみ、要介護者も増加し、大変になることを意味しているようだ。しかし、この世代、年間の出生者がピーク時で270万人。それが、昨年の出生者は80万人、今年はさらに減る見込みとか。比較すると途方もない少子化がこれからのこの国の足かせになる。これだけではない、赤字国債もすでに1200兆円もある。こうした中でウクライナ戦争絡みで防衛費がGDPの2%への引き上げが議論され、財源は赤字国債で賄うといった議論がある。これはすべからく次の世代へのつけ回しを意味する。ことほど左様に多くは一事が万事の対応。なかなか明日に希望が持てる政策は見当たらない。

11月はセミナー開催が多いと前に書いたが、今日26日と明日27日を合わせるとなんと12回のセミナー開催になる。この分で行くと2022年は昨年の562回を上回る600回を超えそうである。また、各県相談ブースで開かれている個別相談会も昨年の499回を上回りそうとの報告が来ている。「移住セミナーへの参加無くして移住なし」、コロナ禍のなかで各県の健闘が際立っている。

取材・来客は、17日は岡山県玉野市柴田市長が来訪。20日は福島県東白川地方町村会の塙町など4町長が来訪、最近の移住動向巡って懇談。さらに、宮城県色麻町早坂町長も見えられた。20日は日曜日であったが群馬県のセミナーがあったので出勤し、群馬県の西担当副部長、担当課長に挨拶。セミナー冒頭でも最近の移住を取り巻く状況を報告させていただいた。22日は齋藤兵庫県知事が、時間が空いたのでと視察に来ていただいた。知事から「前に会っていますよ」と声をかけられ、恐縮した。午後は、山口県岩国市の石原市議が12月議会で移住を取り上げたいと来訪。意見交換した。24日は秋田県の移住・定住促進課長が来訪。これからの取組みについて率直な意見交換を行った。25日はフジテレビの「ポップUP!」にオンラインによる取材を受けた。

地方移住セミナーは24回開催した。

11月9日、高知県が「Uターン、Iターン、嫁ターン歓迎!『高知のきらりと光る個性派企業』」をオンライン開催。全16回の「理想の暮らしを高知で実現 移住まるわかり講座」シリーズの14回目。個性が光る高知の企業3社をピックアップし、社長への事前取材動画を交えてその魅力を伝えた。実際にその企業で働く先輩移住者をゲストに迎え、職場の魅力や都市部とのワークスタイルの違いを深堀りした。今回もオンラインでのみ配信し、計14名が参加。アーカイブ動画は特設サイトにて公開する。https://kochi-iju.jp/lp/iju-maruwakari/

10日、富山県は「TOYAMA テレワーク+移住を考える 3DAYS」をオンライン開催。自宅ではなく、Wi-Fi環境が整っているところで仕事したり、子供がいる場合は自宅で仕事し、昼休みに家事をしたりするテレワーク移住の様子を紹介した。また仕事以外では、富山ならではの食事や、広い公園で遊ぶなど、ゲストの属性に合わせた、富山での日常の楽しい過ごし方を伝えることができ好評だった。14名が参加した。

11日は宮崎県が「宮崎県日向市サーフィン移住セミナー」をリアル開催。実際にサーフィン移住したゲストのトークを中心に、日向市内の企業ともつなぐなど濃い内容となった。30代~50代の6組8名が参加者し、多くの質問も出て盛り上がった。

長野県宮田村と石川県穴水町は「住むならどっち!?~石川・能登半島で海暮らし/信州・アルプスの麓の山暮らし~」をリアル開催。防災協定を結んだ2つの自治体が初めて共催した。セミナーには町長と村長も参加し、トップの想いを披露するとともに、それぞれの特産物や魅力をクイズ形式で紹介。後半は市町村の職員が参加者に交じり、グループに分かれてフリートークして盛り上がった。9名の参加者は、男女比は6:3で、年代は20代の大学生から50代まで幅広かった。

岡山県は「おかやまぐらしオンライン移住ナイター座談会」をオンライン開催。県内の11市町が参加。各市町の特徴をPRした後、岡山に縁ある方と、縁もゆかりもない方にわかれてフリートークをした。農業や住まい、空き家のリノベーションといった質問が飛び交い、各市町や岡山県担当が回答した。関西、関東、九州など様々な地域から9組が参加。

12日は、群馬県桐生市が「オンライン体験旅~ぐんまの過疎地域とオンラインで繋がってみませんか~【キャンプで体感する桐生市編】」を開催。桐生市の山間部にある花見ケ原キャンプ場が舞台。キャンプ場管理者(地域おこし協力隊員)のトークを中心に、地域の案内を含め情報を発信した。参加者に事前に材料を送付し、キャンプ場での火起こしの方法などを実践しながら中継した。若者に人気のキャンプ生活をぐんまの魅力として大いに発信できたと思う。関係人口の増加にも期待ができる。31名が参加した。

北海道中頓別町は「北海道中頓別町 移住フェア~移住者の声をリアルに伝えたい!~」を3年ぶりに開催。個別相談会の時間を多めに設定し、イベント中盤にはミニセミナーも開催した。4組の先輩移住者の声を動画にまとめて発信。会場スタッフも全員移住者であり、生の声を届けたセミナーとなった。11名が参加した。

神奈川県小田原市は「小田原、ときどき東京~あなたの大切なものの圏内で移住してみませんか~」をミックス開催。3名の先輩移住者が自己紹介スライドを使用しながら都内から小田原へ来て暮らしがどう変化したか、プレゼンした。わかりやすく小田原の魅力が伝わるものだった。フリートークでも参加者から色々な質問が出て、盛り上がった。セミナー後のアンケートでは、満足度は100%、移住意欲も高くなったという回答が多く嬉しい結果だった。28名が参加。

富山県南砺市は「南砺で見つけるはたらくかたち 富山県南砺市移住セミナー」をリアル開催。通常の仕事紹介にプラスして、南砺市ならではの働き方(伝統工芸の継承、職人)をフックにして紹介した。当日参加の方も、そういった働き方に興味を持たれた方であった。5名参加。

山口県は「やまぐちYY!ターンカレッジ<第5回>移住オンラインツアー」をオンライン開催。各市担当職員が、地域おこし協力隊員や新規就農者、移住起業者を訪ね、移住の経緯や生活を紹介した。参加者からの多くの質問が出て、山口県の暮らしぶりを感じていただけた様子だった。27名参加。

岩手県県南地域は「南いわて暮らしセミナー~ゆったり暮らし 自分らしく働こう~」をミックス開催。告知はDM、メルマガ、個別メールを中心に岩手県のSNSでも発信。20~40代の参加者が多く、狙い通りとなった。製造業、建設業、サービス業、林業から企業人をゲストに招き、様々な分野の取り組みを聞いた。働く目線で南いわてを知ることができた。14名が参加した。

鹿児島県は「好きからはじまる 鹿児島移住」と題して、鹿児島市が今年度初の主催セミナーを開催。ワークショップやトークを中心に参加者と共に創り上げるプログラム。同じテーブルの参加者同士が楽しく交流し、終始和やかで良い雰囲気だった。さまざまな立場から鹿児島と関わる4名のゲストトークも盛り上がった。参加者アンケートも「ワークショップが楽しすぎて時間が足りなかった」「いろいろな方と話ができて自分の想いや考えを再認識できた」と満足度の高い結果となった。満席で大盛況のセミナーだった。17名が参加。

佐賀県は「~起業で開く NEXT DOOR~ 主婦のゼロイチ起業「想い」を叶える魔法のブレーキ」をミックスで開催した。ゲストは、専業主婦の頃に指のケガで自転車に乗れなくなった経験から、“握らないブレーキバー「パームブレーキバー」”を開発された方。強い思いと行動力が伝わるセミナーだった。会場、オンライン合計で10名が参加し、会場にはお子さん連れの参加もあった。

愛媛県は年間6回ほど開催している、オンラインでの個別相談会「愛あるえひめ暮らしフェア」を実施。農業や地域おこし協力隊に漠然と興味がある方たち11名から相談があった。移住時期はすぐにではなく、3年以内で検討しているという方が目立った。

13日は、新潟県は「新潟県U・Iターンフェア2022 -いっちゃえNIIGATA –」を東京交通会館12階で開催。大規模フェアとしては3年ぶりの開催で、市町村と関係団体を合わせ36団体のブースが出展。「いっちゃえNIIGATA」と題し、気軽に新潟県に行きたくなるような楽しい雰囲気を目指した。セミナーコーナーは、常にほぼ満席で、相談ブースも順番待ちがでるところも多く、若い世代の来場も目立った。391名が来場し盛況であった。

広島県は「~暮らす・働く・繋がれる~ もっとまるごと! オールひろしま移住フェア2022」を東京交通会館12階で開催。広島県内23市町中、18市町が参加する、今年度でもっとも大きなイベント。相談者は、本気度の高い方が多く、各ブースでは常に、相談対応を行った。広島往復チケットなどが当たる抽選会も実施した。速報値で200組以上が来場した。

三重県亀山市、熊野市、伊賀市、多気町、大台町は「ええとこやんか三重移住セミナー ~聞いてみよう♪ いなか暮らしのリアル~」をオンラインで開催。三重県全体の地域の説明と働き方について説明した後、各参加市町を紹介。座談会で少人数という事もあり、積極的な質問が相次いだ。農業に興味を持っている方が多く、補助や新規就農の方法、有機農法についての質問が出た。その他、住宅事情や地域おこし協力隊についての質問も出た。10名が参加。

茨城県は「エリアにとらわれない暮らし方~みんなで話そう!座談会~ 第5回いばらき暮らしセミナー」をリアル開催。笠間市、桜川市、古河市、稲敷市、利根町を紹介した。元地域おこし協力隊隊員がファシリテーターになり、座談会形式で開催し、最後に個別相談会を実施。各市町が相談を受けた。5名の参加であった。

福島県県北地域は「お家で農業体験!ふくしま県北の暮らしと文化を五感で感じるオンラインツアー」を開催。二本松市の農家に嫁いだり、移住して農業を志す女子が作った「あぶくまの里農ganic女子」のメンバーをゲストに迎えた。参加者は、事前に送った特産品セットで、田舎団子作りなどを楽しんだ後、二本松産の麦酒やリンゴジュースを飲みながらゲストとの交流を深めた。15名が参加した。

長野県は「ながので暮らそう!就農・住まい探しのススメ ぐるっとながの移住セミナー’22秋」をオンラインで開催。長野市を中心とした周辺9市町村による移住セミナー。新規就農と住まい探しに焦点を当て、コンパクトに紹介。新規就農した高山村のゲストによる体験談では、開墾した苦労や行政から受けたサポート、移住した感想を聞いた。後半は飯綱町に移住した方の家探しの苦労と物件探しのポイントを聞いた。39名が参加し、「気候やお金のこと、良い面悪い面関係なくバランス良く聞けて良かった」「ネット情報だけでなく、実際に現地に足を運び、つながりを作ることが大切さだと実感した」との感想があった。今後の現地訪問につながることを期待する。

鹿児島県は「【鹿児島県肝付町】南国!鹿児島で暮らす 移住希望者のための「空き家バンク」活用セミナー」をミックスで開催した。国内初の移住プランナーを講師に迎え、空き家バンクのしくみや移住者が活用できる制度、注意点など細やかにレクチャーした。また、肝付町の紹介では、ロケット打ち上げの様子を捉えた動画が壮大で、とても印象的だった。会場11名、オンライン11名の計22名が参加し、空き家バンクへの関心の高さが感じられた。

大分県は本年度6回目のオンラインおおいた暮らし塾「おおいた暮らし オンライン相談会」を開催。中津市、臼杵市、竹田市、豊後高田市、宇佐市、由布市、日出町、就職、就農、移住全般で個別相談に対応した。移住全般の相談では、Uターン決定、IT移住支援にエントリー済み、森林アカデミーの2次募集に応募済みの方など、移住に向けた具体的な相談が多かった。7組が参加。

静岡県浜松市は「移住して地域でコトを起こすなら~浜松の場合~」をオンラインで開催。浜松市の郊外エリアに移住し、お店を開いた移住者と、受け入れ側の地域の方をゲストに、双方から話を聞ける貴重な機会になった。30・40代を中心に12名の参加。

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