11月のセミナー開催数は47回に 

11月は実りの秋、読書の秋だが、この間読んできた民主党大統領候補のバーニー・サンダース自伝が面白かった。そして、アメリカ大統領選において、共和党のトランプ候補が脱落せずに頑張っている理由が見えてきた。彼の支持者は白人でアメリカ社会の中間層(自動車産業の労働者など)であった人たちで、この間のブッシュ(父)―クリントン―ブッシュ―オバマと歴代アメリカ大統領が進めてきたグローバル経済の推進によって職を奪われた人たちが、かつてのアメリカの復権をトランプ候補に託し、現在に至っていることのようだ。だから、日本のマスコミが取り上げるトランプ像だけで判断すると本質が見えず、失敗することになりかねない。

話は変わるが、ふるさと回帰運動も収穫の秋なのか、今月のセミナー開催が飛びぬけて多い。数えてみたら、なんと47回の開催となっている。特徴は、〈オール山梨のセミナー〉というような各県が企画し、各県下の自治体や各種団体を寄せて開催するケースが例月に比べ目につくようだ。これだけ開催数が多くなると参加人数が目減りするかという危惧も生じるが、現在のところ、そんなに目立って減っていることはない。しかし、今後ともセミナー開催が拡大するということになれば、移住希望者の輪の拡大が必須と考える。そのためには政府にもお願いしているが、移住者の成功事例の紹介や地域での活躍ぶりを、マスコミを通して積極的に取り上げていただくことが必要になってくると考える。セミナー開催数については、9月38回、10月39回とそれなりの回数を数えてきていることも書いておこう。

 4、5、6日のセミナー開催は9回、それぞれ知恵を凝らしたセミナーであったが、目を引いたのが6日・日曜日の初開催の「オール山梨移住セミナー」で、山梨県の全市町村が参加。FM放送の生中継も入れ、ゲストに劇団ひとりを呼んで開催。県の意気込みを感じさせるセミナーとなった。参加者は216家族580名。
同時刻で行われた岡山県の「来て!見て!晴れの国おかやま 移住・定住フェア」25市町村が参加、じっくり話し込むスタイルで移住相談に応じていた。中でも井原市が上下のデニムで応対。聞けば国産ジーンズ発祥の地とか、かのリーバイスよりも早くからデニムを手掛けていたとのこと。参加者は115家族172名。
5日・土曜日の福井県越前町は副町長も参加して「がっつりX vs半農半X」な暮らしとして、がっつり派は専業農家になった移住者と半農と半Xの陶器作家がそれぞれ田舎暮らしの極意を語り合って面白かった。
同日の食から知る鳥取県「とっとり暮らしWaku×3ナイト交流会」には漁師さん・農家さん・カフェオーナーさんがそれぞれ鳥取の食の魅力を語った。時あたかも松葉カニの解禁前日、話は大いに盛り上がった。参加者は21名。