地域社会を守るためにふるさと回帰運動はある!

どうも今年は天候不順のようだ。5月の連休というのに気温は3月下旬並みとのこと。今日は帰りが遅くなるかもと思い、念のため、コートを羽織ってきたがそれがなんとも重い。季節外れのコートが重いなど意識したことがなかったが、歳によるものだけではない、何かを教えられたような気がした。

 

5月になって、事務所には新たに高知県と山口県のブースが開設された。3・11以降、中・四国地方が「安全・安心」の観点からふるさと回帰の人気エリアとなっているが、高知は四国では初のブース開設だ。有楽町の事務所がある交通会館の裏、外堀通りに面した銀座一丁目にはアンテナショップが開設されており、2階のレストラン「おきゃく」では安価でカツオのたたきをはじめとした土佐料理も楽しめる。事務所が東銀座から移転して1年、カツオ好きな私はすでに常連となりつつある。

中国地方は岡山県が、突然と思えるような勢いで最近人気となり、今回の山口県のブース開設で中国地方の中心の広島県を除き、すべての県がブースを開設、万全の受け入れ態勢を確立したことになる。山口県はプライベートでも毎年訪れている。訪れる所は周防大島の先の沖家室島だ。そこには学生時代の先輩の墓があり、今年も3月に17回忌ということで友人たちとお邪魔したばかりだ。その島の泊清寺の新山住職はなかなかの人物で親しくさせていただいている。3月には昨年知事に当選した山本知事も顔を出された。

 

過日、長野県駒ケ根市をお邪魔した。同市の田舎暮らし推進協議会の第2回総会が開催され、その総会で話しを頼まれたからだ。長野市や松本市には何回となくお訪ねしたが、県南地方ははまだ一度も行ったことがなかった。福島ゆかりの保科正之公は高遠城主から会津に行かれた方だ。その桜は有名だが、すでに終わっていて見ることができなかった。変わりと言ってはなんだが光前寺の枝垂桜は満開で、京都・平安神宮の枝垂桜に勝るとも劣らない見事さであった。また市内にはいたるところに水仙が自生し、遠く中央アルプス、南アルプスが望める風光明媚なところであった。この駒ケ根市はふるさと回帰を仕掛けたのは最近だが県内でも屈指の人気エリアとなっている。

 

過日、担当が有楽町の情報センターにはどのくらいの地方自治体の情報が蓄積されているのかを数えたところなんと800の情報があるとのことであった。過疎化・高齢化に悩む自治体の必死の取り組みが伝わってくるような気がする。TPP交渉も始まろうとする中、何としても地域社会を守るための取り組みに組織をかけて頑張りたいと愚考する。

滴るような新緑の頃、よい連休をお楽しみください。

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